【好奇心を育むチャンス!】雨の日だからこそできる子どもの五感を刺激するお散歩遊び

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【好奇心を育むチャンス!】雨の日だからこそできる子どもの五感を刺激するお散歩遊び

5月に入ると少しずつ湿度も上がりはじめ、雨の季節の到来を感じます。小さな子どもを持つママパパにとって、雨の季節は洗濯物やカビ対策以上に「子どもと外で遊べないこと」に悩みやすい時期ではないでしょうか。

そんな悩みを抱えるママパパに向けて、本記事では雨の日のお散歩の楽しみ方を注意点とともにご紹介します。

文/マムズラボ

目次

どの程度の雨なら子どもとお散歩を楽しめる?

大前提として、本記事は「どんな雨の日でもお散歩に行こう」と呼びかけるものではありません。雨が強い日、風が強い日、気温が低い日など、危険を感じたり、子どもが体調をくずしたりする日のお散歩は避けるのが賢明です。

雨の日でもお散歩を楽しめるよう、弱い雨の日、気温が高めの梅雨どきなど、子どもが遊びやすいと考えられる日を選びましょう。

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雨の日のお散歩に用意しておきたい道具

雨の日のお散歩には、さまざまなタイプの雨具や道具を用意しておくと安心です。

【用意しておきたい雨具・道具】
・レインコートや傘
・長靴
・タオル
・着替え
・ぬれたものを入れるビニール袋

レインコートにはポンチョタイプやセパレートタイプなどがあります。お散歩だけなのか、それともどろんこ遊びや水たまり遊びもするのかなど、その日の遊びに合うタイプを選ぶとよいでしょう。

また、湿度の高い雨の日は、レインコートの中に熱がこもりやすくなります。そのため、体温調節をしやすい服装を選ぶことも大切です。

帰ってきたらすぐに体を拭けるように、玄関にタオルや着替え、ぬれたものを入れるビニール袋を用意しておくことをオススメします。雨にぬれた洋服を着たままでいることで体調がくずれるのを防ぐだけでなく、家の中も汚れずにすみます。

子どもと雨の日のお散歩でできる遊び5選

それではいよいよ、雨の日ならではのお散歩の楽しみ方をご紹介していきます。

今回ご紹介するのは、どれも子どもの五感に対して、普段とは異なる刺激を与えることができる遊びです。幼少期に五感を刺激することは、脳の活性化にはじまり、豊かな情緒や発想力、さらには危機管理能力の獲得など、発達によい影響を与えると考えられています。

水たまりに入る

雨の日の遊びでまず思いつくのは、水たまりで遊ぶことではないでしょうか? 子どもは水しぶきを浴びながら遊ぶことが大好きです。水たまりの中でジャンプしたり、水たまりから水たまりにジャンプしたりしながら遊ぶのも楽しいですね。

筆者の子どももおでかけ中に水たまりを見つけると、すぐに入ろうとします。普段のお出かけでは「水たまりに入っていいよ」とはなかなか言ってあげられないので、雨の日のお散歩で特別に遊ばせてあげるときっと喜ぶでしょう。

どろんこ遊び

どろんこ遊びも、水たまり遊びと同様に雨の日にできるオススメの遊びです。乾いているときとは異なる柔らかな土を踏んだり、触ったりすることで泥だんごを作るなど砂遊びとは違う楽しみ方ができます。

「汚れるからダメ」と止めずに、子どもの好奇心を最大限に刺激してあげてくださいね。

雨にぬれた植物の観察

体を動かす以外でオススメなのが、観察遊びです。たとえば葉っぱから水が滴り落ちたり、花の中心に水がたまっていたりする様子など、雨の水の動きをゆっくり観察してみましょう。

生き物をさがす

植物のほかに、カタツムリやカエルといった雨の日に見られる生き物をじっくり観察するのもオススメです。カエルやミミズなど、雨の日に現れやすい生き物を探してみたり、晴れている日によく見る虫や鳥が雨の日にはどこにいるのかさがしてみたりするのもおもしろいですね。

「なぜ〇〇は雨になると出てくるの?」「なんで雨だと△△はいないの?」など、疑問を抱くことは学ぶ力を身につけるよいキッカケになります。

雨の音を楽しむ

傘にあたる雨の音を聞いたり、水たまりの水を叩いてみたり、雨の音を楽しむのもすてきなことです。子どもが雨の音に集中していたら、ママパパは途中で邪魔をせず、見守ってあげることが大切です。

自然の中での雨の音を楽しみ、子どもといっしょにリラックスできる時間をつくってみるのはいかがでしょうか。

子どもと雨の日にお散歩遊びをするときの注意点

ここまで雨の日の遊びをご紹介してきましたが、普段とは違う環境だからこそ、いつも以上に注意が必要となる場合もあります。とくに小さな子どもは何が危険なのかをまだ理解できていません。

ここからは危険性についてお伝えしていきますので、ママパパが充分に注意したうえで、少しずつ子どもに教えていくようにしましょう。

滑りやすくないかなど経路の安全を確認する

雨の日は路面が滑りやすくなっているため、経路の安全を確認することが大切です。特別な遊びに気分が高まると、子どもは走り出してしまいがち滑ってケガをしないためにも、あらかじめ子どもに走らないよう伝えておくとよいでしょう。

また、雨の日のお散歩には欠かせない長靴も、普段の靴とは履き心地が異なるため、上手に歩けないこともあるかもしれません。雨の日デビューをする際も、いきなり水たまり遊びやどろんこ遊びをするのではなく、徐々に慣らしていくことが大切です。筆者も2歳の子どもに長靴を買ったときは、晴れの日にしっかり練習してから雨の日デビューをしました。

体が冷えやすいので短時間にする

雨が降っているときに外に出ていると体が冷えてしまうこともあります。そのため、長時間外にいないよう注意が必要です。

また、活発な子どもの場合、レインコートを着ると内側が蒸れて汗をたくさんかくことがあります。帰宅後に寒くなさそうだからといって着替えさせなければ、汗によって体温を奪われてしまいます。子どもの体調を守るためにも、雨の日の外遊びから帰宅したらすぐに着替えることが大切です。

普段と違った雨の日のお散歩遊びを子どもといっしょに楽しもう

雨の日のお散歩は、かんたんに楽しく非日常を体験できるだけでなく、子どもの発達にもよい刺激を与えます。ママパパともいっしょに楽しめばコミュニケーションの促進にもつながるでしょう。準備をしっかりと整えて、子どもの雨の日の大冒険を手伝ってみてはいかがでしょうか。

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