【学校の宿題は多い?少ない?】先生に宿題のリクエストをしてもいい?

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【学校の宿題は多い?少ない?】先生に宿題のリクエストをしてもいい?

「違う学校に通う友だちは、日記の宿題があるそうです。文章の練習になるし、羨ましい気さえします。

先生にこちらから『こういう宿題を加えてください』とリクエストしてはいけませんか?」

日記に限らず、家庭学習のつもりで
宿題を先生に要求することってできるのでしょうか?
教育評論家の
親野智可等先生にうかがいました。

親野

「極端に指導に問題があるということならともかく、
そうでないならこういう要求はしないほうがいいと思います。

家庭によって
『宿題を減らしてください』という保護者もいれば
『増やしてください』という保護者もいます。

日記を出してほしい保護者もいれば、出さないでほしい保護者もいます。
書き取りの宿題を毎日出してほしい保護者もいれば、そうでない保護者もいます。
宿題をそれぞれの家庭のニーズに応じて個別に出すということは不可能です。

もし、文章の練習をさせたいということでしたら、
子どもと一緒に日記を書くのがオススメです。
子どもが書いて保護者が返事を書く。
子どもは喜びますよ。
せっかく、友だちから日記というアイデアをもらったのですから、
保護者の裁量で、家庭学習として行いましょう。

そして、それを学校に持っていって
先生に見てもらうようにするといいでしょう。
そうすれば、先生も喜んでみてくれますよ」

親野先生ありがとうございました。
確かに子どもと交換日記なんて、楽しそうですね。

この記事の監修・執筆者

教育評論家 親野 智可等

長年の教師経験をもとに、子育て、親子関係、しつけ、勉強法、家庭教育について具体的に提案。著書多数。人気マンガ「ドラゴン桜」の指南役としても著名。X、Instagram、YouTube、Blog、メルマガなどで発信中。オンライン講演をはじめとして、全国各地の小・中・高等学校、幼稚園・保育園のPTA、市町村の教育講演会、先生や保育士の研修会でも大人気となっている。

音声配信サービスVoicyの配信番組「コソダテ・ラジオ」の2022年12月の金曜マンスリーゲストとして出演。「家庭での学習習慣」について熱いトークを配信しています。

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