行動制限のなかった今年の夏は、久しぶりに実家や義実家に帰省した方も多かったことでしょう。今回は、子育て中のママに、帰省中に起こった義父母をめぐる事件やイライラを聞きました!
わかる! それはないよね…と育児にがんばるママたちの愚痴、受け止めてやってください!
文/こそだてまっぷ編集部 イラスト/藤本けいこ
久々の義実家はやっぱりしんどかった!
義父がマジギレ! そんなに怒らなくても…
義実家に久しぶりに帰省したのですが、息子が緊張して、トイレにちょっとおしっこをこぼしてしまいました。
元々、厳しい義父は、ほんのちょっとこぼしただけなのに、「座ってすればそんな失敗しないはずだろう。風呂場ですぐ尻を洗ってこい!」とマジギレ。5歳児にそんなに怒らなくてもいいじゃん! 息子はべそをかきながらシャワーを浴びました。滞在中はずっとトイレの床に、タオルや古いカレンダーの紙が敷き詰められていました。(40代・Yさん)
カラオケでまさかのダメ出し!
この夏、義父母と初めてカラオケに行きました。義父母の歌唱力はいたって普通。ところが、4歳の娘がアンパンマンの歌を歌うと、義父からまさかのダメ出しが!
「うちの家系に音痴はいないんだよな」 それって、私(の家系)が音痴だろうって言いたいの? あなた方もあなたの息子(旦那)も、たいしてうまいわけじゃないのに! っていうか、まだ4歳だし、楽しく歌えればいいんじゃないの? 楽しい気持ちも台無し。もういっしょに行きたくない!(30代・Mさん)
買う前に確認してほしかった!
うちの娘、乳製品のアレルギーなんですが、久しぶりに帰省したら、義母がチーズケーキを用意していました。「アレルギーなので食べられないです」と言うと、「え、そうなの? 美味しいのにー、かわいそうね」と、そんなに気持ちのこもっていない言い方の義母。いやいやいや、ずっと前から娘のアレルギー知ってましたよね! 忘れてたでしょ、絶対。(30代・Tさん)
外出しまくりの義母…
とてもマイペースな義母。2世帯にするつもりで建てたわが家に引っ越す気はさらさらなく、すでに義父は亡くなっているので田舎で一人暮らしをしています。
孫たちが久しぶりに帰省するというので、とても喜んでくれていたのですが、実際に帰省してみると、義母のスケジュールがびっちり。
「スイミング」「カメラ」「友だちと植物園」…、とにかく家にいない! そして帰宅すると、シャワーを浴び、ビールを飲み、私が作った夕飯を食べてテレビを見る義母。孫の相手なんてほぼする気なし! 滞在した一週間、食事作りや掃除は嫁の私の役目。2世帯で住んでいたらどうなっていたか、考えただけでも恐ろしい…。(30代・Eさん)
「つばつけておけば治る」はちょっと…
義実家のそばは、一級河川が流れており、大きな土手があるので、子どもたちにはもってこいの散歩コースです。ところが。朝ごはんができるまで、私が子どもたちといっしょに散歩に行ったところ、下の娘(2歳)が土手で転び、ひざをすりむいて大泣き。
5歳のお兄ちゃんと「痛いの痛いの飛んでけ~」「あと少しでばあばん家(ち)だからガマンだよ」と励ましながら連れて帰りました。 娘のひざを洗おうと庭に回ると、植物に水をやっていた義母が、「あら、こんなのつばつけておけば治るわよ」と指をペロッと舐めて、娘の傷口に! すぐに義母に隠れて水で流しましたが、ゾッとしました!(40代・Iさん)
終活を始めた義母…いろいろ押し付けないで!
帰省した早々に、義母から「終活を始めたの」と聞かされた私たち。「あなたが気に入ったのを持って行って」と言いながら出してきたのは、バラを施した象牙のネックレス、何年も使っていなかったであろう大量のバッグ、何年も前に流行ったかもしれないトレンチコート、昔海外で買ってきたという胸元に大きなボタンの花がかかれたTシャツ、義父がゴルフコンペでもらったという大量の帽子、透けた紺色の大量の靴下(おじさんがはいているイメージの)などなど。
どれもいらないし、孫にの相手もしてもらえず、そっちのけで終活の手伝いをさせられただけの帰省に終わりました。(40代・Kさん)
義母に2世帯をほのめかされる!
わが家と義実家の距離は電車で90分くらい。そんなに離れていないのですが、帰省したのは久しぶりでした。
義母は、人生ゲームやトランプ、ウノ、将棋などの遊びをよく知っていて、息子たちとはけっこう遊んでくれるし、食事の支度のときも嫁の私には「いいのよ、座ってて」と言ってくれるので、義実家はくつろげちゃう場所。が、いかんせん、食事がしょっぱい!
帰省最終日の夜、戸建てのチラシを見ながら、義母が、「ねえ、2世帯ってどう思う?」とつぶやきました。旦那が、「無理でしょ、ここから会社に通うのは遠いし」と通勤時間を理由に断ってくれたけど、内心ドキドキでした。(30代・Rさん)
銭湯の脱衣所で祖父を待つ健気な息子
義父は大の銭湯好き。築40年の賃貸マンションの風呂が狭いと、よく銭湯に行きます。
6歳になった息子に「お、たまには銭湯に行くか?」と声をかけてきました。息子は、じいじとの初の銭湯に大喜びでついて行ったのですが…。 お湯が43℃と、子どもには熱過ぎて、息子は片足突っ込んだだけで湯船に入れなかったそう。そしてじいじが風呂からあがるのをずっと、脱衣所で待っていたらしい…。(30代・Tさん)
イライラして過ごした義実家での夏休み、みなさんお疲れ様でした! また教えてくださいね!
この記事の監修・執筆者
未就学から中学生までの子を持つママ編集者を中心に、子どもの学びや育ちに関する様々な情報を日々発信しています!
こそだてまっぷから
人気の記事がLINEに届く♪