スタートが肝心!かしこいママ友づきあいの秘訣って?【教えてトラブル対処法*専門家に聞きました】

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スタートが肝心!かしこいママ友づきあいの秘訣って?【教えてトラブル対処法*専門家に聞きました】

いよいよ新年度がスタートしました。新たなママ友とのおつきあいにドキドキしたり、不安になったり…。今回は、新年度にあたって、スムーズにママ友づきあいをはじめるためのコツを「ママ友トラブルフォーラム ママ友110番」主催のなかさとさんにお聞きしました。

イラスト:やまぎし みゆき

目次

事例1)苦手だった元・同級生の子どもが、同じ幼稚園に…

わたしの中学時代の同級生の子どもが、同じ幼稚園に入園してきました。正直、中学時代から、彼女のことが苦手です。平気でうそをつくし、仲良しグループを作って他の人を仲間外れにするし…。

でも、他のママ友から「○○ちゃんのママと中学時代の同級生なんだってね。とても仲良くしてたんだって?」と聞かれて困りました。「うん、まあ…」とあいまいに答えましたが、できるだけ彼女と関わりたくありません。「あまり仲良くなかったから、距離をおきたい」と他のママ友に話すべきですか?

なかさとさんからのアドバイス
まずは、心の中の距離をとって、無難な対応を

昔の同級生がママ友となる場合、以前の関係性や当時のお相手のふるまいなどは多少なりとも気になってしまいますよね。

しかし、「過去の印象が悪い」という理由だけで、他のママ友に「彼女とは距離を置きたい」と発言するのは、少し早合点ではないかな、と感じます。同級生ママの昔の言動は、現在お付き合いがあるママ友たちには何ら関係ありませんし、過去を引き合いに出し、ネガティブな印象を与えるのもよいとはいえません。

とはいえ、意に反して必要以上に親しくする必要はありませんよ。まずは「昔の同級生」ということは一度置いておいて、他のママ友たちと同じようにフラットなお付き合いに徹してみませんか? 同級生ママがさらに「昔の知り合い」ということを強調してきたとしても、淡々と受け流して特別な関係は築かない。他のママ友に宣言しなくても、“心の中での距離”は自由にとることができるのです。実際距離を置くか否かは、その後で判断しても遅くないように思います。

事例2)はじめてのママ友。どんな話をすればよいのかわからない

今年、幼稚園に入園しました。お迎えのときなど、同じクラスのママたちと顔を合わせるのですが、お互いに新しい顔ぶればかりで、何を話せばよいのかわからず、なんとなく気まずい雰囲気のままです。うまくママ友づきあいをスタートさせるには、どんな話をするのが正解なのでしょうか?

なかさとさんからのアドバイス
「笑顔で挨拶」を心がけていれば、自然と打ち解けられます

慣れないママ同士の関係ですから「きちんとお付き合いしなくては」と、ついつい身構えてしまいがちですね。

私は常日頃、たくさんのママたちにお伝えしていることがあります。それは“ママ友に対して、無理に会話をしなくても大丈夫。ニコニコ元気に挨拶できれば、それで十分!”ということです。肩肘張って会話を広げなくてもいいのですよ。挨拶の後に続く会話は、そのうち自然とついてきます。何より、気持ちよく挨拶されて嫌だと感じる人は1人もいないと思いませんか? そうしているうちに、園での出来事や子どもの話題などが自然にできるようになってくるでしょう。

それから、お相手ママとの距離の縮め方も気になるところです。「出会って間もないママから、プライベートの質問ばかりされて迷惑」「まだ親しくもないママに、友だち言葉で話しかけられ、“ちゃん付け”もされ戸惑っている」など、こちらの「早く仲良くなりたい」という気持ちが空回りしてしまうケースも見受けられます。

「リラックスした関係になりたいな」と考えているのは、きっとご自身だけではありません。程よい距離を保ちながら、少しずつ楽しい会話が増えるといいですね。

この記事の監修・執筆者

ママ友トラブルフォーラム ママ友110番主宰 なかさとさん

ママ友トラブルアドバイザー。自身の経験から、閉鎖的なママ友社会をうまく乗り切る方法を研究・伝授している。マンツーマンによる丁寧なフォローアップや、定期的に座談会などを行う。一児の母。

HP
https://mamatomo110.com

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