【時計の読み方は3ステップで覚える!】子どもに教えるときのポイントも紹介

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時計が読めるようになると、普段の生活の中でたくさんのメリットがあります。しかし、時計の読み方が難しいと感じる子どもは多く、なかなか時計の読み方が覚えられないと悩む保護者は少なくありません。

そこで、この記事では子どもが楽しく時計の読み方を学べる方法をご紹介します。

文/マムズラボ

目次

いつからはじめる? 時計の読み方を教えるタイミング

時計の読み方は小学校1〜2年生ごろに習います。とはいえ、小学校生活は時間割りがあるので時間どおりに行動することが求められます。そのため、就学前から少しずつ時計に慣れて日常的に読み方に触れるように意識しましょう。

時計の読み方を教えはじめるタイミングは、子どもが時計に興味や関心をもったときがオススメです。数字が読めるようになったタイミングで教えてあげるのもいいでしょう。

オススメの記事:【読み書き・計算以上に身につけておきたい習慣とは?】小学校入学前の家庭学習について解説!

時計が読めるメリットとは?

時計が読めるようになるとたくさんのメリットがあります。主なメリットは以下のとおりです。

・先の見通しをもって行動できるなど、時間の感覚が身につく
・時間を決めて行動することで規則正しい生活が送れる
・自ら時計を見て行動することで自立心が育つ
・先取りして学習することで、子どもの自信につながる

時計の読み方を教えるときのポイント

「子どもにどうやって時計の読み方を教えたらいいの?」と悩む保護者も多いでしょう。子どもに時計の読み方を教えるときのポイントは4つあります。

デジタル時計よりもアナログ時計がオススメ

アナログ時計は、時、分、秒を針の動きでとらえることができ、時間の流れを視覚的に理解しやすくなります。また、時間の進行が直感的に感じられるため、時間の経過を実感しやすくなります。

生活の中で不定期に時間を尋ねる

日常のさまざまなシーンで「今、何時かな?」と子どもに尋ねることで、自分で時計を見る習慣を身につけさせることができます。これにより、時計を意識的に確認することの大切さを理解させることが可能です。

子どもが楽しんで覚えることが大切

ゲームや楽しいアクティビティを取り入れるなど、興味を持たせながら楽しく学べる環境をつくるのも、時計の読み方を教える際のポイントです。

知育教材やアプリを活用するのも効果的

市販されている時計に関する教材やアプリを利用することで、繰り返しの練習や遊び感覚での学習が可能となり、効果的に時計の読み方を身につけさせることができます。

【3ステップ】時計の読み方の教え方

ここからは、子どもが楽しく学べてわかりやすい時計の読み方の教え方をご紹介します。1つずつステップを踏み、焦らずゆっくり理解していきましょう。

【ステップ1】短針の読み方からスタート

まずは、短針の読み方を理解しましょう。おもちゃの時計などを活用し、短針だけに注目させることがポイントです。

短針の読み方で大切なのが、「教えよう」とせずに、生活の中で時間を意識させるような声かけを繰り返すことです。そうすることで、自然に時間の感覚を身につけられるでしょう。「短い針が3のところにあるから3時だよ。おやつの時間だね!」など、子どもが喜ぶ声かけがオススメです。

短針が数字と数字の間にあるときはどの数字を過ぎているかに注目させます。「短い針が3と4の間にあるけど、今何時かな?」などと子どもに問いかけ、きちんと答えられるようになったら次のステップに進みましょう。

【ステップ2】ちょうどの時間と30分を教える

短針の読み方が理解できたら、長針の読み方も少しずつ教えていきます。6時や12時などのちょうどの時間、9時半、3時半などの30分の時間を教えましょう。

普段の生活の中で時間の経過を意識できるように取り組んでみてください。たとえば、12時にごはんを食べはじめたら「12時半までに食べ終わろう!」などと目標をたてるのがオススメです。

【ステップ3】「分」を教える

ちょうどの時間と30分が理解できたら、次は「分」を教えます。まずは「5分」を教えることからはじめましょう。ことばで説明しても理解するのは難しいので、ステップ2と同様に、生活の中で時間の経過を意識できるように取り組むのがオススメです。

たとえば、「長い針が1のところにきたら5分だよ。5分までに着替えを終わらせよう!」など、時間を意識しながら行動するようにうながすと理解しやすいです。歯磨きや着替え、明日の準備など5分程度で終わる作業の際に繰り返し声かけすることで習得も早まります。

次に、「5分」が理解できたら「1分」を教えましょう。ただし、1~60までの数を読めるようになることが優先です。

時計の読み方を学べるオススメの教材3つ

子どもは楽しいことが大好きなので、絵本や知育玩具を活用するのも効果的です。最後に、時計の読み方を学べるオススメの教材を3つご紹介します。

【Gakken】こどもずかんとけい英語つき 新装版

Gakkenの「こどもずかんとけい英語つき」は、時計の知育絵本です。短針と長針が連動したカチカチ時計には、1分毎に「カチッ」と針が動く感触があるのが特徴です。子どもが音や指先の感覚を通じて、遊びながら楽しく時計を学べます。

付属リーフレットのQRコードから、「とけいワーク全30問」をダウンロードしてワークに取り組むことも可能です。

【Gakken】とけいとじかんのれんしゅうちょう

Gakkenの「とけいとじかんのれんしゅうちょう」は、時計の読み方はもちろん、時間管理やタスク管理の考え方も身につけることができる1冊です。

実生活に役立つ時間感覚や計画する力、大人になってからも必要とされるタスク管理の考え方の土台を学べます。

【SEIKO】KR887L

SEIKOの学習時計は、視覚的に1日の時間の概念が子どもにもわかりやすいよう工夫されている知育時計です。0~59分の小さな区切りと5分刻みの大きな区切りが見やすく、とくに、「分」を覚えるのにオススメです。

時計としての機能も優れており、秒針は連続秒針のため「カチカチ音」も気になりません。

公式サイト

子どもといっしょに楽しみながら時計の読み方を学ぼう!

時計の読み方は、ことばで説明するとなかなか理解しにくいものです。日常生活の中で「今何時?」「12時だからお昼ごはんだね!」などと意識して声かけをしましょう。生活の中で自然に時計を見る機会を増やすようにし、楽しく時計の読み方を教えてあげてくださいね。絵本や知育玩具の活用もオススメです。

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