【ランドセル置き場はどこが正解?】子どもが片づけやすいオススメ収納方法

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子どもは学校から帰宅したとき、決められた場所にランドセルを置いていますか? 
気がつくと、玄関やリビングルームにランドセルが放置されていることもあるのではないでしょうか。ランドセルを指定の場所に置く習慣づけができれば、次の日の支度がしやすくなり、子どもも保護者も楽になります。

そこで今回は、ランドセルの収納場所の決め方や、先輩ママのランドセル収納のアイデアをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

文/マムズラボ

目次

オススメのランドセル収納場所はどこ?

平日は毎日使ううえ、教科書などの出し入れも多いランドセル。まずは、オススメの収納場所をご紹介します。

リビングルーム

低学年の子どもは宿題や準備に不慣れなことが多く、保護者が手伝う機会も頻繁にあります。そのため、ランドセルを収納する場所をリビングルームにすると、保護者が見守るなかで宿題や準備に取りかかることができ、学校からのおたよりの受け渡しもその場で終わります

収納場所に、学用品や教科書をしまうスペースを設けておくと、後片づけといっしょに時間割や忘れ物チェックもできますね。また、子ども部屋を用意していなかったり、リビング学習に取り組んでいたりする場合にも向いています。

ただしリビングルームは家族が集まる場所なので、学校に関する道具の後片づけは習慣化させることが大切です。 学用品はランドセル収納場所に設けたスペースに片付けるよう、意識付けをするとよいですね。

子ども部屋

子ども部屋がある場合、ランドセルの収納場所をしっかり用意しておきましょう。学習机の近くにあると、ランドセルの中身の出し入れや宿題がしやすくなります。学用品や教材も同じ場所に置くことで、翌日の準備もスムーズに行えます。

ただし慣れないうちは、おたよりなどの必要書類を出し忘れたり、翌日の準備をし忘れてしまったりする可能性もあります。子どもが慣れるまでは、保護者が声かけをしてあげるとよいですね。

玄関

玄関にランドセルの収納場所があると、帰宅してすぐ片づけることができます。スタンド型の専用ラックの場合、学用品や上着もいっしょに収納できて便利です。翌朝も登校前に玄関で身支度を整え、持ち物の最終チェックも行うことができます

ただし、帰宅時はリビングルームに行く前にランドセルの片づけが完了するので、必要なものを出し忘れる可能性があります。宿題や学習をリビングルームや子ども部屋で行う場合は、教材などを持ち運ぶ必要があります

オススメ記事:【忘れ物が多いのはなぜ?】小学生の忘れ物対策6選と悪化させる親のNG行動

ランドセルを収納する場所を決める際のポイントとは?

続いて、ランドセルを置く場所を決めるポイントを2つご紹介します。

子どもの動線に合っているか

ランドセルの収納場所を決めるときは、子どもの動線を考慮しましょう。ランドセルの収納場所を決めたのに子どもがその場所にランドセルを置いていない場合、子どもの動線に合わないことが原因かもしれません

たとえば、「帰宅して2階の子ども部屋にランドセルを置き、1階のリビングで宿題をして、そのままリビングで遊ぶ」場合は、2階まで行くことが負担になっている可能性があります。子どもが帰宅してからの動線をチェックして、負担にならないところにランドセルの収納場所を用意しましょう

収納しやすいところにあるか

ランドセルの収納場所がリビングルームや子ども部屋の場合、部屋の入り口の近くに収納スペースを用意しておくと、置き忘れを防ぐことができます。玄関の場合は、靴を脱ぎ履きする玄関のすぐそばだと子どもの目に触れやすく、帰宅後にすぐ収納できます。

なお、収納場所を子ども部屋や玄関框にする場合、宿題やおたよりなどを子どもが出し忘れる可能性があるので、リビングルームに必要なものを置く専用スペースを確保するのがオススメです。帰宅したら必要なものをランドセルから出し、リビングルームの専用スペースに入れるところまでをセットで習慣づけできるとよいですね。

【ランドセルの収納場所がリビングルームの場合】
・リビングルームの入り口周辺に「ランドセル収納(ラックなど)」を用意
・その近くに「宿題や学習のものを置くスペース」「おたよりなどを置くスペース」を用意

【ランドセルの収納場所が子ども部屋の場合】
・子ども部屋の入り口周辺に「ランドセル収納(ラックなど)」を用意
・リビングルームに「宿題や学習のものを置くスペース」「おたよりなどを置くスペース」を用意
※ランドセルを置いたら、必要なものをリビングルームに持っていくことを習慣化する

【ランドセルの収納場所が玄関の場合】
・玄関框に「ランドセル収納(専用のスタンド型ラックなど)」を用意
・リビングルームに「宿題や学習のものを置くスペース」「おたよりなどを置くスペース」を用意
※ランドセルを置いたら、必要なものをリビングルームに持っていくことを習慣化する

先輩ママのランドセル収納アイデア3選

先輩ママはランドセル置き場をどのように工夫しているのでしょうか。Instagramの投稿からご紹介します。

【置くだけオープン収納】子ども部屋のキャスターつきワゴン

「ミニマリストかなる」さんのInstagramより(@littlebijou.littlebijou)
https://www.instagram.com/p/CXdd49MJUz0/

ミニマリストかなるさんの、キャスターつきワゴンを使用した収納例です。いちばん上の棚をランドセルとファイル類の収納場所にしており、2段目と3段目に学用品や文房具を収納。1台に必要なものがすべて収まっています

フタや扉がないオープン収納なので、子どもでも把握しやすくてよいですね。キャスターつきのため子どもの力でもかんたんに移動でき、準備もスムーズにできそうです。

ランドセルの収納棚にフタや扉がある場合、フタの上や扉の前にランドセルを放置するケースもありえます。また、収納棚が身長に合わない高さの場合は、しゃがんだり背伸びをしたりする必要があり、子どもも面倒に感じてしまいます。そのため「置くだけ」で完了するオープン(ワンステップ)収納がオススメです

ランドセル収納専用のラックやランドセル収納を備えたラックだと安心して使えます。

●ランドセル収納の例
・専用の収納ラックや収納スタンド
・ランドセル収納つきのハンガーラック
・キャスターつきワゴン など

【投げ込み型収納】リビングルームのテレビ台の下

「Miwa」さんのInstagramより(@kan___koto)
https://www.instagram.com/p/CoOISKAhMC6/

Miwaさんは、リビングルームのテレビ台の下にオープンラックを設置し、ランドセルを投げ込むスタイルで収納しています。帰宅しておたよりなどを出したあとは定位置に置くだけなので、低学年の子どもでもかんたんにランドセルを収納できるのがよいですね。

ランドセル収納の近くには不要なプリントを入れる“ぽいぽいボックス”を設置。期間を決めて保管する場所として活用しているそうです。

【置くだけ収納】リビングルームの隣の和室のハンガーラック

「りさ」さんのInstagramより(@hanahane_ri)
https://www.instagram.com/p/B_bjEc2AoY9/

リビングルームの隣の和室を、学用品などを置くスペースにしているりささんの事例です。スペースには制服や上着、学校の指定帽などをかけられるハンガーラックを設置し、ラックの棚部分に2人分のランドセルを収納しています。

ランドセルの横には教科書などを収めるファイルボックスを置き、下の棚にも通学や学校で使用するものの収納スペースもあります。必要な準備がすべてここで完了するので効率的ですね。

学校へ持っていくものはランドセルだけではありません。教科書やワークブック、筆記用具、給食袋、体操服、ハンカチなど日常で使用するもののほか、学年により鍵盤ハーモニカや絵の具セットなどの教材もあります。ランドセルを収納する場所に、いっしょに何を収納するかを決めておくと、片づけや準備がしやすくなります

ランドセルの収納場所を決めて、学校の準備をスムーズに行おう

ランドセルの収納場所がきちんと決まれば、片づけが楽になるだけではなく、宿題や学校の準備の習慣づけもしやすくなります。子どもが使いやすい置き場所や収納の仕方を決められるとよいですね。

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