【飛行機編】子連れ旅行はこれでバッチリ! 事前の対策ポイントとコツ(前編)

更新日: 公開日:

【飛行機編】子連れ旅行はこれでバッチリ! 事前の対策ポイントとコツ(前編)

ゴールデンウィーク、夏休み、シルバーウィークや年末年始…。中長期のお休みは、旅行や帰省をするタイミング。そのときの移動手段として飛行機を使うご家庭も多いのではないでしょうか。ただし子ども連れでの飛行機移動では、子どもの対応で慌ただしかったり、予想もしないトラブルが発生することもあります。

今回は、飛行機を使った子連れ旅行や旅行の事前の対策ポイント3つと、飛行機の利用がスムーズになる4つのコツをご紹介します。座席の選び方やスケジュールの立て方の注意点もまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

文/マムズラボ

目次

飛行機での子連れ旅行や旅行前に取っておきたい対策は?

飛行機での子連れ帰省や旅行前に取っておきたい対策は?

飛行機での旅行や旅行は、目的地によっては車や新幹線に比べて移動時間が短いことがよいところ。ただし、飛行機の離発着に合わせて待たなければならなかったり、周囲の方への配慮が欠かせないなどの注意点もあります。快適な移動にするためには「待ち時間」「乗り物酔い」「周囲の方への気遣い」の対策が大切になります。

ポイント1.待ち時間対策

空港に着くまでや飛行機に乗るまでの間に、子どもの機嫌が悪くなったり、じっとしていることに疲れたりしてしまうことがあります。子どもが機嫌よく過ごせる準備をしておくことが大切です。

ポイント2.乗り物酔い対策

体調不良や疲労は乗り物酔いを招きやすくなります。前日までには体調を整え、睡眠をしっかり取っておきましょう。また、空腹や食べ過ぎの場合も乗り物酔いになりやすいため、搭乗前にはおなかをほどよく満たすようにしておくとよいですね。

乗り物酔いは、乗り物の揺れやスピードになれておくと克服しやすいので、あらかじめ以下のような簡単なトレーニングをしておくのもオススメです。

・事前に車やバスでの移動を体験しておく
・寝返りを打って平衡感覚を鍛える
・滑り台やブランコなど、揺れやスピードがある遊具になれる

ポイント3.周囲の方への気づかい対策

空港に着くまでの移動中はもちろん、空港内や機内でも周囲のかたへの配慮は大切です。移動中は子どもが大声を出したり騒いだりしないよう、十分に言い聞かせておきましょう。赤ちゃんや小さな子どもの場合は泣いてしまうこともありますが、前もって周囲のかたへひと言声をかけたり、授乳室などに行けるようにしておくと安心です。

【車での子連れ旅行は?】乗り切るコツを紹介します!

飛行機での子連れ旅行や旅行がうまくいくコツ4つ

飛行機での子連れ帰省や旅行がうまくいくコツ4つ

飛行機で子連れ旅行や旅行をするときには、事前準備が重要です。オススメのコツを5つご紹介します。

コツ(1)航空券予約時に座席を指定しておく

Webサイトから航空券を予約する際、大手航空会社では予約時または完了後で座席指定が可能です。LCC(ローコストキャリア/格安航空会社)では、運賃タイプによって座席指定料金が別途かかる場合があります。

事前に座席を指定しておかないと、当日空港で座席指定をする際に、隣同士の席が確保できないことも考えられます。安心して搭乗するために、座席は前もって指定しましょう。
また、座席を予約する際にあわせてチェックしておきたい点を4つご紹介します。

1. 通路側、窓側の座席を含む席を予約する

お手洗いなどに行きやすいように、通路側の席を含んだ座席を指定すると、飛行中も移動がしやすく安心です。また窓の外を見ることで気分転換ができるので、機体中央列の座席よりも、窓側席のほうが子どもは過ごしやすいかもしれません。

2.未就学児でも、1名分の座席を使う場合は運賃がかかる

航空会社によりますが、大人1名につき同伴できる幼児の人数に決まりがあります。大人1名につき幼児2名の同伴ができる場合、幼児1名は大人の膝の上に座ることができますが、もう1名は年齢を問わず、座席の確保が必要なことがあります。

なお、幼児、小児などの運賃区分も航空会社によって異なる場合があるため、予約時には注意してくださいね。

3.優先座席の用意がある航空会社を選ぶ

航空会社によっては、3歳未満の子どもが同行する場合、優先座席として後方座席を案内されることもあります。路線により、普通席よりも広い座席間隔のシートを案内してくれることもあるので、事前予約の際に確認しましょう。

4.赤ちゃん連れの場合はバシネット(ベビーベッド)を予約する

10kg前後以下の赤ちゃん連れの乗客に向けて、航空会社により、バシネット(ベビーベッド)を無料で貸し出しているところがあります。ただし、利用に制限があったり、路線や機体によって用意のないこともあるため、事前に問い合わせてくださいね。

コツ(2)時間に余裕を持ってスケジュールを立てる

子連れでの移動は、時間が読みにくいものです。特に飛行機での移動は、自宅から空港までの移動に加え、空港の到着から搭乗ゲートまでなど、移動時間が多くなります。このときに思いがけないトラブルが発生すると、出発時刻ギリギリになったり、乗り遅れたりする恐れもあるため、移動時間には余裕を持つことがオススメです。

コツ(3)空港の施設を確認しておく

子連れの場合は、子ども向けの施設が空港内のどこにあるか事前に確認することが大切です。

航空会社によっては、空港内の移動用に無料でベビーカーを貸し出していたり、電動カートの利用ができるところもあります。また、おむつ替えシートや授乳室の場所を調べておくことで、空港内での無駄な移動を減らすことができます。

空港内のインフォメーションカウンターでも子ども向け施設の場所を案内してもらえますが、インフォメーションカウンターの設置場所についても事前に確認しておきましょう。

コツ(4)空港にキッズスペースがあるか確認する

空港によっては、遊具やおもちゃで遊べるキッズスペースが設けられているところがあり、出発までの時間を楽しく過ごせるようになっています。ただし託児所ではないので、必ずママやパパなど保護者が付き添うようにしてください。

また、子どもが遊びに夢中になり、搭乗時刻を過ぎてしまったり、飛行機に乗り遅れたりする可能性もあるので、時間には注意して過ごしましょう。

また、キッズスペースを利用できる年齢が定められていることもあるため、あらかじめ確認しておくと安心です。

飛行機での子連れ旅行や旅行は、前もって備えておくことが大切

飛行機での子連れ帰省や旅行は、前もって備えておくことが大切

子どもを連れての飛行機旅では、事前準備をしっかりと行うことで移動時間をスムーズに過ごせるようになります。移動のための時間も旅行や旅行の大切なひととき。みんなが楽しく、思い出に残る時間を過ごせるよう、準備をしてみましょう。

こそだてまっぷ

こそだてまっぷから
人気の記事がLINEに届く♪

あわせて読みたい

こそだてまっぷ

こそだてまっぷから
人気の記事がLINEに届く♪

関連記事