いよいよ、12月! 街中にも、クリスマスの飾りが目立ってきました。今年は、おうちの中でクリスマスを楽しめるよう、身近な材料を使った工作アイデアを紹介します。
アイデア・製作・写真:おおしだ いちこ
キラキラ&立体感がうれしい! 【折り紙ツリー】
折り紙を折って貼り合わせて、シールで飾り付け! 小さな子から一緒に作れます。
【用意する物】
- 折り紙(キラキラした物や、おしゃれな柄入りだと◎)
- シール(サンタやトナカイのシール、ジュエリーシール、丸シールなどいろいろ)
- のり
作り方
①折り紙を折って、三角形を作ります。
②折り紙を一度開いて、のりを塗り、➌→❷→❶の順番で貼ります。これを4個作ります。
のりを、まんべんなく塗った方がきれいに貼れます。
※子どもの年齢でみると、3~4歳なら親が手伝いながら一緒に、5歳ならだいたい1人でできそうです。
③できた三角形を半分に折って、折り筋をつけます。
三角形は、4個を貼り合わせると、形が安定します。5個でもかわいいです。折り紙の色や柄を変えて作ると、子どもの個性も出て、きれいです。
④折った三角形の半分ずつの面を、他の三角形と貼り合わせ、形を整えます。
貼り合わせたら、手や指先でしっかり押さえましょう。
開いて、形を整えます。
⑤ツリーに、シールを貼って飾り付け。キラキラした星形やサンタ&トナカイのシールなど、自由に好きなだけ貼ります。
小さな子が大好きなシール貼り! ここだけでも十分楽しめます。
⑥最後に、ツリーのてっぺんに大きな星を貼ったら、できあがり!
牛乳パックで作る! 光がきれいな【おうちランタン】
牛乳パックで作るランタンは、中に100均のLEDキャンドルライトを入れて明かりをともしましょう。クリスマスを過ぎても、飾っておけるのもうれしいです。
【用意する物】
- 牛乳パック(1Lでも、500mLでもOK)
- 透明折り紙やトレーシングペーパー折り紙など(光が透ける紙であればOK)
- シール
- マスキングテープ
- 100均のLEDキャンドルライト
- はさみ(大人が使う場合はカッターでも)
作り方
①まずは、牛乳パックを切って開き、底の部分を切り取ります。
元の形に戻したとき、床と接する部分をまっすぐ切りそろえておくと、きれいにできます。
②表の印刷面の紙をはがします。
紙の白い面が出てきます。はがすのはちょっと力がいるため、親が担当してもよいでしょう。
ここまでの工程は、5歳くらいなら手伝いながら一緒にできそうですが、それより小さい子は、親が事前に準備しておくと、この後の工程がスムーズです。
③牛乳パックの形に戻したとき、窓になる部分をはさみやカッターで切り取ります。
窓は、いくつ開けてもOK。光がもれたり、窓からのぞいたりして楽しめます。
小さい子は、ここも親が開けておきましょう。
④透明折り紙やトレーシングペーパー折り紙などを、はさみで切ります。
⑤牛乳パックに飾り付けをします。
切った折り紙を貼ったり、クレヨンでお絵かきしたり、シールやマスキングテープを貼ってもOK!
「お家の中も描きたい!」と言って、内側にもクレヨンで絵を描いていました。
窓からのぞいて遊んだり!
⑥牛乳パックの形に、組み立てます。屋根の部分になる、飲み口は両面テープで、しっかり貼ります。
⑦おうちの形になったら、マスキングテープを貼って、さらにデコレーション!
⑧LEDキャンドルライトを牛乳パックの中に入れて飾ります。
部屋の電気を消して、キャンドルライトの明かりだけに。おうちの中に光がともるのがうれしくって大興奮!
子どもたちと作った「折り紙ツリー」と「おうちランタン」を並べて飾ってみました。
折り紙ツリーは、折り紙だけで立体的なツリーができるのが、子どもたちには不思議でおもしろかったみたいです。折り方を覚えたら、折り紙の色を変えて、どんどん作っていました。
途中から、折り紙でサンタさんを作り始めた娘。並べたおうちとサンタさんで、おうちごっこも楽しめそうです。
たくさん並べて飾ってもかわいいですよ。
ぜひ、親子で一緒に作ってみてください!
この記事の監修・執筆者
子ども向けの工作や、赤ちゃん向けのおもちゃの製作アイデアなどを、雑誌や書籍で提案している。
こそだてまっぷから
人気の記事がLINEに届く♪