“自慢のママ”を目指して、10か月でマイナス27㎏!
三児の母である主婦・なーみんさんは、息子の「ママのおなかはどうして出ているの?」という一言をきっかけにダイエットを決意。
10か月で27kgの減量に成功した感動の記録『三児の母、27㎏の肉の鎧を脱ぎ捨てた!』(Gakken)では、なーみんさんが実際にさまざまな方法を試したからこそわかった、独自のダイエットメソッドを公開しています。
今回は、その中から「努力ムリ派向け ゆるやせ習慣」について、一部内容を抜粋してご紹介します。「ダイエットをしたいけど、何をすればいいか分からない」という方は、早速今日から挑戦してみてくださいね!
努力ムリ派向け ゆるやせ習慣

今回はダイエットに成功できた私ですが、これまでの人生はず~っと、「ダイエット→挫折→リバウンド」という地獄のループ。
そもそもMAX78kgあったころは、「ダイエットしたいけど、何すりゃいいの?」状態でした。
運動しようにも、ひざが痛い。おやつをがまんすれば、ストレスで爆発寸前。空腹をこらえながら、子育てなんてできるかいって……。
でもね、やせてみて気づいたんです。 ダイエットって、最初からがんばらなくていいんだなって。がんばるからツラい。ツラいから続かない。ダイエットで一番大事なのは「続けること」なのに、がんばると挫折しちゃう…。
だから私は、声を大にして言いたい!
やせたいけど努力したくない人は、まず“がんばらない”を選んで!
ゆる~くできる「ゆるやせ習慣」をちょっとだけ。
ほんのちょっとでも、体って変わる!「ゆるやせ習慣だけで、ええわ~」って思えばそれでOKだし、モチベが上がって「もっとやせたい!」って思えたら、そのときに食事を見直したり、運動すればいい。
スタートは、ゆるくていいんです!
※こちらの記事では、『三児の母、27kgの肉の鎧を脱ぎ捨てた!』(Gakken)でご紹介している「ゆるやせ習慣」8つの中から、3つを抜粋してご紹介します。
<ゆるやせ習慣①>食事前に白湯を飲む

白湯は、「意識高い系女優ダイエット」で飲み始めました。ある女優さんは1日3L飲んでいるそうで、そのうちの1Lを朝に飲むっていうのを、まねして実践。
やってみると、体が温まるし腸がゴロゴロ動くのが分かる!
そこから習慣になったのは、2.4Lのやかんに卵型の鉄のかたまり(鉄分補給グッズ)を入れてわかしたお湯を、1日かけてちびちび飲むこと。冷めたらレンチンを。気分でルイボスティーやハーブティーにするので、もはや「白湯ちゃうやん」だけど、800ccくらいはプレーンな白湯として飲んでいます。
特におすすめは、食事の前。
白湯を1杯飲むと空腹が落ち着くから、ドカ食い防止にぴったり。まずは食事前の白湯、始めてみて!
<ゆるやせ習慣②>主食をちょっとだけ変える

「ダイエットだから糖質カット! ごはんは食べない!」って気合でがんばると、挫折しやすい。長い目で見たら、主食はきちんと食べたほうがいいです。
ただ、1日3食のことだから、主食を変えるのは、やせる習慣として定着しやすいのは確か。ちょっとだけ変えるのがおすすめです。
例えば、今まで1食200g食べていたなら、180gにしてみるだけでもOK。私は食べる量をあまり減らしたくなかったので、白米→玄米にチェンジしました。
玄米が食べにくければ、雑穀米やもち麦ごはんなど「これなら続けられそう」と思えるものをチョイス。ほかにも、夜だけ白米を、食物繊維豊富なさつまいもに変えるとかでもいいかも。
ポイントは、ムリのない範囲で、ちょっとだけ変えてみることです。
<ゆるやせ習慣③>気づいたら「ドローイン」して生きる

ドローインとは、「おなかをへこませる」ただそれだけ。
おなかをへこませると、奥にある「腹横筋」を使えるようになるんです。これは、笑いすぎておなか痛っ、ってなったときに使われる筋肉で、別名「コルセット筋」。ひとたび目覚めれば、意識しなくても勝手におなかをギュッと締め続けてくれるダイエットの神様みたいな筋肉。
「やせたいなぁ」「ひまだなぁ」と思ったら、とりあえずおなかを1分、ギュッとへこませてみて!
まずは、鼻から大きく息を吸い、おなかを限界までへこませます。

そして、口から細く長く息を吐きながら、限界までへこませたはずのおなかをさらにへこませて、限界突破!

おなかをへこませたまま過ごす
おなかをへこませたまま、鼻から息を吸い、口から吐く。そのまま歩いたり洗い物したり、スマホを見たり。おなかの力が緩んだら、またスゥ〜ッと吸ってへこませて。気づいたときにドローインを続ければ、いつしか本物のペタ腹に!
一歩踏み出すあなたを、心から応援しています

私は物心ついたころからずっと〝ぽっちゃり〟な人生を歩んできました。
独身のころは少しだけ見た目を気にしてダイエットに挑戦し、なんとか〝ぽっちゃり〟で踏みとどまっていました。けれど、結婚・出産を経て、毎日の育児に忙殺される日々に、いつしか自分の見た目はどうでもよくなり、気がつけば体重は75.9㎏に。
少し動けば息切れし、高血圧で薬が手放せず、ひざが痛くて子どもを抱っこするのもツラい――そんな状態が当たり前になっていました。
そんな私を変えたのは、子どもからの「どうしてママは太っているの?」というひと言でした。驚きと同時に、悲しさがこみあげました。私のせいで子どもにイヤな思いをさせてはいけない――その思いで、ダイエットに本気で向き合うことを決意しました。
後戻りできないようにInstagramで発信を始めると、気づけばたくさんの方が応援してくださるようになり、その声が何よりの支えになりました。そして10か月間かけて、27kgの減量に成功しました。
ダイエットに成功してから感じたことは、「普通に生きること」がこんなにも幸せだということ。
着たいと思った服が着られる、思いきり動いても体が痛くない、写真を撮るときに角度を気にしなくてもいい、そして子どもと全力で遊べる――誰かにとっては当たり前のことが、私にとってはどれもかけがえのない喜びです。子どものために始めたダイエットでしたが、いつしか「自分が幸せになるため」にも必要なことだったと心から思えるようになりました。

定価 1,595円 (税込)
ダイエットは継続が命。ときには挫折しそうになることもあると思います。そんなときはどうかこの本をめくってみてください。きっと「これおもしろそう!」「この方法なら私にもできそう!」と思えるものがあるはずです。
ぜひそれを試してみてください。まずは3日間だけでいいんです! あなたに合う方法がきっと見つかるはずです。
いろいろなダイエットを試してきた私が、この10か月間を振り返って言えることはただひとつ――「毎日できることをコツコツ積み重ねてきた」ということ。それだけで、人は必ず変われます。
仕事が忙しい、育児で時間が取れない、太りやすい体質だ、みなさんいろいろな問題があると思います。でもどうか、理想の体形になることを諦めないでください。
一歩踏み出すあなたを、私は心から応援しています。



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