島根富士通開催の「パソコン組み立て教室」に参加! 20組の親子が日本の「モノづくり」を体験しました。

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今回で通算17回目の開催となる「富士通FMVパソコン組み立て教室」が、この夏も開催されました。
このイベントは、次世代を担う小中学生に社会学習の機会を提供し、パソコンの組み立てや工場見学などを通じ、ICT技術への興味や関心の育成、および地域への社会貢献を目的にしたもの。
今年ですでに17回を数え、毎回多くの小中学生が、パソコンによるモノ作りに挑戦し、その楽しさとやりがいに目を輝かせているイベントです。

目次

日本最先端の工場でパソコン組み立てに挑戦

▲島根富士通の外観。出雲大社から車で30分程度の場所にあります。ノートパソコンやタブレットパソコンなどのプリント基板製造から製品組み立てまで一貫して行っている日本屈指の大規模工場です

本イベントは、日本の次代を担う合計20組のキッズとその家族を島根富士通に迎え、記念撮影からスタートしました。

初めに富士通クライアントコンピューティング株式会社(FCCL)の代表取締役社長・大隈健史さんがご挨拶。

「島根富士通は、日本で一番先進的なパソコン工場だと自負しています。パソコン組み立てを通じ、みなさんに島根と、この島根富士通のパワーを感じ取っていただければ嬉しいです」とコメントされました。

▲「しまねっこ」をはじめ、島根県を代表するゆるキャラもイベントのために奇跡の集結! しまねっこはキレのあるダンスも披露してくれました

子どもたちからは「細かくて大変!」との声も

▲キッズたちには、実際に工場で勤務する社員のみなさんがサポート。ケーブルの接続など難易度の高い工程では、手取り足取り指導してくれました

今回の組み立て教室では、14.0型ワイド液晶搭載ノートパソコンとして世界最軽量(約689g)を実現した「LIFEBOOK UHシリーズ」より、「LIFEBOOK WU-X/H1」と「LIFEBOOK WU2/H1」の2機種をピックアップできる仕組みです。

参加ファミリーはどちらか一台をチョイスし、ネジ締めやケーブル配線などの組み立てにチャレンジしました。もちろんこの「組み立て教室」用にカスタムされたコンパクトな工程ですが、基本の流れは実際の組み立てと同じです。

子どもたちは、これまで目にしたこともないような極小サイズのネジなどに驚きつつも、手慣れた様子で組み立てを進めていました。

通常は250点強の部品を組み込むパソコン組み立てですが、今回はそのうち40点程度に挑戦。最初の作業は、頭の直径が1~2mm程度の極小ネジの締め込みからです。

メインボードの取り付けを終えると、次はキーボードの接続。この工程は、フレキケーブルという、主に電子基板と各パーツを電気的に接続するために使用する薄いケーブルを使用します。

パソコン内のコネクタにケーブルを差し込み、フラップでロックするという作業でした。その繊細な作業には、「うわー、難しい!」という声も上がっていました。

今回組み立てたパソコンは後々自分で使えるようになるということで、それぞれのキッズはパソコンの用途もイメージしているよう。

「学校のオンライン授業に活用したい」「いろいろな調べ学習に使う予定」「読書感想文などの長文に使いたい」と、今考えている使い道を教えてくれました。

組み立ても終盤に向かい、SSD(記録媒体)やバッテリーをパソコン本体と接続します。最後はパソコンの底面にあたる「Dカバー」のネジ締めをして終了。すべてのパーツが接続・装備され、いよいよ電源オンの儀式です。

キッズたちはやや緊張した面持ちで、カウントダウンとともに電源をON!

FUJITSUロゴの表示が終わり、ディスプレイ画面が目の前に飛び込みます。そこにはなんと、工場入場時に撮影いただいた、自身の写真が壁紙として表示されているではありませんか!

組み立ての次は動画編集に挑戦

▲動画編集にのめり込む参加者。45分の時間があったが「もっとこだわりたい!」という声が聞こえてきます

組み立てが終わってもイベントは目白押しです。最初は、組み立てたばかりのパソコンを用い、簡易的な動画編集にチャレンジ。テーマは「WE LOVE IZUMO♡」で、実際に動画制作を行われているTSKエンタープライズDC株式会社の方を講師に迎え、15秒程度のプロモーション動画を作成しました。

その後もFCCL独自開発のAIアシスタント「ふくまろ」との対話、ネジ締め体験、工場内でのプリント基板見学など、盛りだくさんのメニューをこなし、参加ファミリーはニコニコ笑顔での大満足!

最後は、株式会社島根富士通の表取締役社長・神門明さんがキッズたちに下記のメッセージをお届けしました。

「島根富士通スタッフ一同、皆さんに楽しんでFMVの組み立てを体験してもらえるよう、しっかりと準備をしてきました。おかげさまで、すべてのパソコンがみごとに一回で電源が入りました。皆さんの笑顔が見られたことがたいへん嬉しいです!」。

教える側、組み立てる側、全員笑顔。ハッピームード満開での散会となりました。

▲最後のご挨拶をされた島根富士通の神門(ごうど)社長。島根のみならず、全国から集まった20組の家族へ感謝の言葉を述べられていました

この島根富士通開催の「パソコン組み立て教室」は、毎年開催されているイベントです。2025年の詳細は未定ですが、「こそだてまっぷ」を楽しむ皆さんも、ぜひ応募してくださいね。

とはいえ、本施策はあくまで年1回…。「そんなの待ちきれない!」という方は、下記のFCCL/島根富士通の取り組みをのぞいてみてはいかがでしょうか。

① FMVキッズ  https://azby.fmworld.net/kids/
はじめてのパソコンからインターネットの知識、タイピングなどが学べるサイト。パソコンの基本が学べるサイトです。

② FMVゲーム  https://azby.fmworld.net/game/
様々なゲームを通じて楽しくPCに触れてもらうページ(ふくまろゲームランドもあり)。楽しみながらスキル向上を実現!

③ FMVまなびナビ (有料サービス)   https://azby.fmworld.net/manabi/
本気で学びたいキッズに向けた、プロラミングやタイピングなどの支援サービス。ページ内「子ども向けコース」のタブを閲覧ください。

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