現在、年中のお子さんがいるママパパも、ラン活(ランドセル選びをはじめる活動)をはじめる季節になりました。しかし、いざランドセルを選びはじめると素材の違いはもちろん、種類の多さに迷ってしまいますね。
ランドセルは素材だけでも大きく分けて3つ(コードバン・牛革・クラリーノ®︎)。それぞれ値段や特徴も異なります。
今回は、ラン活をはじめるママパパに向けて「ランドセルの素材の違い」を紹介していきます。
参照元:土屋鞄製造所(https://tsuchiya-randoseru.jp/)
徹底比較! ランドセルの代表的な3つの素材は?
工房系のランドセルの代表格である「土屋鞄製造所」のランドセルを参考に、素材や特徴を比較しました。内容は以下のとおりになります。
参考記事:土屋鞄製造所
※2022年ご入学モデル情報。2023年ご入学モデルは変更となる可能性があります
※価格や品質はメーカーにより違いもありますので、購入時に確認をお願いします。
※革の手入れは防水加工が施されているため、年々不要となるメーカーも増えてきています。
本革のランドセルは大きく分けて「牛革」と「コードバン」の2種類。
革の魅力は、使う人の体に合わせてなじんでいき、風合いの変化を楽しめること。
一方、人工皮革の「クラリーノ®︎」は、ランドセルの中で1番軽いため、まだ体が小さい小学1年生には、ぴったりの素材です。
また高学年になり持ち物が増えても、ランドセル自体が軽いので負担が軽減されるのもいいですよ。
次の記事では、3つの素材の特徴と、メリットデメリットについて紹介していきましょう。
美しい艶と高級感のコードバンのランドセル
「コードバン」は馬のお尻の皮から作られます。馬1頭からとれる皮の量が、ほんのわずか。価値が高く高級な素材と言われています。
「革のダイヤモンド」といわれるほど、輝く艶もある美しい革の「コードバン」。
では、コードバンのランドセルの特徴について細かく紹介していきましょう。
コードバンのランドセルの特徴
時代が変わっても高級素材として最も選ばれている「コードバン」は、ランドセルの素材の中でもダントツで品格と高級感があります。
使い込んでいくうちに、どんどんと深みも出ていき、ランドセルを使う子どもの体になじんでいきます。
使いはじめの1年生はピッカピカだったランドセルも、6年生になると革の深みも増してきます。
コードバンのランドセルのデメリット
高級素材ならではの、コードバンのランドセルのデメリットは以下になります。
- 素材のなかで1番重く、小柄なお子さんには不向き
- 値段がランドセルの中で1番高い
ランドセルが重い、値段が高いといった高級素材ゆえのデメリットが多かったです。
コードバンのランドセルのメリット
コードバンのランドセルのメリットは以下の3つになります。
- 高級素材であるコードバンの革を使用しているため、品格を感じるランドセル
- 革が使い込んでいくうちに深い味わいが出てくる
- 強度が牛革の3倍以上ある
低学年のうちは、「ランドセルが重いのでは?」と心配するママパパも多いと思います。しかし、高学年になると体つきも変わるため、「コードバン」もおすすめです。
丈夫さと美しさで選ぶなら牛革のランドセル
「RECO(レコ)」シリーズ
牛革は革の中では、1番流通が多く日常生活で手にする素材です。ランドセル以外にも、バックや財布、ソファーなど、さまざまなシーンで利用されている身近な素材である牛革。
耐久性もあり加工のバリエーションも豊富です。牛革のランドセルについて紹介していきましょう。
牛革のランドセルの特徴
使っていくうちに体になじむ素材は牛革も同じ。土屋鞄のランドセルは表面に細かい型押しをしているため、
- 傷が付きにくい
- 1番人気の素材
の牛革のランドセル。
活発で元気な子どもたちが、6年間使っても傷だらけになる心配は少ないです。
濡れてもシミになってしまう心配もありません。
牛革のランドセルのデメリット
牛革のランドセルは、手入れも簡単に出来るように加工されていますが、デメリットはどうでしょうか? 以下の3つが挙げられます。
- 値段が少し高め
- クラリーノ®︎に比べると重い
牛革とコードバンのデメリットは、ほぼ同じです。
牛革のランドセルのメリット
ランドセルをプレゼントする祖父母世代には、「質の高いものを・孫に本物の素材を」という願いから、牛革を選ぶ傾向があります。
祖父母にも人気の牛革のメリットは以下の3つになります。
- 革の特徴である「使い込むほど味が出る」ため6年間、ランドセルの素材の変化が楽しめる
- 1番傷が目立ちにくいため、やんちゃなお子さんにぴったり
- 牛革本来の風合いがある
このように、丈夫で頑丈のイメージが強い「牛革」は、元気いっぱいの子どもにおすすめしたいランドセルです。
土屋鞄で2022年に人気が高かった「RECO(レコ)」シリーズ。2023年入学モデルは、素材を少し変え、新色も加わり販売開始予定になっています。
気になる 「RECO(レコ)」シリーズとは?
「色選びの自由をもっと広げて、自分らしくいられる色と毎日を過ごしてほしい。」という思いから作られたランドセル。
色のこだわりはもちろん、「その子らしさ」を大切に作られた土屋鞄のこだわりが詰まったランドセルです。
軽くて丈夫なランドセルはクラリーノ ®︎
ランドセルといえば「クラリーノ®︎」。子どものころに自分が使ったママパパも多いのではないでしょうか?
それもそのはず、ランドセル素材の中でも全体の7割もシェアを占めています。
さっそく、「クラリーノ®︎」の特徴を紹介していきましょう。
クラリーノ®︎ランドセルの特徴
耐久性と軽さで選ぶなら「クラリーノ®︎」のランドセルがおすすめです。人工皮革を使用しているため、天然皮革よりも軽くて柔らかいのも特徴。
- 素材が柔らかく柔軟性がある
- ランドセルのフタの形も崩れにくい
そのため、6年間使ってもランドセルの形が変わることなく使えます。
「ランドセルが重くて心配……。」と感じるママやパパは、軽くて柔らかい「クラリーノ®︎」を候補にしたらどうでしょう。
クラリーノ®︎ランドセルのデメリット
軽くて柔らかい素材が特徴の、「クラリーノ ®︎」のデメリットを見ておきましょう。
- 本革に比べると風合いを楽しむことができない
しかし、耐久性は、以前よりずっと改良されています。本革の良さを求めるママパパには、人工皮革が物足りなく感じてしまうようでした。
クラリーノ®︎ランドセルのメリット
多くのママパパから選ばれる理由は、以下の3つでした。
- 軽いので、低学年の子どもや通学時間が長い子におすすめです
- ランドセル市場に1番多く出回っているため色が豊富
- 3つの素材の中では価格が最も安い
ランドセルの色が豊富な「クラリーノ®︎」は、販売しているメーカーも多いです。そのため、お子さんがお気に入りの色が選べるランドセル。
【まとめ】お子さんにあった素材のランドセルを選ぼう
ランドセルの3つの素材の違いについてお伝えしてきました。
小学校6年間、お子さんの生活の一部となるランドセル。素材によって特徴も異なります。
お気に入りのランドセルを選んで、楽しい小学校生活をスタートしましょう!
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