秋も深まり、運動会の時期がやってきました。この日のために練習してきた子どもたちはもちろん、ママパパにとっても子どものがんばっている姿を間近で見ることができる一大イベントです。そんな運動会に何を着ていこうか悩んでしまうママは多いのではないでしょうか?
本記事では、幼稚園や保育園、小学校の運動会でのママコーデのポイントやオススメのコーディネートについて、Instagram事例からご紹介します。
文/マムズラボ
【運動会のママコーデ】着こなしのポイント5選
まずは、運動会において一般的にオススメの着こなしポイントをご紹介します。
1.動きやすいアイテムを組み合わせる
運動会では、観覧エリアや撮影エリアがあらかじめ定められている場合が多く、種目のたびに移動することが多くあります。動きを妨げたり、動くたびに気づかいが必要なものなどは避け、動きやすいアイテム同士を組み合わせたコーディネートがオススメです。
アクセサリーや小物類は、移動中に落としてしまったり、傷をつけたりする可能性もあります。当日は身につけないか、万が一なくしたり破損したりしても問題のないものを選ぶと安心です。また、高価なものは避けたほうがよいでしょう。
オススメのアイテム
・Tシャツ
・シャツ
・カットソー
・トレーナー
・パーカー
・カーディガン
・ミドル~ロング丈のズボン
・はきなれたスニーカー
・万が一紛失しても問題のないアクセサリーや小物類
避けたほうがよいアイテム
・装飾の多いアイテム
・着丈の短いスカート、ワンピース
・高価な服
・ヒールの高い靴
・サンダル
・大ぶり、高価なアクセサリーや小物類
2.洗いやすい素材のもの
種目のたびに移動する以外にも、園や学校によっては親子種目があることも。また、校庭の砂ぼこりなどで服が汚れる可能性もあるので、汚れてもいいものを着るようにしましょう。シワになってもよい素材で、洗濯するときに気を使わなくてもよいものがオススメです。洗濯するときは、アイテムごとについている洗濯表示に従って洗ってくださいね。黒いズボンやスカートは校庭の砂ぼこりなどが目立ちやすいものもあるため、避けたほうがよいかもしれません。
オススメのアイテム
・自宅で洗える素材のもの
…コットン、ウォッシャブル・リネン(水洗いできるリネン)、ウォッシャブル・ウール(水洗いできるウール)、モダール(レーヨン)、ポリエステル、ナイロン
・黒以外のボトム
避けたほうがよいアイテム
・専門店などでクリーニング洗いが推奨される素材のもの
…リネン、テンセル、シルク、ウール、カシミヤ、アルパカ、アンゴラ、皮革製品、ダウン(羽毛)が使用されているもの
・黒いボトム
3.露出が多いものは控える
運動会では学校関係者や保護者だけではなく、近隣の関係者のかたも多く集まります。学校行事という特性を考えても、露出の多いアイテムを使ったコーディネートはあまりふさわしくありません。肌が見える面積が多いデザインや、ボディラインがわかりやすいシルエットのものは避けたほうがよいでしょう。
白いアイテムを着用する場合は、インナーの色選びに気をつけたり、羽織りものを着たりして、透け防止対策を取ると安心です。汗ジミが気になる場合は、水分が乾きやすいポリエステル素材のアイテムを選んでおくと、汗をかいても目立たず過ごせます。
避けたほうがよいアイテム
・肌が見える面積が多いデザインのもの
・タイトなシルエットのもの
・透け感のある素材
4.サブバッグは小ぶりなものを選ぶ
コーデに合わせるアイテムによっては、ポケットがない可能性もあります。運動会中は、貴重品やプログラムなどの身の回り品を入れる小ぶりのバッグがあると便利です。肩がけができるショルダーバッグや手提げバッグがあると、必要なものをすぐに出し入れすることができます。
サイズの大きなバッグやリュックサックなどは、観覧エリアや撮影エリアで周囲のかたの迷惑となる可能性があるため、避けたほうが安心です。
オススメのアイテム
・ショルダーバッグ
・手提げバッグ
・ウエストポーチ
避けたほうがよいアイテム
・サイズの大きなバッグやリュックサック
5.日焼け対策できるグッズも取り入れる
季節や月により量の変動はあるものの、日焼けの原因のひとつである紫外線は1年中降り注いでいます(※1)。また、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、運動会の観覧時にマスクの着用を求める園や学校が多くあります。マスクを着用しているときは、日焼け対策を行っていないと顔にマスク焼けが残ることも。当日の天候が晴れや曇りなどの場合は、日焼け対策を万全にしておくことをオススメします。
手首や足首、足の甲なども日焼けすることがあるので、日焼け止めを塗っておくか、アームカバーやくるぶし以上の丈の靴下などで肌を覆うようにすると安心です。
オススメの日焼け対策グッズ
・日焼け止め
・UVカット効果のある帽子
・UVカット効果のあるカーディガンやシャツなどの羽織りもの
・長袖トップス
・長ズボン
・アームカバー
・くるぶし以上の丈の靴下
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【運動会でのママコーデ】マスクを取り入れたコーデ例5選
ニューノーマル様式でマスクを着用する機会が増えたことをうけ、マスク自体をファッションアイテムとしてとらえ、おしゃれを楽しむかたが多くいます。運動会でもマスクを含めたコーディネートを選び、装いを工夫する楽しみ方もあります。
ここでは、運動会のママコーデにオススメの、マスクを取り入れた着こなし例をご紹介します。
1.ボリューム袖×ワイドデニム
「FUKASE」さんのInstagramより(@fukase_collage)
https://www.instagram.com/p/CgbtaZUBdfy/
ボリュームのあるパフスリーブが特徴的なトップスに、太めのデニムを合わせたコーディネートです。マスクは、顔の形に合わせてデザインされている立体型でグレーの無地タイプをセレクトし、シンプルにまとめています。
ビンテージ風の色合いや幅広のデザインのデニムで抜け感を演出しつつ、かわいらしいシルエットのトップスでカジュアルな雰囲気もプラスされています。
2.ロゴTシャツ×カラーパンツ
「♡𝕐𝕌ℕ𝔸♡」さんのInstagramより(@reotan777)
https://www.instagram.com/p/Cf_VxAvJrJ-/
カラー×カラーの組み合わせを楽しめる着こなしです。カラーマスクにカラーパンツを合わせ、中間のスミクロ色のロゴTシャツで全体の色合いを引き締めています。ショルダーバッグは黒×ベージュのバイカラータイプをセレクトしており、キャップの色味と合わせることで統一感が出ていますね。
運動会に合うアクティブさと動きやすさを両立しながらも、地味になり過ぎないお手本コーデといえそうです。
3.カラーシャツ×デニム
「akari」さんのInstagramより(@chiba_chan_desu)https://www.instagram.com/p/Cg_8yYYBKpw/
白いTシャツにデニムを合わせた王道カジュアルコーデに、アクセントとしてカラーシャツを利かせた例です。デニムはひざ下から幅が広がるセミフレアで、足さばきを気にせず動くことができます。リラックス感のある雰囲気の中で、黒いキャップと同系色の履き物を合わせるで全体の色合いを引き締めています。
日焼け対策としてもよさそうなシャツはメンズのものを合わせているそうで、お手本にしたいアイデアですね。
4.デザイン衿トップス×カラーボトム
「SAKO♡」さんのInstagramより(@sako_lemage)https://www.instagram.com/p/Cgb32D5BZLg/
ケープを模した衿がデザインされたトップスに、カラーボトムを合わせたコーデです。マスクは立体型で、肌なじみのよいベージュをセレクトしています。バッグにブロックチェック柄を選ぶことで色合いを引き締めながら、大人のカジュアルさをプラスしています。トップスはノースリーブなので、運動会ではカーディガンなどを羽織るとちょうどよさそうですね。
メイクは色味を抑さえたオレンジゴールド系で、アクティブシーンに合う元気なエッセンスも感じられます。
5.オーバーオール×秋カラー
「ちょこび」さんのInstagramより(@cyocobi)https://www.instagram.com/p/COsWzErLMw6/
動きやすいオーバーオールに、秋カラーでもあるカーキトップスやベージュのショルダーバッグを合わせたコーディネートです。複数のカラーアイテムをオーバーオールのアイボリー色でまとめることで、おしゃれな印象に仕上げています。マスクは定番の白のプリーツタイプを選び、コーデを引き立てています。
オーバーオールは肩紐に金具がなく装飾が少ないデザインで、自宅で洗いやすい素材なのもポイント。汚れや動きに気を使うことがなく、運動会コーデのよい見本ですね。
ママコーデは着こなしを工夫して、運動会当日を楽しもう
運動会でのママコーデでは自分らしさを前面に出すよりも、「子どもの晴れ姿を応援できる服装かどうか」がポイントです。定番アイテムを中心にシンプルにまとめ、トレンドの要素を少しプラスすると、運動会に合う着こなしを楽しめるはずです。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
【引用】
(※1)株式会社カネボウ化粧品「紫外線に関する意識調査2019」
https://www.kanebo-cosmetics.co.jp/company/news_material/pdf/kanebo_aqlrwtivgf.pdf
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