少食のお子さんを持つママパパにとって、毎日のお弁当や学童のお弁当作りは悩みの種。食べ残しの多さにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、お子さんの食欲を少しでもアップさせるため、彩りや献立、詰め方などのバリエーションも知っておきたいところですよね。
今回は、あまり量が食べられない少食さんや、食べられるものに偏りのある偏食さんでも、楽しく食べられるお弁当のアイデアを紹介します。
文/マムズラボ
見た目がかわいい、少食さん向けのお弁当3選
幼稚園生や小学校低学年生向けのお弁当では、食べたい気持ちが膨らむような見た目や、目を引くお弁当グッズを使っているママパパがたくさん。少食さん向けのお弁当でも、カラフルな色合いや、子どもが好きな形のおかずなど、様々さまざまな工夫が凝らされています。
「norika」さんの『いちごおにぎり』のお弁当(@yumebengram)
1つ30gほどのいちご形おにぎりをメインにした、いちごカラーのお弁当です。いちご形おにぎりは、混ぜるだけで色がつく専用のふりかけを使ってほんのりピンク色にしています。
星のキャラクター形の卵焼き、お花型に細工した薄切りハム、カラフルなあられで飾ったブロッコリーなど、いつものおかずにひと手間を加えています。本物のいちごをデザートに添えて、いちご尽くしの仕上がりに。
「ちひろさん」の『ペンギン弁当』(@hyral_obento)
水族館のイメージで作られたおにぎり弁当です。ペンギン形のおにぎりや、タコさんウィンナーなど生き物を表したおかずは、食べるのがもったいないほど。おかずは、いろいろな具材を少量ずつ詰め、ピックを刺して手に取りやすくしています。
「hiromi♥︎t」さんの『うさぎおにぎり』弁当(@piirostagram)
うさぎ形のおにぎりを主役にしたお弁当です。おにぎりはかまぼこで耳を作り、海苔パーツで顔を貼りつけて仕上げています。そのほかに、ハムとチーズをくるくる巻いたおかずや、ひと口サイズのから揚げなどが収まり、栄養バランスもバッチリです。
ミニトマトは子どもが食べやすいよう、半分にカットしてあげるのもよいでしょう。
幼稚園・学童の少食さん向けサンドイッチ弁当2選
幼稚園生や小学校低学年生の小さな手でも片手でつまみやすいサンドイッチを主役にしたお弁当は、形を工夫するのがポイント。型抜きをしたり、巻いたりして、子どもの食べたい気持ちを引き出しましょう。ここでもひと口で食べられるサイズにしておくと、完食に近づけるかもしれません。
「はな」さんの『おはなサンド』弁当(@hanahana_0513)
ひと口サイズのお花形に型抜きしたジャムサンドを中心に、小ぶりなおかずを5種類ほど詰めたお弁当です。おかずに刺したピックが、食べやすさはもちろん、かわいらしさのポイントになっています。絵本のワンシーンのような仕上がりで、少食さんも楽しく食べ進められそうですね。
「お弁当ちゃん」さんの『ロールサンドイッチ』弁当(@obento128)
薄切りきゅうりとハムをクルンと巻いた、ロールサンドイッチのお弁当です。ロールサンドは一口サイズにカットし、ふたつを重ねてお花のピックで刺しています。おかず2種類に、デザートも添えられていて、時短を感じさせない仕上がりです。
少食さんでも食が進むおかずの詰め方のコツ
お弁当は、ごはんやおかずの詰め方によって見た目の仕上がりが変わります。少食さんでも食が進むように盛りつけるコツは、食べた量を実感しやすいように、仕切りやおかずカップを使うこと。小さなカップ類を並べることですき間も埋まり、お弁当箱の中で偏りを防ぐこともできます。
「子供のお弁当」さんの『おいなりさん』弁当(@kodomo.no.obentooo)
ミニサイズのいなりずしに海苔パーツを貼りつけ、キャラ弁風にしたお弁当です。おかずを盛りつけたカップを並べて、食べた量が実感しやすくなっています。おかずは野菜を中心にした5種類で、選びやすく食べやすいよう、あらかじめ小さくカットされています。
少食さん向けお弁当は『興味を引く見た目、形』『ひと口サイズ』で!
今回ご紹介した少食さん向けお弁当では、『お子さんの興味を引く見た目、形』と、『ひと口で食べられる小さめサイズにカットすること』が特徴でした。ピックやおかずカップを使うことで見た目を良くしたり、食べやすくしたりすることも大切なようです。
食べられる量がまだまだ少なくても、食事のスピードがゆっくりでも、偏食気味であっても、お子さんにとってお弁当タイムは大切なひと時。いろいろな工夫を凝らして、食べることが楽しくなるお弁当を作ってあげたいものですね。
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