自由な発想で好きなものを作れることで人気の「Gakkenニューブロック」。
でも、いざ手に取ると「何を作ろうかな?」「どうやって作ればいいのかな?」と迷ってしまうことはありませんか?
そこで、本記事では「第12回Gakkenニューブロック作品コンテスト」に入選した作品をいくつかご紹介します。個性的な作品を見ることで、お子さんの創造力を高めるきっかけになるかもしれません。
文/こそだてまっぷ編集部
作り方は自由! ニューブロックで創造力を高めよう
ニューブロックは「自分なりにパーツを選び、試行錯誤することによって創造力、独創性を育てることになる」という考えから、あえて商品の説明書にくわしい作り方を載せていません。
作り方の正解は存在しないので、お子さん自身が考えながら自由に遊ぶことができます。
とはいえ、まっさらな状態から作品を作るのは、なかなか難しいですよね。
そこで、お子さんのアイデアを刺激するきっかけになることを願い、この記事では2022年に開催した「Gakkenニューブロック作品コンテスト」の受賞作品を10作ご紹介します。
気になった作品を見つけたら、参考にしつつ、ぜひお子さんなりのアレンジをして作品を作ってみてくださいね。
ニューブロックプログラミングを使った作例
ニューブロックには、作品を動かす機能をもつ「Gakkenニューブロック プログラミング」があることをご存じでしょうか。自分の作った作品にプログラミング用のパーツをつなげると、動かしたり、音が鳴ったり、また回転したりと、さまざまな表現ができるようになります。
まずは、そんなプログラミング用のパーツを使った作品の紹介です。
「お掃除ロボット」
@love__and__peace21さん作
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こちらの作品は、おうちにあるロボット掃除機をまねて作ったそうです。
底の部分につけたブロックをプログラミング用のパーツでプロペラのように回転させて、掃除機がゴミを吸い取る動きを表現しています。
身近にある電化製品や機械の動きを観察して、プログラミング用のパーツを使って再現してみると楽しそうですね。
「踏切大好きな弟のために作ったよ☆」
@hiiragikun2017さん作
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踏切の遮断機の動きと、ランプの点滅をプログラミング用のパーツで再現した作品。
遮断機の動きだけでなく、警標の色も本物そっくりでこだわりを感じますね。
踏切だけでなく、線路や車もニューブロックで作られていて、電車ごっこ遊びがより楽しくなりそう。
車や電車だけでなく、踏切や線路、街の風景も自由に作れるのはニューブロックならではの遊び方ですね。
恐竜の作例
続いては、恐竜を作った作品を2つ紹介します。
「恐竜」
@haco__homeさん作
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後ろのドアと比較してもわかるように、お子さんの背丈ほどもある大きな作品となっていて、迫力も十分! ギザギザの歯、背中やしっぽのなだらかなカーブなど、ニューブロックの形がいかされていてステキです。
ニューブロックはさまざまな形のパターンがあるので、ブロックを見ながら「どんな恐竜が作れるかな?」と想像を膨らませてみてくださいね。
「新恐竜と仲間たち」
@yunyunsmさん作
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自分で考えた、自分だけの新しい恐竜を作った作品。プログラミング用のパーツでしっぽが動くよう工夫されています。
くりくりした目と、カラフルな色使いがとってもかわいいですね。
図鑑には載っていないお子さんオリジナルの恐竜や新しい生き物を作ってみるのも楽しそうです。
車、乗り物の作例
ニューブロックの作品で人気の高い、車や乗り物を作った作品を紹介します。
「エンジンカー」
@block_kids_builderさん作
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斜めに組み立てられた屋根の形が個性的でかっこいいですね。
ニューブロックは斜めにも組めるので、車のデザインが自由自在。
車好きのお子さんなら、自分だけの理想の車を作ってみてはいかがでしょうか。
「大きなカーフェリー」
@b_b_127590さん作
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全長110㎝、5階建ての大きなカーフェリー。いちばん下の階にはミニカーを入れることができるそうです。
フェリーの周りにある、水色のニューブロックでできた波によって、フェリーが本当に海に浮かんでいるようで、存在感をより引き立たせています。
メインの作品だけではなく、その背景もニューブロックで作ってみたり、おうちにあるおもちゃと組み合わせてみたりするのもよいですね。
お城、建物の作例
お城や建物を作った作品を2つ紹介します。
「プリンセスのおしろ」
@naaanaaami73さん作
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すらっと高い屋根、立派な橋やカラフルなお花など細かいところまで作りこまれていて、まるで本物のお城のよう。プリンセスごっこをして遊んでいるそうです。
かわいい自分だけのお城があれば、いつものお人形遊びももっと楽しくなりそう。
「サン・ピエトロ大聖堂」
@sakikozhouさん作
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バチカン市国にある有名な建造物「サン・ピエトロ大聖堂」をニューブロックで再現した作品。建物の形だけでなく、色づかいにもこだわりを感じます。
旅行先で訪れた建物や、お気に入りの場所、いつか行ってみたい場所をニューブロックで作ってみるのも楽しそうですね。
ニューブロックを使ったおもちゃの作例
ニューブロックを使えば、自分だけのおもちゃを作ることもできます。ここではニューブロックを組み合わせて作ったおもちゃを2つ紹介します。
「バスケットゴール」
@pieco1さん作
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メロンのフルーツキャップ(フルーツを包む白いネット)を再利用して、バスケットゴールに見立てた作品。実際に風船を投げ入れることができるそうです。
ご家庭にある身近なものとニューブロックを組み合わせて新しいおもちゃを作るという発想がステキですね。
「玉落とし」
@neitakeさん作
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玉を落として穴に入ると「当たり」になるゲームをニューブロックで作った作品。
オリジナルのゲームを考えて、新しいおもちゃを作ってみるのは楽しそうですね。
自由な発想でブロック遊びを楽しもう!
気になった作品は見つかりましたか?
「お手本通りに作りたい!」と思うお子さんもいらっしゃるかもしれませんが、作り方の正解が決まっていないのがニューブロックのおもしろいところ。
まずは気になった作品を参考にして、少しずつオリジナリティを出しながら作ってみてはどうでしょうか。
お子さんの自由な想像力を発揮して、好きなように作品を作ってみてくださいね。
今回ご紹介した作品は、大人のかたがいっしょに作成したものもあります。保護者のかたも、ぜひお子さんといっしょに作品作りを楽しんでみてください。
この記事の監修・執筆者
未就学から中学生までの子を持つママ編集者を中心に、子どもの学びや育ちに関する様々な情報を日々発信しています!
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