【中学入試2025スタート!】最終チェックと息抜きに「学習まんが」と「重大ニュース」がオススメ

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【中学入試2025スタート!】最終チェックと息抜きに「学習まんが」と「重大ニュース」がオススメ

2024年ももうすぐ終わり。年が明けると、いよいよ中学入試がスタートします。
一部の地域や帰国生入試などはすでに始まっていますが、多くの受験生が本番を迎える1月・2月に向けて、この年末年始は最後の追い込みをかけておきたいですね。

とはいえ、もうすでに全力で頑張っている子どもたち。最後に頑張りすぎて疲れが出ないよう、勉強の合間の息抜きとしてオススメしたい「学習まんが」と、最終チェックしておきたい「2024年重大ニュース」の本をご紹介します。

何年もかけて取り組んできた中学受験のラストスパート、親子ともに後悔のないよう精いっぱい全力を尽くしてくださいね!

目次

入試直前! 「学習まんが」で最終チェックと息抜きをしよう

直前期になると、やはり親子ともに焦る気持ちが出てきてしまいますが、あまり無理をしすぎて体調を崩してもいけませんよね。勉強の合間にしっかりと休憩をとることも大切です。

とはいえ、息抜きにゲームをしたり動画をみたりするのはさすがにちょっと気が引ける…というお子さんには、学習まんがはいかがでしょうか?

学習の総仕上げとして、今まで学んできたことをまんがで軽く最終チェックしつつ、ギャグ要素が入っていて純粋に笑える学習まんがなどは、気分転換としてもオススメです。

入試当日の移動時間や待ち時間などに読んで、心を落ち着かせるのにもいいかもしれません。

難関中学入試問題頻出の「近現代の歴史」と「公民」

算国理社と、さまざまな学習まんががありますが、その中でも今回は中学生・高校生を対象とした「近現代」と「公民」まんがをご紹介します。

多くの塾が、5年生の後半頃から歴史の学習を始めますが、まだ人生経験の浅い小学生が近現代や公民について理解するのは難しい面もあると思います。

しかし、最近の入試では、広範囲な時事的要素を含む公民分野や近現代の歴史が出題され、図や統計グラフなどを読み取って分析したり、複数の分野にまたがるテーマが問われたりしています。

出来事や年代、人物の名前や国名などをただ暗記するだけでは解答が難しく、世界と日本の関わりや、出来事の前後の時代とのつながりなど、全体的なストーリーや流れなどを把握しておく必要があります。

ご紹介する学習まんがは、中高生はもとより、大人でも十分楽しめて学びになるようなしっかりとした内容となっていて、小学生にはまだ少し難しい点もあるかと思いますが、陽気なキャラクターたちが登場し、分かりやすく解説してくれているので、夢中で読み進められます。

日々学習を積み重ねてきた中学受験生なら、興味を持って楽しみつつ、より深く理解することができるでしょう。

ここからは、オススメの「近現代の歴史」と「公民」まんがをご紹介します。

学研まんが 日本と世界の近現代の歴史<渋谷教育学園幕張中学校・高等学校/高橋哲先生監修>

今年の11月に発売したばかりの「学研まんが 日本と世界の近現代の歴史」は、対象年齢が小学5年生~高校3年生と幅広く、受験~将来にも通用する深い学びが得られるのが特徴です。首都圏で人気の高い私立中高一貫校、渋谷教育学園幕張中学校・高等学校の高橋 哲先生が監修を行っています。

近現代において、「日本」と「世界」は密接に関連し、影響を及ぼしあって歴史を形作っています。中学受験生にはおなじみの、小学生向けの歴史まんがとは違い、「日本の歴史」と「世界の歴史」を分けることなく、「つながり」と「流れ」を重視したストーリー展開で、完全に織り交ぜて構成することで、近現代の出来事と背景をグローバルな視点で理解できます。

また、高校の学習指導要領で必修科目となった「歴史総合」の視点を取り入れ、「問い」に対して絵や図などの膨大な資料の中から情報を見つけだし、いっしょに考えながら読み進めることができます。歴史年号の暗記だけではなく、出来事の意味や背景を知り、自分なりの回答を導くことが、深い理解につながります。

カードゲームや年表が付属し、産業革命以降の近現代について全6巻で学べる初回限定セットがオススメです。

学研まんが 日本と世界の近現代の歴史 初回限定2大特典付き全6巻セット
高橋哲(監修)
定価 8,580円 (税込)

中学入試まんが攻略BON!歴史 江戸時代~現代編 改訂新版

こちらも、今年の12月に改訂新版として発売されたばかりの、小学4年生~6年生の中学受験生が対象の学習まんがです。中学入試に必要な歴史事項や人物をまんがでわかりやすく解説しています。

「重要ポイントのまとめ」や「重要ポイントの一問一答」、さらに本の最後には実際に出題された中学入試問題をまとめた「入試問題にチャレンジ!」があります。

「一問一答」などは、家族でクイズ形式で問題を出し合っても楽しめそうです。「入試問題」は、本番を意識しながら解くことで、入試に役立つ実践力を身につけることができます。
ぜひ、入試直前の最終チェックにご活用ください。

中学入試まんが攻略BON!歴史 江戸時代~現代編 改訂新版
Gakken(編)
定価 1,320円 (税込)

COMIC×STUDY マンガでわかる中学社会 公民

こちらは、ある中学生が「総理大臣になる」夢を抱いて公民を学ぶ、ストーリー仕立ての漫画参考書です。

「衆議院と参議院をステータス画面で比較」「ゲームのレアカードで需要と供給を解説」など、わかりやすい例えで複雑な政治・経済分野の理解を助けます。また、登場人物たちのテンポ良いギャグと会話で、複雑な内容もすいすい読むことができます。

学習内容とギャグが融合し、重要ポイントがすんなりと頭に入るのも特長です。

学習内容の要点をまとめたページでは、各単元のポイントを短時間でおさらいできるので、入試直前の最終チェックに活用しましょう。

COMIC×STUDY マンガでわかる中学社会 公民
学研プラス(編)竹屋まり子(漫画)
定価 1,210円 (税込)

入試直前! 最終確認しておきたい「時事問題」と「重大ニュース」

画像出典:首相官邸ホームページ(https://www.kantei.go.jp/)

この他にも、2024年の重大ニュースをまとめた本なども確認しておくとよいですね。
Gakkenが首都圏の私立・国公立中学校にアンケートを取ったところ、計158校(83%)が昨年時事問題を出題したと回答しました。

時事問題や重大ニュースの本は出版各社から販売されています。私立中学校の先生のアンケート結果を踏まえ、政治・経済・国際社会・文化・環境・気象などの話題になったニュースやテーマについて解説し、予想問題がついているものもあります。

入試直前の年末年始、親子ともに緊張感でいっぱいかと思いますが、時事問題の最終チェックを兼ねて今年一年を振り返りながら、気分転換に家族でクイズを出し合い、さまざまなニュースについて家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。

入試本番まであと少し。受験生にお正月はないかもしれませんが、勉強の合間に少しでも家族との楽しい時間が持てるよう心がけたいですね。

2025年入試用重大ニュース 時事問題に強くなる本
Gakken(編)
定価 1,760円 (税込)

中学入試・高校入試用の時事問題の対策本。重大ニュースをわかりやすく解説,予想問題も充実。解答は使いやすい切り取り式。時事問題を用語や地図・年表・統計などでまとめた「時事問題パワーアップ講座」では,社会科の総合力も身につく。

2025年中学入試用 サピックス重大ニュース
サピックス小学部 (編集)
定価 1,760円 (税込)

巻頭特集ページはカラーページで収録、一目で見やすく理解を深めることができる。最難関中学入試で抜群の合格実績を誇るサピックス小学部が独自に作成した入試予想問題を掲載。切り離して使用できる一問一答形式の時事用語単語カードつき。

2025年度中学受験用 2024重大ニュース (日能研ブックス)
日能研教務部 (著)
定価 1,650円 (税込)

中学受験塾の日能研がこれまでの膨大な入試問題の分析データをもとに、受験生が無理なくニュースと関連事項を学習できるように構成。取り上げている「ニュース」「関連する社会科の基本事項」のセレクトや「解説」についての信頼性はもちろん、「予想問題」も充実。

[2025年入試用]中学受験時事ニュース完全版
ジュニアエラ編集部 (編集)
定価 1,870円 (税込)

小中学生向けのニュース月刊誌「ジュニアエラ」でこの1年間報じてきたニュースから、中学受験で問われやすいテーマを集めて収録。1年間の主なニュースをまとめたカレンダーや、時事問題を理解するポイントとなるキーワードも解説している。

2025年中学入試用 重大ニュース
株式会社 栄光 (その他)
定価 2,420円 (税込)

2023年末から2024年9月までの1年間に起きた国内・海外のニュースを、小学生向けにわかりやすく解説した、社会および理科の時事問題対策用の学習書。時事問題対策には必携の1冊。

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