子どもの個性を伸ばすのに必要なこと。ママパパができる3つのコツ PR

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子どもの個性を伸ばすのに必要なこと。ママパパができる3つのコツ

これからの時代、子どもたちは知識のみを学ぶだけでなく、知識をもとに試行錯誤しながら自ら考える力を養うことが大切です。子どもに自分の人生を自分の力で歩んでいってもらうためにも、一人ひとりの個性を活かした教育に取り組む必要があります。しかし、保護者の方の中には「個性って何?」「どうすれば子どもの個性を伸ばせるの?」と思う方も多いのではないでしょうか。

今回は、個性とは何か、子どもの個性を伸ばすために保護者の方ができることは何かを見ていきましょう。

文/ハイドジア

目次

子どもの個性を伸ばすのに必要なこと

一列に並んだ元気いっぱいな子どもたち

個性とは、その人特有の性格や性質、特徴のことです。個性には先天的に備わっているものと成長過程で身につくものとがあり、それらを見出して伸ばすことは、子どもの可能性や世界を広げることに繋がります。学校でも家庭でも個性を伸ばす教育を行うことで、子どもたちはより豊かな人生を歩んでいけるでしょう。

まずは、子どもたちの個性をよりよく伸ばすために、家庭や学校、地域社会で行えることを見ていきましょう。

保護者の役割

子どもの個性を伸ばすためには、保護者の方はお子さんと積極的にコミュニケーションを取りながら見守ることが大切です。そのお子さんが何に興味をもっているのか、何に夢中になっているのかをしっかり見つめ把握します。そして、個性を引き出せるような環境づくりをしたり、力を発揮できるようにサポートしましょう。

そのためにも、子どもの自主性や主体性を尊重することが重要になります。親の理想どおりでないときや思いどおりにいかないときなど、親としてはどうしても心配になり、つい子どもの行動や選択に口を出したくなります。

しかし、子どもたちは時には失敗したり回り道をしたりしてさまざまな経験をし、それが個性を伸ばすことにも繋がります。保護者の方は、子どもの興味や選択を受け入れ、それを伸ばすためのサポートを意識することが大切です。

周囲(地域)の役割

子どもは、成長過程においてさまざまなことに興味や関心を抱きます。幼児期や小学生時代にいろいろな体験をして多くの刺激を受けることで、好奇心や探究心が養われ、子どもの可能性や世界が大きく広がっていきます

特に、学校や地域、習い事など家庭以外の環境で、保護者以外の大人やお友達と関わることは、個性を伸ばすのに役立ちます。さまざまな人間関係の中でこそ、協調性を育んだりリーダーシップを発揮したり、自制心を養ったりすることができるものです。

子どもの個性を伸ばすことでできることとは?

個性とは、その子がもつ特有の性格や性質、特徴のことを指します。長所も短所もひっくるめたその子のすべての特徴こそが個性なので、長所もどうしても直らない短所も丸ごと受け止めることが個性(=その子らしさ)をつぶさないということに繋がります。
このとき、周りに合わせて無理に「普通」にしようとするのはよくありません

その子の長所も短所も認め、受け止めていくことが、時には大事なのです。お子さんの短所も、捉え方によって長所や個性となるため、保護者の方がうまく変換して個性を伸ばしてあげましょう。

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長所を生かすことができる

個性には、生まれながらに備わっているものと、成長するにつれて身につくものとがありますが、成長過程で身につくものは、さまざまな体験や環境の影響を受けて形成されていきます。

保護者の方は、お子さんの性格を理解し、夢中になっていることや得意なこと、苦手なことを把握することが大切です。お子さんの個性を見出し伸ばすことは、長所をさらに伸ばし生かすことに繋がります。そして、長所を活かした学びや遊びを取り入れて個性を育むことで、お子さんが学ぶ楽しさや喜びを感じることができ、それが意欲の向上にも繋がるでしょう。

考えを尊重できるようになる

お子さんの個性を伸ばすことができれば、自分の性格や考えを受け入れられるようになります

幼少期のお子さんのいる保護者の方は、自分の子どもと周りの子比べて、「ウチの子は○○は△△ちゃんよりもできる」「でも、□□は△△ちゃんよりも劣っている」と心配したり不安になったりしがちです。

しかし、他人と比較して判断せず、何が得意で何が不得意かを個性として理解できれば、お子さんを信じ尊重できるようになるでしょう。

自己肯定感を高めることができる

子どもは、個性を伸ばすことで自分に自信をもてるようになります。ありのままの自分を受け入れることができ、自己肯定感を高めることができるでしょう。

自己肯定感を高めることができれば、気持ちが前向きになるため、学習や習い事、遊び、人間関係にも積極的に取り組むことができます。たとえ失敗したり難しい局面に立たされたりしても、諦めずに挑戦し続けることができるでしょう。

子どもの個性を伸ばすコツ4つ

子どもの長所を理解して活かしてあげることで、子どもの個性を伸ばすことができます。長所を見出すためには、子どもをじっくり観察し見守ることが大切です。

短所は目につきやすいものですが、わが子の個性をマイナスの面からしか見ることができないのは、とてももったいないことです。何か不得意なことがあっても、ひとつの個性としてプラスの面から見てとらえることで、短所も裏を返せば長所として見られるのだということがわかってきます。

保護者としては日々の生活の中からお子さんの長所を見つけ、伸ばしてあげたいものですね。では次に、子どもの個性を伸ばすコツについて見ていきましょう。

1. 保護者が子どもの個性を見つける

子どもの個性を伸ばすためには、子どもの自主性や主体性を尊重することが大切です。とはいえ、子どもに干渉せず、放任することとは大きく異なります。子どもを見守りながらコミュニケーションを取り、子どもの個性を見出し、それを伸ばすようにサポートしてあげましょう。

大人であっても、自分の長所を理解するのはなかなか難しいもの。特に子どもが自分自身の個性を見出し、長所として受け止めるためには、周囲の大人の力添えが欠かせないものです。やはり、いちばん身近にいてその子をよく見ている保護者の方が、お子さんの個性を見つけてあげるのがよいでしょう。

たとえば、「おせっかい」という短所があったとします。しかし、それはマイナスの面からみた状態のことであって、プラスの面からみてみると「よく気がつく」「世話好き」という長所としてとらえることもできます。

個性をマイナスの面からとらえてしまうとすべてが悪く見えますが、子どもの個性をプラスの面から見てとらえるだけで、長所が発見できる場合があるのです。ここでおさえたいのは、「親が望むこと」が子どもの長所ではない、ということ。その子にしかないオンリーワンの個性が武器になるということを忘れてはいけません。

2. 子どもの好きなことを見つけて伸ばす

人は好きなことには好奇心を抱き、探求心をもって取り組めるものではないでしょうか。好きなことに対しては「もっと深く知りたい」「もっとできるようになりたい」とモチベーションが高まり、どんどん個性を伸ばしていけるでしょう。

お子さんの好きなことが、お子さん自身の未来の可能性を広げ、個性を高めていくことに繋がることが多いため、保護者の方は、お子さんが何が好きなのか、何に夢中になっているのかをじっくり観察し、子どもが取り組みたいと思ったものを尊重してあげることが大切です。好きなことに集中できる機会を増やしてあげたり、より深めていけるようにサポートしてあげたりしたいですね。

3. ほかの人と優劣をつけない

子どもの個性を伸ばすにあたって、きょうだいや周りのお友達を含め、ほかの人と比較するのは逆効果です。常に誰かと比べる癖がつき、ほかの人からの評価に依存するおそれがあります。相手に勝つことばかりを重要視するようになるため、個性を見出すきっかけを見失うことにも繋がりかねません。個性とは、自分とほかの人とを分かつもので、自分がもっている特性です。

さらに、個性は「人よりも優れている」ということではありません。一人ひとり好きなことや得意なことは違います。この「違い」とは、「優れているとか劣っているとかいうことではなく、異なっていること」で、「間違い」とは異なります。保護者の方は、子どもの個性を「間違い」と捉えずに「違い」のひとつ=個性と受け止め、子ども自身の変化や成長を見つめながら個性を伸ばしてあげることが大切です。

4. 習い事をさせる

子どもの成長を促したり興味や関心を増やしたりする選択肢のひとつとしておススメなのが、習い事をさせることです。幼稚園や保育園、学校、家庭では得られない学びや体験ができます。個性を発揮したり伸ばしたりできる環境に身を置くことで、成長するきっかけとなるでしょう。

学研教室では、子どもの性格や個性を尊重する学習法を提案しています。子ども一人ひとりの性格や能力、適性をしっかり把握して学習計画を立てるので、安心して学習に取り組むことができます。できたところや頑張ったところはしっかり褒めるため、自信に繋がりやる気を引き出すことができるでしょう。

学研教室の特徴は、一人ひとりに合ったスピードで学習できることです。ゆっくり学習する子もいる一方で、先取り学習をする子もいるという自由な環境であるため、一人ひとりの個性を育むことができます。

子どもの個性はどこまで尊重するべきなのか

子どもの個性はどこまで尊重すべきかについては、悩む保護者の方が多いのではないでしょうか。子どもの個性を伸ばしてあげたいと思うあまり、すべて認め許してばかりいては、わがままに育ってしまったり間違った方向に行ってしまったりする恐れもあります。

個性を育てるために尊重し自由にさせることと、なんでもやりたいようにさせることとは大きく異なりますよね。保護者としては、子どもに「違い(=個性)」と「間違い」の基準をきちんと示し、導いてあげることが大切です。

プログラミング的思考で個性を伸ばすという方法も

2020年度から小学校においてプログラミング教育が必修化され、プログラミング的思考の必要性が重要視されています。プログラミング的思考とは、物事を行うとき、それを実現させるために至るいくつかの工程を論理的に考えていく力のことを指します。

たとえば料理やボードゲームなどのように、筋道や手段を考えて目的まで進めていくものの中でも、プログラミング的思考を使います。こうしたプログラミング的思考を育むことで、「どうしたら成功するか」「どうしたらスムーズにできるか」と自ら考え、集中して物事に取り組んでいくようになり、子どもの個性を伸ばすことができます。判断力や想像力、また創造力も鍛えることができるため、個性を活かし発揮することに繋がるでしょう

子どもの個性を伸ばすなら学研教室がオススメ

子どもの個性を活かした教育を行い、子どもの個性を伸ばすことが大切です。子ども自身が自分の性格や考え方を個性として受け止めるのは難しいため、保護者としては見守りながらお子さんの個性を把握し、積極的にサポートしてあげたいですね。

また、子どもの性格や個性を尊重する教育も大切です。
学研教室では、子ども一人ひとりの個性を伸ばす指導を行っています。また、学研教室で出会う先生やいっしょに学習するお友達との触れ合いを通して、多くのことを体験しながら学ぶことも個性を伸ばすのに役立つでしょう。学研教室の教材や雰囲気を知るためにも、ぜひ一度学研教室の無料体験を訪れてみてはいかがでしょうか

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この記事の監修・執筆者

編集部員 こそだてまっぷ編集部

未就学から中学生までの子を持つママ編集者を中心に、子どもの学びや育ちに関する様々な情報を日々発信しています!

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