【小学生の読書感想文】感想を引き出す5つのコツと書き方

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夏休みも後半戦ですね。
夏休みの宿題のメインの一つといえば、読書感想文。初めて夏休みを迎える1年生はもちろん、高学年でも苦手意識をもっているお子さんは多いのではないでしょうか。
そこで、読書感想文の事前準備、取り組み方、サポート方法など、おうちのかたが子どもにどう寄り添えばよいのか、具体例を挙げてご提案します。

文/マムズラボ

目次

みんな悩んでいる読書感想文 今年はどうする?

下のグラフ1は、株式会社イオレが昨年夏、小学生の親1300人に「夏休みの宿題で親が手伝うことになる宿題は何ですか。」と聞いたアンケートの結果です。

<グラフ1>

引用元:株式会社イオレ・らくらく連絡網調べ「小学生の親1300人に聞いた、夏休みの宿題アンケートを公開 今年の宿題、どう進める?難関は“読書感想文”と“自由研究”!」

<グラフ1>を見ると、読書感想文と自由研究には、毎年のように頭を悩ませるご家庭が多いことがわかります。

また、<グラフ2>によれば、夏休みの宿題の中でも読書感想文は最後まで残りがちな宿題ナンバー1となっています。

<グラフ2>

引用元:株式会社イオレ・らくらく連絡網調べ「小学生の親1300人に聞いた、夏休みの宿題アンケートを公開 今年の宿題、どう進める?難関は“読書感想文”と“自由研究”!」

おうちのかたの中でも、「苦手だった」というかたも多いのではないでしょうか。

楽しく読書感想文に取り組む5つのコツ

では、そんな多くのかたが苦手意識をもつ読書感想文を、どのように書いたらよいのでしょうか。以下に編集部員の経験から得た、読書感想文に楽しく取り組めるコツを5つお伝えします。

1.いちばん大切なのは「本選び」

読書感想文を書くのにいちばん大切なのは本選びです。低学年だと、まだ自分で読みたい本にたどり着くのが難しい子もいます。

まずは、お子さんと一緒に図書館や書店に行ってみましょう。読書感想文の書き方講座を開く図書館も増えています。夏休みの推薦図書を学年、年齢別に紹介する冊子を配布、展示しているところもありお子さんに合った本がわかることも。

動物好きなら生き物に関する写真やイラストが豊富な絵本、スポーツ好きならスポーツ選手に関するノンフィクション、対戦ゲームや長編ファンタジーが好きならゲームの題材となった歴史小説など、お子さんの興味・関心にあった本を選んで手渡してみましょう。

一度目を通してみて、お子さんの好みに合わなければ、他の候補を探すことができ、次々と色々な本を探すことができるのが図書館や書店のよいところです。最近の図書館や書店には、書籍の種類がとても充実しているところもあります。活字の本以外にも子ども向けの科学雑誌や、人気キャラクターが登場する教育系マンガ本を、シリーズで取り揃えているところも。ぜひチェックしてみてください。

本選びの次に重要なのは、おうちのかたからの問いかけです。本を読む前、読みながら、読んだあとに、おうちのかたが問いかけることでお子さんの感想を引き出しましょう。それでは、2~5のコツや書き方を紹介します。

2.「読む前」の本の印象をメモ

本を読み始める前に「どうしてこの本を読んでみようと思ったのか?」「表紙を見てどんな話だと思ったか?」など、お子さんにその本を選んだきっかけなどを質問しメモしておきます。事前に、お子さんの「好き」と「好奇心」を刺激することが目的です。

そして、読んだあとに「どんな話だった?」と質問してみましょう。「誰が」「どこで」「どんなふうに」「何をしたか」などについて、順を追って質問することで、お子さんが物語のあらすじや山場をとらえる助けにもなります。

3.気になったページや印象に残った文章には付せん

読みながら気になった文章やセリフがあれば、付せんをし、気になった理由をメモなどに書き留めておきます。低学年でまだ言葉で上手に表現できないお子さんなら、付せんだけでも大丈夫です。あとから一緒に見直したときに、「どうしてここが気になったのかな?」と理由を聞いてみてください。おうちのかたもお子さんと一緒に読み進めながら、ご自分でもお子さんが答えた内容をメモしておくとよいでしょう。

4.主人公や登場人物に対して「もし自分だったらどうする?」と想像

主人公や登場人物に対して「もし自分だったらどうする?」と想像しながら読むように促してみましょう。そして、思い浮かんだ気持ちや、心が動いた場面をメモしていきましょう。
読書感想文を書くときだけでなく、読書が楽しめるようになる上で大切なのは「想像力」です。
作者が物語や登場人物を通して読者に伝えたいことは何だったのかについて、想像できるように問いかけるのがコツ。

5.骨組みとなる段落を3~4つ作る

最後まで読み終わったら、付せんに書いたメモを見ながら書き出していきます。まずはノートに下書きするとよいでしょう。低学年の読書感想文は、4つの段落で構成するのがおすすめです。

  1. 「書き出し」 この本を読んだきっかけ、読む前に表紙を見て感じたこと
  2. 「本のあらすじ」 主人公が、どこで、何をしたかを簡単に
  3. 「気になったところ」 気になった場面、印象に残った言葉、登場人物に言いたいことなど。どうして気になったのかの理由
  4. .「読む前と読んだあとで変わったこと」 読んだあとでの気持ちの変化や登場人物に伝えたいことなど

「心が動いた理由」を言葉にするのが読書感想文

段落ごとに箇条書きにできたら、次はそれらをつなげて文章にしていきます。

お子さんによっては「面白い」「すごい」「好き」などといった簡単な言葉しか出ないこともあるでしょう。そういうときはおうちのかたが「どんなところがすごい?」「どんなところが面白かった?」などと質問し、なぜそう感じたのか「心が動いた理由」をお子さんから引き出すようにします。おうちのかたが聞き役に回ることで、読書感想文に何を書いたらよいか、お子さんは楽しく考えを深めることができます。

「○○から□□へ」という形式で、登場人物に手紙を書くのもおすすめです。オリジナリティが表れて、とてもユニークな読書感想文になることでしょう。

このように、お子さんの感想を引き出したら文章にまとめます。書き上がった文章は、必ず推敲しましょう。

「誰が」「何をした」など、主語と述語の関係は注意して見てあげてください。低学年のお子さんは、接続詞(そして、だから、また…など)を使い過ぎないように注意すると、次第に整った文章が書けるようになります。

以上のようなポイントに気をつけると、低学年や、読書感想文が苦手な中学年以上のお子さんでも、楽しく読書感想文に取り組めるようになるでしょう。
読書感想文でポイントになるのは、「心が動いた理由」を言葉にする練習です。読書感想文を書くことで、自分の気持ちを伝えるのがうまくなるといいですね。

<出典>
「株式会社イオレ・らくらく連絡網調べ」
小学生の親1300人に聞いた、夏休みの宿題アンケートを公開 今年の宿題、どう進める?難関は“読書感想文”と“自由研究”!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000030850.html

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