どんな特長の本?
『登校から下校まで! 先生の言葉かけ55 ポジティブチェンジ』は、学校で先生が実践している子どもへの「言葉かけ」をまとめた本です。最大の特長は、いつも使っている言葉をポジティブな表現に変換する「ポジティブチェンジ」の原則です。ポジティブチェンジするだけで、子どもは変わっていきます。
言葉かけは、学校に登校してから放課後までの1日の流れに沿って、低・中・高学年ごとに紹介しています。言葉かけをするときの状況や、ポジティブチェンジのポイントも解説しているので、言葉かけの先に子どもに意識させたいことがわかります。
今使っている言葉を見つめ直すきっかけになり、子どもとの信頼関係を深めるのに役立つ一冊です。
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【怒らなくても伝わる】家庭で使える、先生のポジティブな言葉かけ
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本の著者
著者の広山隆行先生は、民間教育団体「道徳のチカラ」小学校代表、特別の教科「道徳」教科書編集委員(Gakken)を務めています。
1996年島根大学教育学部卒業、1998年島根大学大学院教育学研究科修士課程修了。1998年より島根県公立小学校にて教鞭を執られています。
おもな著書に、『教師は言葉かけが9割:局面指導のNGワード×ポジティブワード』(日本標準)、『「叱れない」「厳しくできない」でもうまくいく「優しすぎる先生」の本』、『国語授業 発問・言葉かけ大全 子どもの学びを深めるキーフレーズ100』(以上明治図書)等多数。
どんな人におすすめ?
日々の学校で子どもとの関わり方に悩んでいる先生や関わり方を改善したいと思っている先生、そして、よりよい親子関係を築きたい保護者におすすめです。
子どもとの日々をよりよくするためのヒントが見つかるかもしれません。
おすすめのポイント
1.ポジティブな言葉かけが効果的な理由がわかる
毎日上司から怒られて仕事をする会社と、毎日褒められて仕事をする会社、どちらの会社で働きたいでしょうか?
多くの人は「毎日褒められて仕事をする会社」を選択するのではないでしょうか。そして、ふたつの会社はきっと会社の雰囲気や同僚どうしの関係性も違うはずです。
大人がそう思うのなら、子どもも同じことを思うでしょう。だから、子どもに否定形で言葉かけするよりも、ポジティブな言葉かけで次の行動を示してあげるほうが効果的なのです。
そして、たとえば小学校のあるクラスで休み時間を過ぎてもおしゃべりしている子どもがいたとき、あなたが先生ならどのような対応をしますか?
きっとおしゃべりしている子どもに対して言葉かけを考えるかもしれません。でも、そのクラスには静かに授業の準備をしていた子どもがいるはずです。その場面を見るときの視点をポジティブに変えることで、おのずと言葉かけも変わっていきます。
2.子どもの日常生活でよくある場面での言葉かけがわかる
学校に登校してから、朝の時間、授業時間、休み時間、給食・そうじ、帰りの時間、そして放課後の家庭での過ごし方にいたるまで、子どもの1日の生活の流れに沿って言葉かけを紹介しています。
たとえば、朝の時間なら「あいさつ」「靴をそろえて入れる」「連絡帳を見せる」、授業時間なら「忘れ物をしない」「人の話を聞く」などの場面について、NGな言葉がけとポジティブチェンジした言葉かけを比較し、言葉かけによって子どもに意識させたいことを示しています。
3.小・中・高学年ごとの言葉かけがわかる
言葉かけのアプローチは、学年によって変えると効果的です。なぜなら、学年によって意識してほしいことが変わってきますし、言葉かけからイメージできることも違うからです。
低学年には具体的なイメージで、ときに動きも入れながら言葉かけをしたり、中・高学年には自己管理能力や社会性が身につくような言葉かけをしたりすることで、子どものやる気や前向きな行動を引き出すことができるようになります。
4.科学的な知見から言葉かけのメリットがわかる
言葉かけの効果について、脳科学の知見に基づいたコラムも掲載しています。科学的なメリットを知れば、本質的な理解につながるでしょう。また、本書を読み解くことで、言葉が持っている教育的価値や影響力を学び、自分自身の指導を見つめ直すことにもつながります。