どんな特長の本?
子どもの学力を伸ばすカギは「家庭での学習」
「子どもは学校で勉強してくるから大丈夫」と考えていませんか? じつは、近年は教科書のボリュームが増えたり、学習内容が難しくなったりして、親世代の経験が当てはまらなくなっています。学校に任せているだけでは、子どもが勉強についていけなくなってしまう可能性があります。
だから、これからの時代は家庭での学習が大切なのです。子どもの学力を伸ばせるか否かは、家庭の戦略と心がけ次第で決まります。
「隂山メソッド」を家庭で実践できる
「隂山メソッド」とは、著者の隂山英男さんが小学校教員時代に確立した、反復学習で子どもの学力を向上させるメソッドです。そんな「隂山メソッド」を家庭で実践できるようにしたのが、『入学前から低学年のための 隂山流 新・おうち学習戦略』です。
家庭での学習の進め方をマニュアル化
『入学前から低学年のための 隂山流 新・おうち学習戦略』は、学習計画や教科ごとの学習の進め方をマニュアル化し、子どもの学力定着がスムーズに進むよう攻略ポイントをまとめた本です。
小学校入学前に取り組んでおきたいこと、小学校低学年のうちに基礎力を身につける方法、おうち学習におすすめの教材、おうち学習の成功の秘訣などを紹介しています。
書いているのはどんな人?
著者の隂山英男(かげやまひでお)さんは、岡山大学法学部卒業後、教職に就き、兵庫県朝来町立(現・朝来市立)山口小学校在職時に反復学習で基礎学力の向上を目指す「隂山メソッド」を確立しました。2006年立命館大学教授及び立命館小学校副校長を経て、現在、隂山ラボ代表、NPO 法人日本教育再興連盟代表理事。教育クリエイターとして全国各地で学力向上アドバイザーを務め、講演会活動を行っています。
著書に『本当の学力をつける本』(文藝春秋)、『学校を変える15分 常識を破れば子どもは伸びる』(中村堂)など多数、隂山メソッドを教材化したドリルとして『徹底反復』シリーズ(小学館)、『早ね早おき朝 5分ドリル』シリーズ(Gakken)などがあります。
どんな人におすすめ?
幼稚園・保育園・子ども園の年中・年長さん、小学1~3年生くらいの子どもをもつ保護者におすすめです。
机に向かう習慣など小学校入学前に取り組んでおきたいこと、学習面で準備をしておきたいこと、子どもの発達段階に合わせた学習の進め方、基礎力の高め方や追い越し学習のやり方などを丁寧に解説しています。
また、子どもへの取り組ませ方だけでなく、その際に保護者がもっておくべき視点や心得なども挙げられています。
おすすめのポイント
1.学力の基礎の基礎から身につけられる
小学校低学年の勉強は、学力の基礎の基礎です。ここを軽く見てしまうと、「できない」「わからない」ことが少しずつ積み重なっていき、いつのまにか勉強が苦手になっていきます。大人だって、苦手なことはやりたくないですよね。
だからこそ、勉強が好きになるためには、「できた!」「わかった!」という成功体験を積み重ねていくことが大切です。『入学前から低学年のための 隂山流 新・おうち学習戦略』では、そのような体験を積み重ねていくためのコツやポイントを解説しています。
2.「隂山メソッド」は何年生からでも始められる
小学校入学準備は、年中さんぐらいから少しずつ、年長さんの秋くらいから本格化させると、スムーズに進められます。
ただし、『入学前から低学年のための 隂山流 新・おうち学習戦略』を手に取ったときに「子どもがすでに小学校に入学している」という場合でも問題ありません。「隂山メソッド」は何年生からでも始められるので、あせらずに取り組んでみましょう。
3.小学校入学前から準備しておきたいことがわかる
小学校に入ると、ひらがなや数字の授業を受ける前から、自分の名前を書いたり連絡帳を書いたりする機会があります。そして、いざ授業が始まると、机に向かって授業を受けることになります。このように、授業の内容以外にもさまざまなハードルがありますが、どれも小学生になったからといってすぐにできることではありませんよね。
つまり、小学校入学前に学習面で準備しておきたいことや、身につけておきたい習慣があるのです。『入学前から低学年のための 隂山流 新・おうち学習戦略』では、そのような準備しておきたいこと、準備するタイミングや習慣の身につけ方なども紹介しています。
4.音読・漢字・百ます計算の取り組み方から追い越し学習の方法まで紹介
「隂山メソッド」の要となるのは、音読・漢字・百ます計算です。取り組む順番、それぞれの取り組み方のコツやポイントなどを解説しています。繰り返し取り組んでしっかりと基礎を身につけ、自在に応用に活用できる力を養うことができます。
さらに、追い越し学習の取り組み方やスケジュール例も紹介しています。学習の進捗状況は子どもによって異なるので、それぞれのペースに合わせて柔軟に取り入れてみてくださいね。
5.おすすめの教材を紹介している
ひらがなやたし算・ひき算の練習、音読・漢字・百ます計算それぞれで、おすすめの教材を紹介しています。また、ページの構成や取り組み方を解説しているものもあるので、具体的にどのように取り組んでいけばよいかイメージしやすくなっています。
6.おうち学習の体験談も掲載している
おふたりのおうち学習体験談のスペシャルインタビューが掲載されています。働きながら子育てをするなかで、どのようにおうち学習に取り組んでいったのかを知ることができます。
また、お子さんが小学1~2年生のときに読んだおすすめの絵本リストも掲載しています。一つひとつの絵本にメモが添えられているので、絵本選びの参考にもなります。