【おもちゃの処分】みんなどうしてる? 処分するタイミングや、子どもへの伝え方をアンケート

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年々増えてしまう子どものおもちゃ。

「来月のクリスマスには、祖父母からおもちゃが届きそうだけど、もうおもちゃ箱がいっぱい!?」とか、「遊んでいないから大丈夫だよね…と思って、子どもに内緒で処分したら、『○○のおもちゃ、どこ?』って急に思い出して焦ったー!」
なんて経験ありませんか?

今回は、1歳~6歳のお子さんを持つ保護者182人に、子どものおもちゃの処分についてアンケートを実施! 処分するタイミングや方法、お子さんへの伝え方などについてうかがいました。
※アンケート調査:モニプラファンブログ「学研の幼児ワーク編集部」調べ(2021年10月実施 182人回答)

目次

子どものおもちゃを処分したことが「ある」保護者は92%

アンケート結果を見ると、90%以上の方が、お子さんのおもちゃを処分したことが「ある」と回答。

まだ処分したことがなくて、迷っている方には、心強い数字ですね。

逆に、「ない」と回答した8%の方の理由を見ると、

●まだスペース的に余裕があるから

おさがりとして取っておきたい

●子どもに聞くと「まだ遊ぶ」というので

という結果でした。

処分のタイミングは、「壊れた」「汚れが目立つ」「飽きてもう遊んでいない」など

では次に気になるのが、「処分するタイミング」と、「お子さんへの伝え方」ですね。

最も多かったのが、「壊れたり汚れが目立つようになったとき」という回答。

お子さんへの伝え方は、

「ここが折れちゃって、ケガをすると危ないから、バイバイしようか?」と説明したら、納得してくれました。

「壊れたところを何度も直してきたけれど、もう無理だったから、さよならしようか?」と伝えたら、ちゃんとバイバイして処分できました。

「壊れて遊べないから、捨ててもいい? ○○(下の子)が触ってケガをしてもいけないし」と言ったら、「そうだね、危ないね。仕方ないね」と言って、捨てるのを手伝ってくれました。

2番目に多かったのが、「子どもが飽きて、もう遊ばなくなったとき」。

お子さんへの伝え方は、

「これ、もう遊んでいないよね? ありがとうって言ってバイバイしてもいい?」と聞いて、子どもが納得したら、最後に写真を撮って処分します。

「このおもちゃ、もう遊んでいないから、遊んでくれるお友だちにあげようか?」と伝えたら、OKでした。自分より小さい子が喜んでくれるのが、うれしいみたいです。

遊んでいないおもちゃを「△△ちゃんにあげるね」と伝えたら、身近な相手なのでまた一緒に遊べるからいいかと思ったようで、意外とスムーズに手放せました。

3番目が「おもちゃ箱などに入りきらなくなったとき」

お子さんへの伝え方は、

 ●「おもちゃ箱に入りきらなくなったら、使っていない物はバイバイしようね」と前もって伝えていたので、もう一度説明したら、子どもも納得し、自分で仕分けて処分しました。

 ●おもちゃ箱に入らない状態を子どもに見せて、入る分で必要なおもちゃを子どもに選んでもらい、それ以外は処分しています

4番目は「新しいおもちゃを買うとき(もらうとき)」で、

お子さんへの伝え方は、

新しいおもちゃを買う(もらう)前に、子どもに遊んでいないおもちゃを選んでもらい、「ありがとうしてからバイバイしようね」と言ってバイバイして自分の手で袋に入れもらいます。

誕生日やクリスマスなど、新しいおもちゃを買う(もらう)前に、「新しいおもちゃをもらう前に、遊んでいないおもちゃを選んでね」と伝えます。迷っているときは、保留BOXを作って少しの間そこに入れて、処分するかどうか検討しています。

お子さんへの伝え方という点では、ほとんどの方が「壊れているから」「もう遊んでいないから」といった理由をきちんと伝えた上で、お子さんが納得して「バイバイ」できることを大切にされていました。

そこには、「勝手に処分されるのはわたしも嫌だったから」という理由や、「あとあとトラウマになってしまうと困るから」といった思いがあるようです。

処分方法は「分別してゴミに」「リサイクルショップなどで販売」「知人にゆずる」など

次に、おもちゃの処分の仕方について尋ねてみました。

圧倒的に多かったのが、「分別してゴミに出した」です。

 次が最近の傾向ともいえる「リサイクルショップやバザー、メルカリなどで販売」という回答。

分別してゴミに出す場合は、可燃・不燃を分けるのはもちろんですが、電池を抜き忘れないように気をつけてください。

また、大きいおもちゃは、粗大ゴミとしても出せますが、お金がかかる場合や連絡する必要があるなど、手間もかかります。分解できたり、切ったりできる物は、小さく分けて出すのがおすすめです。

地域によっては、粗大ゴミを安く処分する方法として、自治体指定の場所などに直接持ち込むこともできます。お住まいの地域の持ち込み場所などを調べてみてください。

おもちゃを増やさない工夫は、事前のルール作りと、購入時の吟味 など

事前に、おもちゃについて子どもとルールを決めているという方の意見は、

大きなおもちゃを買う(もらう)のは、誕生日とクリスマスのときだけ、と決めています。

おもちゃが1つ増えたら、1つ処分すると約束していて、増えたときは、どれを処分するか、子ども自身が決めるようにしています。

おもちゃは、おもちゃ箱に入るだけと決めていて、子どもと一緒に定期的に見直しています。

また、購入する前、選ぶ段階での工夫としては、

本当に必要(欲しい)なのか、他の物では代用できないのか、長く遊べるものか、片付けもできるかなど、じっくりと相談し、吟味するようにしています。

特定の遊びしかできないおもちゃはNGいろいろな遊び方がアレンジできそうなおもちゃを買うようにしています。

次に、遊ばせ方の工夫としては、

自宅に大きなおもちゃを置きたくないので、そういうおもちゃは、児童館や支援センターなどで遊んでもらうようにしています。

今あるおもちゃでより楽しめるよう、だいたい3か月ごとにおもちゃを入れ替えています。例えば、おままごとセットを出したら、ドールハウスセットは子どもの手の届かない所に置いておき、また3か月経ったら、別のおもちゃと入れ替える、という感じです。子どもも新鮮な気持ちで遊んでいるようです。

その他、以下のような工夫の声もありました。

ママ友とサークルを作り、不用品のリサイクルをし合っているので、そこでおもちゃも他の子にゆずったりしています。

知育玩具のサブスクリプションサービスを利用しています。いろいろ試せるので、おすすめです。

手作りできるおもちゃは、できるだけ手作りしています。空き箱、ペットボトルなど、廃材を利用したり、100均で買える物を利用したり。これなら遊ばなくなっても捨てやすいです。

みなさん、おもちゃの処分の仕方や増やさない方法など、いろいろ工夫されていますね。

おもちゃは、どうしても年々増えてしまい、処分しない限り減ってくれません。

収納スペースに余裕がある場合は別ですが、やはり「おもちゃを処分するルール」をお子さんと一緒に決めておく必要がありそうです。

アンケート結果を参考に、わが家のルールを決めてみてください!

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