【クリスマス衣装は手作りできる!】かんたんにできる子ども向けかわいい衣装5選

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12月に入り、街はクリスマスムードに包まれていますね。イベントやパーティーで、子どもにクリスマスモチーフの衣装を着せたいと思う方も多いことでしょう。しかし成長の速い子どもたちに、一度しか着ないかもしれない衣装を購入することには少し抵抗がある方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事ではクリスマス衣装を作るまでの準備と、100円ショップで販売されているアイテムで作る手作り衣装の例をInstagramからご紹介します。

文/マムズラボ

目次

子どものクリスマス衣装を手作りするときに必要な準備

衣装を作ろうと決めたら、まずは手順を整理しましょう。あらかじめ段取りをたてておくことで、準備不足になることもなく、衣装作りをスムーズに進められます。

1.衣装のモチーフを決める

クリスマスモチーフにはたくさんの種類があります。クリスマスカラーの代表である「赤」「白」がポイントのサンタクロースや、「緑」のクリスマスツリーは、メインカラーとなる色が少ないため準備の手間もかかりにくくオススメです。

2.衣装のタイプを決める

モチーフが決まったら、どんなタイプの衣装にするか考えます。サンタクロースなら、ズボンやスカート、ワンピースタイプなどのほか、帽子とポンチョの組み合わせも作れます。クリスマスツリーの衣装の場合は、ツリーのもともとの形を生かし、エプロンタイプやワンピースタイプにすると作りやすいですよ。

3.服の布地と材料を決める

選んだモチーフに合わせて、衣装のベースとなる布地を決めましょう。手作りに慣れていない場合や手縫いで作りたい場合、手縫いがしやすく裁断してもほつれないフェルト地やソフトチュール地を選ぶと、失敗が少なくオススメです。

ミシンの場合は、普通のコットン(木綿)地の厚みが縫いやすいです。ミシン縫い上級者の方は、光沢のあるサテン地やあたたかみのあるベロア地やコーデュロイ地など、クリスマスらしい印象のものを選んでもよさそうですね。

ミシンや手縫いで縫わなくても、手芸用接着剤を使ったり、手持ちの服をリメイクしたりして衣装を作ることもできます。また、衣装の飾りとなるファー、ボタンを使うかどうかもこのとき決めておくとよいですね。

4.布地や材料を購入する

布地や材料は、手芸用品店や、手芸用品を取り扱う100円ショップでそろえられます。子どもの体格に合わせた布地や主な材料は手芸用品店で購入し、縫い糸やボタン類、ひも、はぎれ、面ファスナーなどを100円ショップで買い足すとよいでしょう。手芸用品店でまとめて買ったほうがお得になるキャンペーンなどをやっているときもあります。あらかじめ、店舗の公式サイトなどで割引情報や品ぞろえを確認しておくと安心ですね。

また、手芸用品店でも100円ショップでも、クリスマス衣装を販売していることがあるので、購入した衣装をアレンジする方法だとより時短につながります。

すべての材料がそろったらいよいよ衣装作りです。実際に使った布地や材料と作り方の主な手順を、Instagramの投稿例からご紹介します。

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手作りクリスマス衣装のお手本例5選

クリスマス衣装を手作りした方の投稿から、衣装に使った布地や材料、作り方の主な手順をご紹介します。

【切って縫うだけ】緑のフェルト地を使ったクリスマスツリーのワンピース

「あゆ」さんのInstagramより(@ayuk_125)
https://www.instagram.com/p/BczzphpB3AF/

手触りが柔らかいフェルト地は裁断してもほつれないので、衣装作りにオススメの素材のひとつ。100円ショップによっては約70cm×60cmサイズが販売されており、大きさが足りなくても縫い合わせて使うことも可能です。

あゆさんはフェルト地を使い、普段着の上から着られるエプロンタイプのクリスマスツリー衣装を作ったそうです。エプロンでベースの形を作り、葉っぱをデフォルメしたパーツをミシンで5段縫い付けています。胸元にあしらわれた赤いフェルト地のリボンと、雪を表現した白いポンポンがかわいらしさをアップさせていますね。フェルト地はたたんでもしわになりにくいので、あゆさんのようにお出かけ先へ持っていくこともできますね。

【基本は切って結ぶだけ】白い毛糸のポンポンを飾ったソフトチュールのサンタドレス

「Ayumi」さんのInstagramより(@paxi415ayumi__)
https://www.instagram.com/p/BrvGv2TB0DH/

Ayumiさんは当時6歳の娘さんに、ソフトチュール地を使ったサンタクロースのベアトップ型ワンピースドレスを手作りしました。ソフトチュール地を着丈の倍の長さ×15㎝くらいに細長くカットし、リボンまたはゴムに、半分に折ったソフトチュール地を巻きつけるように結んでいくだけだそうです。ベアトップ型なので、着るときは胸うえでゴムがとまります。肩や腕が出るので、インナーに長袖のものを着てくださいね。

飾りをつける場合は、毛糸で作った白いポンポンを胸元に縫い付けてくださいね。なお、ソフトチュール地は150㎝幅のものを6m使用し、ボリュームや着丈によって調整したほうがよいとのことです。

帽子は100円ショップなどでも取り扱いがあります。ベルトは手持ちの子ども用のものでもよいですが、幅広のリボンを結んでもワンポイントアクセントになり、かわいいですね。リボンの幅は子どもの体格などにより調整してくださいね。

【切ったあとミシン縫い】フェルト地でフード付きポンチョとズボン

「aya」さんのInstagramより(@aya.arata)
https://www.instagram.com/p/CXzpN6Spv77/

ayaさんの投稿では、おばあちゃんが作った兄弟おそろいのフード付きポンチョとズボンのセットアップが紹介されています。赤と白でまとめられた色合いで、本物のサンタクロースのような仕上がりに。ポンチョを前開きの作りにし、紐を結ぶだけで着脱をしやすくしているところがポイントです。

布地はフェルト地を使いミシン縫いで仕立てられており、ポンチョの首元には手芸用のひもに毛糸で作ったポンポンがついています。フードのてっぺんについたポンポンもアクセントになっていますね。フェルト地や手芸用のひもは、100円ショップでも取り扱いがあるので参考にしてみてください。

【編むだけ】赤と白の毛糸を使った兄妹おそろいのニット帽

「reina」さんのInstagramより(@re__n35.handmade)
https://www.instagram.com/p/CX71yl2pW-a/

reinaさんが赤と白の毛糸を使って手編みしたニット帽は、兄妹コーデ用に以前に手作りしたものだそう。ざっくりとした網み目と、配色の組み合わせが逆になっているアイデアがおしゃれですね。

筆者も昨年100円ショップで販売されている赤と白の毛糸を使って、1歳の子ども用にニット帽を手編みしました。編み物の経験は多少ありましたが、それぞれ1玉ずつで1時間もかからずに完成させることができたので、使いたい日まで時間がないときにもオススメです。一度作ると翌年以降も使うことができますよ

reinaさんはさらに、洋服づくりに適したコーデュロイ地を使い、当時4歳のお兄ちゃんにワイドポケットパンツを、1歳の妹用にベビーロンパースも作ったそう。裏地に使われている緑と白のギンガムチェックが、クリスマスらしさをプラスしています。専用のパターン(型紙)が掲載されている本を使用して作ったとのことで、本格的な仕上がりになっていますね。

【上級者向け】バルーンを使ったサンタのバルーンドレス

「Hiruma Yasunori」さんのInstagramより(@hiruma.yasunori)
https://www.instagram.com/p/CXplAIjLUcf/

バルーンアートが趣味のHiruma Yasunoriさんは、子どもたちにバルーンを使ったクリスマス衣装を作ったそうです。赤と白をベースに、グリーンや黒、ゴールドをアクセントに取り入れ、華やかなワンピースドレスに仕上がっていますね。

バルーンアート用の風船は直径5インチ(約13㎝)のものや、マジックバルーンと呼ばれる専用の細長い風船などがあります。風船に市販のエアーポンプなどで空気を入れてふくらませ、複数本の風船同士を編み込んだりひねったりして服の形を作ります。仕上げに別に作っておいた飾りを両面テープなどで貼り付けて完成です。このとき、飾りの風船とバルーンドレスを貼り付ける部分に、それぞれマスキングテープを貼ってから両面テープをつけると、風船をはがすときに割れにくくなります。

バルーンアート未経験の場合、まずは「犬」など初心者むけのモチーフをクリスマスカラーで作り、衣装の小道具として使ってもよいですね。バルーンアート用の風船は、100円ショップでも手に入れられますよ。

子どものクリスマス衣装を手作りして、すてきな思い出を作ろう

クリスマス衣装は工夫次第でかんたんに作れるものがあります。100円ショップで取り扱いのあるグッズもうまく取り入れて、すてきな衣装を準備してみてくださいね。子どもも大人も笑顔いっぱいのクリスマスを過ごせますように。

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