この時期、ハロウィンらしい料理やおやつ・お菓子を準備したいというご家庭もあるのではないでしょうか。ハロウィンの料理には「ジャック・オ・ランタン」「お化け」「ミイラ男」などのモチーフを生かしたり、かぼちゃを使うものなどがあり、工夫次第で手軽に取り入れられます。
今回は、ハロウィンシーズンにオススメの料理やおやつ・お菓子などをご紹介します。おうちハロウィンを彩るアイデアとして、ぜひ参考にしてみてくださいね。
文/マムズラボ
子どもも食べやすい、ハロウィン料理に活躍する食材は?
まずは、ハロウィン料理にかかせないメイン食材と、飾りとしても活用できる食材をご紹介します。
メインで使用するオススメの食材
ハロウィンの主なモチーフでもある「かぼちゃ」のほか、この時期から旬を迎える「さつまいも」「りんご」、色味を生かした「トマト」「紫芋」などを主役に、普段の食材を組み合わせて作るパターンがよくみられます。
黒・オレンジ・紫などハロウィン料理のポイントである色を出すには、「食用色素」や「竹炭や紫芋などのパウダー」のほか、「ジャム」「チョコペン」「色がつくふりかけや、混ぜごはんの素」などがあります。
飾りに使える食材
ハロウィンモチーフも、いつもの食材の組み合わせで作ることができます。下ごしらえが必要な野菜を土台にするときは、電子レンジなどで加熱したり、味つけをしてから使用してくださいね。アクセントに使える食材は、子どもの年齢によっては食べられないものもあるので注意しましょう。
飾り作りを時短で済ませたい場合は、100円ショップなどでも手に入るハロウィンデザインの「フードピック」「飾りつきつまようじ」を使うのもオススメです。
土台に使える食材
・かぼちゃの皮
・薄切りにしたにんじん
・りんごの皮
・薄切りにしたはんぺん
・かまぼこの白い部分
・食パンの白い部分
・カニカマ
・ウインナーやソーセージ
・スライスチーズ
・モッツァレラチーズ
・ゆでたまご
・うずらのたまご
・薄焼きたまご
・海苔
アクセントに使える食材
・海苔…顔のパーツや模様を作るときにカットして使う
・スライスチーズ…白目を表現するときに使う
・黒ゴマ、ブラックオリーブ…黒目を表現するときに使う
・ケチャップ、トマトソース…血に見える飾りとして使う
・ナッツ類や糸唐辛子…そのほか、仕上げの飾りに使う
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子どもが喜ぶおうちハロウィンにオススメの料理8選
食事のメイン料理をハロウィン仕様にするだけでも、いつもと違った雰囲気になります。飾りや色合いに少し手をかけると、より特別感を演出できますよ。
1.かぼちゃグラタン
食べやすい大きさにカットし、下ごしらえをしたかぼちゃや具材とホワイトソース、チーズなどをグラタン皿に重ね、オーブンで焼き上げると「かぼちゃグラタン」が完成します。マッシュ状にしたかぼちゃを使ってもおいしく作ることができます。
かぼちゃをくり抜いて作る「かぼちゃ丸ごとグラタン」なら、ハロウィンらしさをもっと味わうことができます。じっくり焼くことで、器の皮ごと食べられるのも特別感があって楽しいですよ。焼く前に皮の表面を顔のパーツに浅くくり抜いておくと、「ジャック・オ・ランタン風グラタン」になります。
2.かぼちゃのチーズフォンデュ
かぼちゃを電子レンジで丸ごと加熱し、中身をくり抜いたあとにチーズソースを入れ、好みの食材をつけて食べるフォンデュです。食材はパン、ウインナー、うずらのたまご、野菜など一口サイズにカットしたものをそろえますが、加熱が必要なものはあらかじめ火を通しておいてください。
チーズソースは市販のチーズフォンデュの素を使うと手軽に作ることができます。かぼちゃも、小ぶりなサイズだと火が通りやすくなります。くり抜いたかぼちゃの中身は、クリームチーズやマヨネーズで味つけし、砕いたナッツを混ぜ込んだサラダにしてもおいしいです。
3.パンプキンシチュー
かぼちゃを使ったクリームシチューです。かぼちゃを電子レンジで加熱してペースト状にし、ホワイトソースに混ぜ入れ、電子レンジで下ごしらえした具材と合わせて鍋で煮込むと完成です。かぼちゃのやさしい甘みが出るので、小さな子どもも食べやすいと思います。
星やハロウィンモチーフの形に切って加熱処理した皮を仕上げに飾ると、かわいらしい仕上がりになりますよ。
4.ブラックパスタ
イカ墨をソースに使ったパスタです。インパクトがある見た目なので、具材はハロウィンカラーにこだわらなくても雰囲気が出ます。トマトソースやオリーブオイルベースと合わせるとおいしい仕上がりに。あらかじめイカ墨などが練り込まれた、乾麺の黒パスタを使ってもよさそうですね。
5.ハロウィン風ピザ
ハロウィンモチーフをかたどった具材や飾りをのせたピザも、ハロウィン用の特別なメニューになります。100円ショップなどでも手に入るピックにモチーフを貼りつけたものを飾りとして刺すと、楽しげな一皿に。具材はかぼちゃやホワイトソースを使用すると、季節感を出せますね。ピザは市販のチルドタイプのものを活用すると時短につなげることができます。
6.ハロウィンサラダ
いつものサラダの仕上げにハロウィンモチーフの形にカットしたパーツをトッピングすると、かわいいサラダが出来上がります。パーツの材料はスライスチーズや薄切りにしてゆでたにんじん、はんぺんを薄くカットしたものなどが、サラダの水分が影響しにくいのでオススメです。
7.ウインナーやソーセージのミイラ
ウインナーやソーセージに、細く切ったパイシートを巻きつけてトースターなどで焼き上げます。仕上げに、薄くスライスしたはんぺんやスライスチーズを丸くくりぬいたものと黒ゴマなどで目をつけると完成です。ハロウィンシーズン中のおかずにはもちろん、お弁当の一品にしても子どもが喜びますよ。
8.ハロウィンおにぎり
ケチャップや色がつくふりかけなどで、オレンジ色にしたごはんをかぼちゃ形に整えると、パーティにもお弁当にもぴったりの「ジャック・オ・ランタン」おにぎりになります。海苔などで顔をつけるとさらに本格的な仕上がりになりますよ。
シンプルな円形おにぎりをベースにすると、海苔で顔のパーツを貼りつけた「ガイコツ」おにぎりや、ハムと海苔を丸くカットしたパーツをマヨネーズで貼りつける「目玉」おにぎりも簡単に作ることができます。おにぎり自体の形をお化け形に整え、目のパーツを貼りつけた「お化け」おにぎりもかわいいですね。
ハロウィンのお菓子・デザート5選
続いて、ハロウィン期間中に食べたいお菓子・デザートをご紹介します。手作りできるものや市販されているものをベースに用意できるものばかりなので、ぜひ子どもといっしょに準備してみてくださいね。
1.クッキー
ハロウィンのモチーフをかたどったクッキーは、ハロウィンらしさとおいしさが同時に楽しめるおやつです。「かぼちゃ」「お化け」などの形にして焼くと完成します。生地作りや型抜き、焼き上がり後のデコレーションなどの工程は子どもといっしょに行えるので、準備する時間も楽しめますね。生地にカボチャペーストを練り込んでもおいしく仕上がります。
デコレーションは、カラフルなチョコペンでモチーフの顔や模様を描くのがお手軽でオススメです。
2.カップケーキ
生地を混ぜて型に入れオーブンで焼き上げたカップケーキに、ハロウィンらしいデコレーションをするとかわいらしいお菓子になります。デコレーションには、アイシングをかけてチョコペンで絵を描くなどのほか、色をつけた生クリームや、市販されているハロウィンモチーフのチョコレートなどを使うと手軽です。
生クリームは、ブルーベリージャムを混ぜると淡い紫色に、赤と黄色の食用色素を混ぜるとオレンジ色のクリームになります。また、カップケーキ自体は市販のホットケーキの素などを使っても作ることができます。生地に砕いたチョコレートやナッツを混ぜてもおいしさがアップしますよ。
3.ハロウィンパフェ
グラスに具材を詰めたパフェです。かぼちゃペーストやチョコ味のコーンフレークを層にして重ね、いちばん上に生クリームを絞り、チョコペンやクッキー、チョコスプレーなどで飾ります。色味をハロウィンカラーで統一すると完成度がアップ。パーティのしめくくりにオススメの一品です。
4.ハロウィン白玉だんご
ハロウィンのモチーフの形に整えて表情をつけた白玉団子を作り、あんこの上にのせた和風デザートです。生地にかぼちゃペーストを入れて作ると、かぼちゃ風味で見た目もかわいいお団子ができます。食用色素なども活用してカラフルなお団子を作り、フルーツポンチに入れてもよいですね。
5.オレンジ色のお菓子
市販のお菓子のうち、オレンジ色のものを集めておやつにするのもハロウィンシーズンの楽しみ方のひとつ。グミやチョコレート、ゼリービーンズ、ガムなどから選び、小袋に包むだけで特別感が出ます。
シーズン中は市販の定番お菓子のパッケージもハロウィン仕様になるものがあるので、あわせて選んでも楽しいおやつタイムが過ごせそうです。
おいしい料理やお菓子で、子どもといっしょに楽しいハロウィンを過ごそう!
近年、ハロウィンは定番行事のひとつとなっており、楽しみにしている子どもも多いと思います。普段の料理に手軽に取り入れられるものを選んで、ご家庭での思い出をひとつ増やしてみてくださいね。
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