【年長(5歳・6歳)】ひらがな練習方法とオススメ教材14選 PR

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【年長(5歳・6歳)】ひらがな練習方法とオススメ教材14選

年長にあたる5歳・6歳ごろになると、身体的な成熟と機能の発達に加え、年長として自覚や誇りを持った姿が見られるようになります。就学を意識し始め、文字や数字の勉強に対する興味も高まります。
このように、積極的に自ら学ぼうという意欲が湧いてきたら、お子さんに合った適切な教材を取り入れて子どもの関心を高めてあげましょう。では、この年齢に適した学習方法とはどのようなものか、教材の選び方や教え方のポイントなどにも触れながら解説していきます。

目次

ひらがなはいつから読み書きできるようになる?

文部科学省の資料『幼児教育、幼小接続に関する現状について』によると、年長にあたる5歳・6歳で、「自分の名前をひらがなで書ける」お子さんは男女とも9割を超えています。
ただ、子どもの発達の姿は一様ではないため、この時期に子どもがまだ文字に興味を持っていないのに、保護者が焦って無理やり読み書きをさせる必要はありません。お子さん自身が、自発的・能動的に身の回りの環境と関わりながら、生活の中で自然と身に付けていくことが重要です。
小学校に入学後、勉強に前向きに取り組めるように、まずは子どもが「ひらがなに関心を示す」ような環境をつくってあげましょう。

年長(5歳・6歳)に適したひらがなの練習方法

お子さんがひらがなに関心を示すためには、文字を道具として使いこなすことを目的とするのではなく、誰かに何かを伝えるための手段として文字が存在していることを自然と感じ取れるような環境が必要です。
次のようなステップで、徐々にひらがなに接する機会を与えてあげると、子どもの関心は少しずつ高まり、自ら学んでみたいという姿勢が見られるようになります。

①遊びを通して文字の必要性を気づかせる

子どもは、お友だちや保護者、先生など親しみを持つ人の行動を模倣し、同じようなことをやってみようとする様子が多く見られます。まずは、お友だちとの手紙交換や、親子で郵便屋さんごっこなどの遊びを行ってみましょう。お子さんが、遊びを通して文字を「読みたい」「書きたい」という気持ちになれば、自然と学びたいという気持ちも出てきます。

②ドリルやワークブックを活用する

年長(5歳・6歳)では、成長の個人差が大きく、暗記する能力などもまだ十分に整っているとはいえないため、文字を正確に読めたり、書けたりすることは必ずしも必要ではありません。ただ、お子さん自身が興味を示し、書けるようになりたいという意欲が見られるようなら、ドリルやワークブックを用意してあげましょう。その際、書き順やきれいに書くポイントなどを意識して学習すると、上手に書けることで自信がつき、より意欲的に取り組むようになるでしょう。

③ひらがな以外の文字にも挑戦する

お子さんが関心を示すようなら、カタカナやアルファベットなどに挑戦してみてもよいでしょう。生活の中で目にする機会の多い標識などに書かれている文字が、どのようなメッセージを持っているのかを知ることで、驚きや喜びを体験できるでしょう。
また、年長(5歳・6歳)になると好奇心が旺盛になるため、難度の高い学習に挑戦しあきらめずにやり遂げることで達成感を味わい、勉強以外のさまざまな場面でも自信を持って行動できるようになります。

年長(5歳・6歳)にオススメ!文字への興味が増す絵本4選

まずは、絵本で文字に接する機会をふやしていきましょう。お子さんが好きなテーマの絵本なら、ひらがなにも自然と興味を持つようになります。オススメの絵本を5冊紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

はっけんずかんプラス 妖怪

木下昌美(監修)
むらたももこ(京田クリエーション)(しかけページイラスト)
みゃーぎ(にぎやカラフル)(図鑑ページイラスト)
定価 2,420円 (税込)

家や夜道、山、川、外国などの場所ごとに、全141種の妖怪たちと仲良くなれるしかけ絵図鑑です。

しかけをめくって、いろいろな種類の妖怪が、意外なところから出てくるドキドキを味わえます。また、個性豊かな妖怪たちの情報がたっぷりつまった図鑑のページも充実しています。それぞれの妖怪たちがシンプルなことばで紹介されていて、お子さんが自分で読んでみたくなる一冊です。

ぴよちゃんとひまわり

いりやまさとし(作・絵)
定価 1,650円 (税込)

世界中で人気の『ぴよちゃんえほん』シリーズの最新刊です。

植物のひまわりの一生を通じて、「生と死」「命」について考えさせられる物語です。これからの時代を生きていく子どもたちにとって、今後繰り返し体験する、大切なメッセージを絵本を通じてやさしく教えてくれます。

ぼくだけがしっている ヘンテコなきかいのしくみ

大串ゆうじ(作・絵)
定価 1,540円 (税込)

世にも不思議でヘンテコなきかいのしくみをユーモアいっぱいに紹介する絵本です。

目覚まし時計やお掃除ロボット、トイレの中には小さな人たちが働いていて、実は彼らが動かしているという、独特な妄想世界。細部までこだわった笑いやユーモアが詰め込まれています。

アリスとふしぎのくにのベーカリー くるくるっとかいけつしましょ!

春田純子(訳)
定価 1,650円 (税込)

ディズニーチャンネルで放送中のアニメ『アリスとふしぎのくにのベーカリー』の絵本です。
アリスと仲間たちのかわいい物語が、柔らかく温かみのあるタッチで描かれており、ふしぎのくにの世界観をたっぷり楽しめる一冊です。

年長(5歳・6歳)にオススメ!ひらがなが学べる知育教材5選

遊びを通してひらがなと触れ合う機会を持つと、自然と文字に関心を持つようになります。ひらがなを学ぶことを目的とした知育玩具などはもちろん、作り方や解説を自分で読んで遊べる本や教材などを取り入れるのもよいでしょう。まだ文字が読めなくても、イラストや写真を見ながら、一人で作業を進めることができる、オススメの5つの知育教材を紹介します。

学研の幼児ワーク 非認知プラス 4~6歳 へんしん! こうさく

幼児ワーク編集部(著)
定価 1,320円 (税込)

作品を使ったやりとり遊びが楽しめる工作本です。作品を作ることで手指の発達を促すだけでなく、コミュニケーション能力や表現力などの非認知能力を育みます。

巻末にある「おしごとせりふ集」は、すべてひらがなで書かれており、せりふを読みあげながらやりとり遊びをすることで、自然とひらがなにも親しむことができます。

のりものいっぱい いつでもどこでも 120のあそび

Gakken(編)
価格 1,760円 (税込)

家の中でも、お出かけ中でも遊べる、知育カード&ペンのセットです。

電車、新幹線、飛行機、船、働く車など、さまざまな乗りものの写真をふんだんに使用し、あきることなく120のアクティビティを楽しめます。書いて消せるペンがついていて、何度でも遊べるので、お出かけのおともにもピッタリです。

はってはがせるシールブック ミニオンいたずらブック シール・さがしえ・ずかんつき!

ユニバーサル(監修)
定価 1,397円 (税込)

ミニオンのはってはがせるシールブックです。キャラクター図鑑、さがしパズル、シールあそびなど、遊べるぺージがもりだくさんです。
シールをはりながら、ミニオンの世界をたっぷり楽しめます。シールは大容量の135枚。自由にはって遊べるシールもあります。

ガラスカボションでつくる ディズニープリンセス つやぷるアクセサリー

isotpe(作)
価格 2,585円 (税込)

ガラス製のカボションを使って、レジン風“つやぷる”アクセが作れるキットです。

お子様でもかんたんに、透明でつやつやしたレジン風のアクセサリー作りが楽しめます。くわしい作り方は、ガイドブックでていねいに解説しています。

5~6歳+ ハイレベル こうさく

はらこうへい(作)
定価 1,045円 (税込)

工作好きのお子さんも大満足の、ハイレベルなワークブックです。
NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」のイラストや「ノージーのひらめき工房」で造形監修を務める、はらこうへい氏による新作30点を収録しています。作って終わりではなく、遊びのアイデアも満載。好きなものから挑戦してみましょう。

年長(5歳・6歳)のひらがな練習にオススメのドリル・ワーク5選

絵本や知育教材で文字への関心が深まり、お子さんが「書けるようになりたい」と意欲を示すようなら、ドリルやワークブックなどに取り組んでみましょう。オススメの5つのドリル・ワークブックを紹介します。

くせのない きれいな字になる ひらがなれんしゅうちょう

絵本・教育書編集室(編)
定価 825円 (税込)

幼児~小学校低学年向けの、きれいな字を書けるようになるドリルです。
実際に子どもたちが書いた字をもとに、つまずきやすいポイントを解説。よくない例もあるので、より気をつけて練習できるようになっています。

頭脳開発×学研教室 入学準備 2024年度版 この1冊で完成!

頭脳開発・学研教室編集チーム(編)
定価 891円 (税込)

2024年4月に、小学1年生になるお子さん向けの本です。

1年生で習う、国語、算数、生活の基本が1冊に詰まっていて、国語は、ひらがな、かたかな、1年生のかんたんな漢字までを学べます。ネイティブの発音が聞ける英語アプリとの連動、話題のプログラミング、お金のおためし問題もついています。

まいにちのドリル 4~6歳 ひらがな

青山 浩之(監修)
定価 858円 (税込)

まいにちのドリル幼児版は、1日1ページでしっかり文字や数の基礎を身につけられるシリーズです。

横浜国立大学教授で書家の青山浩之先生の鉛筆によるお手本文字を採用。手書き文字ならではの流麗なはね・はらいなどを見ながら練習できます。幼児期から美文字に対する感覚を磨くことができます。

学研の幼児ワーク 6歳 ハイレベル ひらがな カタカナ 新装版

学研の幼児ワーク編集部(編)
入澤宣幸(構成)
定価 726円 (税込)

『もっとたくさんやりたい』『手ごたえのある問題にチャレンジしたい』お子さん向けのワークブックです。
ひらがな完成とカタカナ習得、ことばの使い分けなど楽しく多彩な問題で、すべての学習の基礎となることばの力を養います。

でんしゃのひらがなれんしゅうちょう 改訂新版

「学研の頭脳開発編」集部(編)
880円(税込)

『は』は、はやぶさの『は』など、「電車」に関することばを書いてひらがなの練習をするワークです。

電車の写真と解説文も載っていて、ミニ図鑑のようにも楽しめます。巻末には、2枚を「連結」して横長サイズになるひらがな・カタカナポスターつき。 電車好きのお子さんのための工夫がいっぱいです。

年長(5歳・6歳)のひらがな学習をサポートするときのポイント

一般的には、3歳~5歳くらいになるとひらがなへの関心を持つ子どもが多いといわれていますが、成長は一人ひとり違いますので、決して焦らずお子さんの興味に合わせて進めていきましょう。ここでは、年長(5歳・6歳)が勉強を進める際のポイントを3つ紹介します。

①スモールステップを意識する

就学が近づき、「もう年長だから」と保護者が焦って無理やり難しい学習を押し付けてしまうと、勉強が嫌になってしまう可能性もあります。

時期が来れば自然と文字に興味を示すようになります。お子さんが自ら学びたいという意欲を見せたら、まずは1日1ページや、1日5分などで取り組めるようなドリルから始めて、「できた!」とお子さんが自信を持ちながら学習を進めていけるようサポートしましょう。

②学習にメリハリをつける

年長(5歳・6歳)は、興味や関心の対象がどんどん広がっていく年齢です。日によっては、何かに夢中になっていてワークブックに取り組まないこともあるでしょう。

この時期は、興味のある対象と十分関わり合い、好奇心や探究心を満足させることで思考力の基礎が培われていきます。「毎日やらせなければ」と考えず、やる気になっているときに集中してしっかりと取り組むようにするとよいでしょう。

③がんばっている様子を見守ってあげる

年長(5歳・6歳)は、自分でやりたいという意識が強くなる一方で、信頼できる保護者にまだ依存していたいという気持ちも強く残っています。

自分の存在を認められ、受け入れられているという安心感をもとに、自らさまざまな活動に取り組めます。がんばって学習している様子をしっかりと側で見守り、お子さんが求めているようなら、がんばりを認めてほめてあげましょう。

まとめ

年長(5歳・6歳)は、運動機能が急速に発達し、いろいろなことをやってみよう
とする活動意欲も高まる年齢
です。就学が近づき、ある程度文字の読み書きができたほうがよいのではと、焦ってしまう保護者もいるかもしれませんが、無理やり学習させるのは逆効果です。

いろいろな場所に出かけ、さまざまなものに心を動かされながら、自然と時期がくれば身の回りにある文字に興味を示すようになります。また、一人では興味を持たなくても、お友だちと接することで関心を持ったり、必要性を感じるようになることもあります。お子さんが好きなものに十分関われる時間をつくってあげてください。そして、お子さんが自発的・能動的に文字に関心を持ったときに、最適な教材を用意してあげましょう。

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