おじいちゃん、おばあちゃんといっしょに! 2歳からできる、かんたん&たっぷり室内遊び10選

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お盆時期の里帰り。お子さんに会うのを楽しみにしているおじいちゃん、おばあちゃんは多いのではないでしょうか。
そんな時にぴったりな、 簡単な準備だけでたっぷり楽しめる室内遊びを年齢の目安入りでご紹介します!

遊び案:須貝 京子
イラスト:にゃほこ

目次

体1つで出来る遊び3選

思いついたらすぐにその場で遊べるアイディアです。単純で、幼いお子さんにもおすすめ!

▽こちょこちょ! マッサージ屋さん〔2歳~〕

「いらっしゃいませ! マッサージ屋さんでーす!」と、マッサージ屋さんを開店!
こちょこちょ、ツンツン、トントン…。交互に体をつつき合いっこしてみましょう。
4歳からは、体の部位を絵や字で書いたカードをいっしょに用意しても遊べます。交互に引いて、出た部位をマッサージ! 何が出るかわからない、わくわく感も増しますね。

▽動物当てっこ、なーんだ?〔3歳~〕

大人が「これ、なーんだ? ワンワン!」などと、鳴き声を言い、子どもが答えます。
(鳴き声の例)…ワンワン、ライオン…ガオー、ヒヨコ…ぴよぴよ、ハト…ポッポー など。
ジェスチャー編は4歳から。声は出さずに動きだけで当てます。難しい場合は、鳴き声をヒントにしても。
(動きの例)ウサギ…両手を立てて頭に当てる、ゾウ…腕を鼻に見立てて動かす、ラッコ…寝転んで両手を胸の前でたたく、アヒル…しゃがんで両手を腰のあたりで組む

▽手をお肉に見立てて! 焼肉じゅうじゅう〔3歳~〕

「おせんべやけたかな」のアレンジ!
お肉に見立てた手を、両手の甲を上にして差し出し、おにが「や・き・に・く・じゅう・じゅう・じゅう」と言いながら、1文字ずつ、時計回りに手に触れていきます。
最後の「じゅう」で触れられたら手をひっくり返し、再び遊びを続けます。
手のひらに再度触れられて、表裏両面焼けたら、でき上がり。タレを「サッ、サッサッサッ」と塗って、食べるまねをしましょう。

ポイント

カルビやタンなど、お肉の種類を決めても楽しい! 子どもがわからなくても、大人が楽しんで決めると、盛り上がれますよ。

<アレンジ>同様に、「ホート・ホット・ホット・ホット・ケー・キ」と言いながら遊びます。できあがったら、「メープルシロップとろーり」「バターをちょん!」と、手の甲にこちょこちょをします。

家にある身近な素材を使った遊び7選

次に、簡単な準備で遊べるアイディアを、年齢順にご紹介します。

▽ころころボール(新聞紙)〔2歳~〕

<用意する物>新聞紙

新聞紙を丸めて、ボールを作ります。
転がし合って遊んだり、傾斜を作って、転がしたりしてみましょう。ころころボールを家のあちらこちらに隠して探してみる“宝探し”は、3歳頃楽しめます。

<アレンジ>大きなころころボールの周りにビニールテープを巻いて、スイカに見立てます。新聞紙の棒でスイカ割り!

▽宅配便屋さん(段ボール箱)〔2歳~〕

<用意する物>子どもが入る大きさの段ボール箱

段ボール箱に子どもが入ります。子どもを荷物に見立てて、押したり引っ張ったりして、運んであげましょう。
「キッチンまで」「おばあちゃんのところまで」など、子どもに宅配先を決めてもらうと良いですね。着いたら、子どもの手のひらに、グーでポン! と、ハンコを押してあげましょう。

ポイント

段ボール箱にひもを結び付ける場合は、手に食い込まないように、太めの柔らかい素材がおすすめです。

▽いい湯だな(新聞紙)〔3歳~〕

<用意する物>新聞紙

大人が埋まるくらいの新聞紙をちぎったら、お風呂に見立てて入ります。今日は子どもが大人をお風呂に入れる役! 張り切って、背中を流してくれることでしょう。

ポイント

ごみ袋を用意しておき、遊びの最後に“お湯集め競争”! 「あちち!」と言いながら、お片付けもしちゃいましょう!

▽魚釣り(広告紙)〔3歳~〕

<用意する物>広告紙、セロハンテープ

広告紙を筒にした棒の先に、丸めたセロハンテープを“エサ”にして貼って、釣りざおを作ります。魚の形に切り抜いた広告紙を床に置き、セロハンテープにくっつけて釣り上げます。誰がたくさん釣れるかな?

ポイント

粘着が弱くなったら、エサ(セロハンテープ)の交換です。養生テープやガムテープなどを、違うエサに見立ててもよいでしょう。大きな魚は、協力プレイでゲットを目ざそう!

▽お店屋さんごっこ(広告紙)〔4歳~〕

<用意する物>広告紙

広告紙から、好きな物を切り抜いて並べたら、あっという間にお店屋さん!
野菜やケーキなどの食べ物、時計や指輪などの宝飾品。値札も切り抜いて作っても良いですね。

▽ふんわりポンポン(レジ袋)〔4歳~〕

<用意する物>レジ袋

レジ袋に空気を入れて口を縛り、軽~いボールを作ります。
ボールを投げ上げて、手のひらでポンポンつき、落とさず何回出来るかな? 5歳~は、大人と子どもが向かい合って、ラリーにチャレンジ!

ポイント

レジ袋の厚さによって、音が変わります。どんな袋でどんな音がするか、いろいろ試してみよう!

▽くるくる巻き巻き(ラップ芯)〔5歳~〕

<用意する物>ラップ芯2本、ひも、きりなど

ひもの真ん中に印を付けておきます。ラップ芯の真ん中に、きりなどで貫通する穴を開けて、ひもの両端を通します。
ひもを1周巻いてから結び付けたら、“巻き巻き棒”の完成!
ラップ芯を子どもと大人が持って、巻き巻き競争! 早く真ん中の印まで巻けるのはどっちかな!?

ポイント

ひもを1周ラップ芯に巻き付けることで、バランスが取りやすくなります。巻き巻きの動きは、手指や、手首を上手く扱うことにつながります。

<アレンジ>

3歳くらいまでの子なら、軽いトイレットペーパーの芯で作ってもOK。

夏の思い出を作ろう!

いかがでしたか?
年齢はあくまで目安なので、大人といっしょに工夫することで、低年齢から楽しめるものもありますね。慣れてきたら、大人と子どもの役割を交代してみましょう。
おじいちゃん・おばあちゃんの知識や経験と、子どもたちの好奇心が合わされば、遊びがどんどん発展していくかもしれませんね。

いろいろ工夫して、思いっきり楽しい夏の思い出を作りましょう!

この記事の監修・執筆者

「あそび環境Museumアフタフ・バーバン」専任スタッフ 須貝 京子

すがい きょうこ/児童館勤務ののち、「あそび環境Museumアフタフ・バーバン」の専任スタッフに。全国各地を飛び回り、全ての世代に遊びや表現活動を伝えている。

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