【英検®受験は3年生から？】2022年度の小学生以下志願者数は50万人超え！

まずは、小学3～４年生で５級に挑戦

英検には5級から1級まで7つの級がありますが、小学生で英検受験を目指す場合、「3年生～4年生ごろに5級に挑戦する」というケースが多いようです。

しかし、当然ですが試験中は保護者が付き添うことはできません。まずは、１時間近い試験時間中、お子さんが慣れない環境で一人で静かに過ごせることが、受験条件の重要な要素となります。

あまり低年齢で無理して受験すると、試験当日に本人が泣き出すなどした場合、他の受験者の迷惑になる事も考えられます。また、集中力が切れて音を出したり体を動かすなどして、他の受験者の試験を妨害する行為と判断されてしまった場合は、退場・失格となる事もあるようです。

受験が保護者の主導になり過ぎないよう、お子さん自身が「挑戦してみたい」という強い意思を持っているのかどうか、しっかりと確認してからの受験をオススメします。

受験の対策はどうすればいい？

まずは、英検の過去問を活用して、お子さんにあったレベルの級を確認してみましょう。英検®のHPでは、過去1年分の試験内容と解答が公開されていて、ダウンロードも可能です。英語はある程度理解できていても、マークシートの塗り方が分からない場合もあります。まずは、ご家庭で一度取り組んでみましょう。

お子さんにあったレベルが分かり、挑戦する級を決めたら、各家庭で参考書などを使って対策に取り組んでみるとよいでしょう。

小学生の英検対策にオススメの教材４選

勉強でもスポーツでも、音楽でも、頑張って取り組んだ結果として「級」を取ることは、お子さんにとってとてもうれしい経験となります。その達成感は、将来どんな分野でも「挑戦してみる」力となっていくのではないでしょうか。お子さんが興味を示しているようなら、どんどん挑戦させてあげましょう。

小学生のお子さんにオススメの教材を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

小学生のための　はじめての英検５級

小学校の英語教育では、「聞く」・「話す」という“会話”を想定した指導が重視されています。

こちらのテキストは、小学生が最も学びやすい学習法を徹底的に追求しており、会話表現を中心に学ぶことができる“はじめての英検対策本”として最適な一冊です。

英検５級の過去問を分析し、難しい文法解説はせず、英検によく出る場面ごとに重要フレーズが紹介されています。模擬試験と音声ＣＤ（音声アプリにも対応）がついており、イラストも豊富で、英語への抵抗が生まれないように体感的に英語を習得できる構成となっています。

英検５級をひとつひとつわかりやすく。リスニングＣＤつき

英検５級を超基礎レベルからやさしく解説してくれます。合格に必要なポイントひとつひとつが、「わかりやすい解説（左ページ）＋リアルな予想問題（右ページ）」の２ページにまとめてあります。１回の学習がたったの２ページなので、小学生のお子さんでも飽きずにコツコツと進められます。

また、左ページの英文や単語と，リスニング問題の音声が収録されたCDや音声アプリがついているので、リスニングテストの対策もしっかりできます。

小学生の英検５級英単語カード６００　無料音声アプリ・まとめシートつき

英検5級の過去問を徹底分析した「よく出る英単語・熟語」が、全600枚のカードになっている教材です。全カードにイラストがついているため、小学生でも楽しみながら英語を覚えられます。

ミシン目で切り取り、付属のリングでとめて持ち歩けば、いつでも・どこでも確認できる、自分だけのカード集が作れます。
無料音声アプリにも対応しており、全カードとまとめシートの英語の発音（英単語・熟語・例文）が全て収録されています。

ランク順英検５級英単語６５０　新装版

英検5級の過去問のコーパス（膨大な英文データベース）を徹底分析し、英検5級に出やすい650の単語・熟語と会話表現を掲載しています。例文も、出やすいものだけ厳選されているので、英検に「出る」使い方が効率よく覚えられます。また、単語はジャンル別の掲載で覚えやすくなっています。

すべての漢字に読みがなが記載されているので、初めて英検を受験する小学生にもぴったりです。イラストも豊富で、見開きイラストで単語をまとめて覚えられるページもあり、楽しく単語の学習を進めることができます。

試験直前には、再度過去問に挑戦しましょう

2024年度の試験日程は、第1回は6月（一次試験）です。試験直前になったら、本番のトレーニングとして再度過去問に挑戦してみましょう。試験時間も計り、実際の試験と同じような環境で取り組んでみるとよいでしょう。あらためて、マークシートの塗り方などもきちんと理解しているかどうか確認してあげてくださいね。