国語や算数は、夏休み前までの学習がきちんと身についていないと、
夏休み明けの授業についていけなくなってしまうことがあります。
入学してから夏休み前までのテストや、夏休みの宿題などを見て、
親の目でしっかりと、どの部分につまずきがあるかを確認しましょう。
その際、国語が苦手そうだな……、と漠然とみるのではなく、
分析することが大切です。
国語のどんなところが苦手かを具体的に見てあげましょう。
例えば1年生なら、
濁音(『゛』がつく濁った音。『だぢづでど』など)、
拗音(小さい『ゃゅょ』)
促音(『っ』がはいるつまる音。『きって』など)、
長音(伸ばす音。『おねえさん』『おとうさん』など)、
このような、ひらがなの書き方は難しく、
ここでつまずく子どもが多くいます。
苦手な部分を一緒に勉強しておきましょう。
算数は、
『7といったら、3』というように、
『足して10になる数』が瞬時に出るようにしておくことが大切です。
この『足して10になる数』を補数といいます。
夏休み明けから、くり上がりの足し算、くり下がりの引き算の学習が始まります。
補数は、これらの基礎になるもので、補数が瞬時に出るようになると、
夏休み明けの算数の学習が楽に取り組めるようになります
親の目で学習面のつまずきを分析し、修復しておくことがポイントなんですね。