【つまずきは夏休み中に修復!】休み明けの授業についていけないを防ぐ

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【つまずきは夏休み中に修復!】休み明けの授業についていけないを防ぐ

夏休み中に学習面で確認したいことの1つが、「それまでの国語と算数の学習が身についているか」だそうです。
夏休み明けに備えてやっておきたいポイントについて、教育評論家の親野智可等先生にお話を伺いました。

国語や算数は、夏休み前までの学習がきちんと身についていないと、
夏休み明けの授業についていけなくなってしまうことがあります。



入学してから夏休み前までのテストや、夏休みの宿題などを見て、
親の目でしっかりと、どの部分につまずきがあるかを確認しましょう。


その際、国語が苦手そうだな……、と漠然とみるのではなく、
分析することが大切です。
国語のどんなところが苦手かを具体的に見てあげましょう。


例えば1年生なら、
濁音(『゛』がつく濁った音。『だぢづでど』など)、
拗音(小さい『ゃゅょ』)
促音(『っ』がはいるつまる音。『きって』など)、
長音(伸ばす音。『おねえさん』『おとうさん』など)、
このような、ひらがなの書き方は難しく、
ここでつまずく子どもが多くいます。
苦手な部分を一緒に勉強しておきましょう。


算数は、
『7といったら、3』というように、
『足して10になる数』が瞬時に出るようにしておくことが大切です。
この『足して10になる数』を補数といいます。
夏休み明けから、くり上がりの足し算、くり下がりの引き算の学習が始まります。
補数は、これらの基礎になるもので、補数が瞬時に出るようになると、
夏休み明けの算数の学習が楽に取り組めるようになります

親の目で学習面のつまずきを分析し、修復しておくことがポイントなんですね。

この記事の監修・執筆者

教育評論家 親野 智可等

教育評論家。本名、杉山桂一。長年の教師経験をもとに、子育て、しつけ、親子関係、勉強法、学力向上、家庭教育について具体的に提案。『子育て365日』『反抗期まるごと解決BOOk』などベストセラー多数。人気マンガ「ドラゴン桜」の指南役としても著名。Instagram、Threads、X、YouTube、Blog、メルマガなどで発信中。全国各地の小・中・高等学校、幼稚園・保育園のPTA、市町村の教育講演会、先生や保育士の研修会でも大人気となっている。
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