徳育とは五育(ごいく)のひとつ。いま社会に求められる教育とは

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徳育とは五育(ごいく)のひとつ。いま社会に求められる教育とは

現代社会では、快適で便利な生活を送れる一方で、自制できずに自分勝手に行動することや、道徳性や規範意識の欠如が見られるなど、多くの社会問題が課題となっています。あいさつをする、基本的なルールを守る、相手を思いやる心を持つなどの道徳性を身につけることは、どの時代でも重要視されてきましたが、これは子どもが社会で生きていくうえでとても大切なことです。

幼児期における教育は、知育だけでなく徳育も充実させなければなりません。今回は、徳育とはどのようなものか、保護者が家庭で子どものためにできることについてご紹介します。
子どもに豊かな人生を歩んでいってもらうためにも、幼児教育の重要性や徳育の大切さをきちんと知っておきましょう。

文/ハイドジア

目次

徳育とは

微笑み合う家族

文部科学省では教育基本法において、教育の目標を、知・徳・体の調和のとれた発達を基本に、自主自律の精神や、自他の敬愛と協力を重んずる態度、自然や環境を大切にする態度、日本の伝統・文化を尊重し、国際社会に生きる日本人としての態度の養成と定めています。

その中で、徳育とは、「社会(その国、その時代)が理想とする人間像を目指して行われる人格形成」の営みとし、幅広い知識と教養、豊かな情操と道徳心、健やかな身体をはぐくむという、知・徳・体の調和ある人格の完成を目指す教育の根幹を担うものであるとしています。

五育(ごいく)のひとつ

徳育とは五育(=知育、食育、体育、徳育、才育)のひとつで、五育は社会で生きていくうえで必要な要素です

知育とは、知識を習得することによって知能を高めることを目的とする教育、食育とは、食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につけることができるように取り組むことです。さらに、体育とは、すべての子どもたちが、生涯にわたって運動やスポーツに親しむのに必要な素養と健康・安全に生きていくのに必要な身体能力、知識などを身につけることをねらいとするもので、才育とは、子どもが一人ひとり持っている能力を育むことをいいます。

徳育は、ほかの五育の要素と重なる部分が多く、食育においては食への感謝の心を持つこと、体育ではルールを守る道徳性やチームワークを育むことなどがとても大切です。学校においても徳育は道徳の授業として行われますが、より徳育を深めるために、家庭内でも積極的に教育を行っていきましょう。

徳育を育むために家庭で保護者ができること

3人家族をモチーフにした人形

家庭は、子どもの人生における出発点です。子どもの徳育については、家庭で保護者が行うことが大半を占め、保護者は根本的に責任を果たさなければなりません。それを踏まえて、保護者は、子育ての当事者としての自覚を持ち、家族間において触れ合う時間を十分につくり、愛情を持って子どもに接することが大切です

家庭内で「早寝早起きをしよう」「あいさつをしよう」「朝ごはんは家族でいっしょに食べよう」「ありがとうと感謝の気持ちをあらわそう」などの基本的なルールや約束をつくることは、子どもが規則正しい生活習慣や規範意識などを身につけるうえでとても有効です。子どもが豊かな人生を歩んでいくためにも、思いやりの心や人を気づかえる心を育めるように、家庭内でも取り組んでいきましょう。

子育ての基盤をつくる

前述したように、子どもの徳育については、家庭の役割が特に大きく、子育ての基盤をしっかりつくる必要があります。家庭では、両親や祖父母をはじめとする特定の大人との触れ合いを通じて、お互いを思いやって感謝し、自他を尊重する心が養えます

また、睡眠時間を確保したり食生活を整えたりするなど基本的な生活習慣を身につけさせ、してよいこと、しなければならないこと、してはいけないことを判断できる基本的な倫理観を育むことが大切です

子どもがコミュニケーション力や自制心などを身につけ、社会的ルールを守って生きていくためにも、保護者が子どもにとって一番身近な模範とならなければなりません。家庭内で保護者がきちんと役割を果たすことで、子どもの徳育を育むことができるでしょう。

自制心や自立心を養う

徳育については、家庭内や学校において行うのはもちろん、地域社会においても育むことが望まれます。地域社会では、保護者や学校の先生以外のさまざまな大人や異年齢のお友だちと触れ合うチャンスがあり、その関わりを通じて他人を思いやる気持ちや自制心、自立心、また集団生活においてルールを守ることなどを身につけることができるでしょう。

子どもは、家庭内で家族の愛情に包まれて育ち、地域社会において、保護者以外の大人やお友だちと交流しながら成長していくため、地域の教育力の充実はなくてはならない要素です。町内の行事や地域の取り組みに参加することはもちろん、学習塾や習い事などに積極的に取り組むことも大切です

幼児期にとって大切な徳育

積み木で遊ぶ先生と子ども

子どもの徳育を行うためには、幼児期から取り組むことが重要です。幼児期に体験した多くのことやさまざまな人との関わりが子どもの人格形成の土台となるため、子どもの可能性を広げたり成長を促したりするためにも、幼児期における徳育を大切にしましょう。

では次に、幼児期にどのようなことに取り組んでおくべきかをご紹介します。

1. 勉強だけではなく遊ぶことも大切

文部科学省によると、子どもは遊びを通して興味や関心を広げ成長していきます。幼児期の遊び体験は、非認知能力を育むことに役立つとされ、楽しみながら遊ぶなかで、子どもは自然と「集中力」「創造力」「やり抜く力」など、さまざまな非認知能力を育んでいきます(「子どもの将来に影響を及ぼすといわれる『非認知能力』の育み方」参照)。

幼児期における徳育については、勉強だけでなく遊ぶことを通して喜びや楽しさを実感できるようにすることが重要。それにより、子どもは自然と徳育が目指す人格を育み、成長していきます。

2. 保護者の環境づくりが大切

子どもの徳育を育むためには、幼児期における保護者の環境づくりも大切です。子どもが、保護者以外のさまざまな大人や異なる年齢のお友だちと関わる機会をつくったり、自然に触れる体験をさせたり、目標を持たせて向上心を養う学びができるように学習塾や習い事などを勧めたりするなど、保護者にできることはたくさんあります

それによって、子どものやる気を引き出したり、協調性や自制心、思いやる心などを養ったりすることができるでしょう。

3. 徳育を重視している教室もあります

学習教室の学研教室では、ただ知識を習得するのではなく、自分で考え判断する力を身につけることを大切にしています。学年に応じたクラス編成ではないため、教室内では異学齢のお友だちといっしょに学習します。

教室でのあいさつや、くつ・カバンの整頓なども指導します。先生や異年齢のお友だちとの触れ合いのなかで学ぶことで、勉強だけでなく協調性や忍耐力、判断力、そして社会生活のルールも身につけることができます

徳育なら学研教室へ

紙芝居を読む先生

子どもに豊かな人生を歩んでいってもらうためにも、幼児期から子どもの徳育に取り組むことが重要です。家庭以外でも徳育を充実させることを考えている方は、徳育を重視する学研教室を検討してみませんか。

学研教室では、子ども一人ひとりの性格や学力に合った教材と指導を提供します。学研教室の先生やいっしょに学ぶお友だちとの触れ合いの中で学び考えることで、知育だけでなく徳育も受けさせることができます。ぜひ一度お近くの学研教室の無料体験学習に参加してみてください。

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この記事の監修・執筆者

編集部員 こそだてまっぷ編集部

未就学から中学生までの子を持つママ編集者を中心に、子どもの学びや育ちに関する様々な情報を日々発信しています!

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