子どもの成長を感じるタイミングは、進級や誕生日、身長の伸びや体重の増加時だけでなく、何か新しいことができるようになるたびに訪れます。そんなとき、「すごい!」「うれしい!」という思いの裏に、「寂しい」という気持ちもあるでしょう。その寂しさは、放っておくと次第に大きくなるかもしれません。
そこで本記事では、子どもの成長を感じる瞬間や、そのようなときに保護者自身が寂しさにとらわれず、子離れする方法をご紹介します。
文/マムズラボ
【うれしくもあるけど寂しい】子どもの成長を感じる瞬間
まずは、先輩保護者が「寂しい」と思った、子どもの成長を感じる瞬間をInstagramの投稿からご紹介します。
ごはんを食べさせてあげる必要がなくなったとき
「🐮えっとブラザーズ🐰/2歳差兄弟」さんのInstagramより(@_lili06.rere14_brothers_11)
https://www.instagram.com/p/Cxx_egbJxaz/
子どもの成長を感じるタイミングとして、比較的早い段階でやって来るのが、ひとりで食べることが上手になってきたときではないでしょうか?
えっとブラザーズさんのお子さんは1歳ですが、しっかりとスプーンを握り締める姿から、自立の始まりが感じられます。このころから、続々と子どもの成長を感じるタイミングが訪れるでしょう。
手をつながなくなったとき
「愛を伝える ベビーマッサージ講師✨🔹熊本〜全国対応🔹お教室&資格スクール🌸nicomama 下川せいこ」さんのInstagramより(@seiko.nicomama_babyma)https://www.instagram.com/reel/C0WcA7cJjzD/
ベビーマッサージ講師の下川せいこさんは、1歳4か月の娘さんが、朝起きてリビングへと向かう際に、生まれて初めてママの差し出す両手を払って自分で歩きだした姿を見て、「成長なんてあっという間」と感じたそうです。
せいこさんのように、「成長なんてあっという間」「子どもは成長するもの」と自分に言い聞かせながら、いまの時間を大切にしていきたいものです。
抱っこ紐やベビーカーが必要なくなったとき
「さき【2歳差3兄弟ママ】リアル子育て」さんのInstagramより(@saki_3boyskosodate)
https://www.instagram.com/p/Cm87EnkDTwV/
3兄弟のママであるさきさんは、長男の赤ちゃん返りで抱っこ紐を使用した際に、直感的に「これが最後の抱っこ紐だ」と感じたそうです。「だからたくさん写真撮って動画も撮って思い出を残した」「抱っこ紐させてくれてありがとうって思った」と、Instagramに綴っています。
「子育ての最後って気がついたら迎えてしまってるから記録に残していつか息子と見るのが夢」とも言われています。子育てにおいて、当たり前だったお世話が最後となる瞬間は突然です。さきさんのように、写真や動画で思い出として記録するのも、すてきな選択ですね。
子どもの靴のサイズが大きくなってきたとき
「さいふくじ」さんのInstagramより(@oyamada_saifukuji)https://www.instagram.com/p/CwoOymZv44l/
こちらの投稿では、新学期に子どもの靴を新調したときに、子どもの靴のサイズが大きくなっていることに驚かれたそうです。子どもの成長を感じられてうれしかったそうですが、「もっとゆっくり大きくなってくれてもいいよ」と、寂しい気持ちも書かれています。
子どもの体や足が大きくなって成長を感じるのは、子育てのあるあるですよね。小さいころの靴や服を取っておいて、ときどき見返したり、家族で思い出話をしたりするとより子どもの成長を感じられますよ。
子どもの成長を寂しいと感じたときに、子離れの準備として保護者ができること
うれしくも寂しい子どもの成長。そんな成長の場面に直面したとき、寂しさ以上にうれしい気持ちを大切にするには、どのような準備をすればよいのでしょうか?
ここでは、子離れの準備として保護者ができることをご紹介します。
まずはここまで育ててきた自分をほめてあげる
子どもの成長を感じたら、まずはそこまで育てた自分をほめてあげてみませんか? 子どもの成長は、本人のがんばりはもちろん、保護者の子育ての成果でもあります。
自立に向けて踏みだせた子どもを育てた自分を存分にほめ、保護者としての自信へと、思考を切り替えましょう。
子どもの成長を素直に喜ぶ
もちろん、子どもの成長を素直に喜ぶことも、大切なことの1つです。寂しさを感じることもあると思われますが、その感情が大きいと子どもにも伝わってしまい、赤ちゃん返りにもつながりかねません。寂しさを感じるほど成長したことを素直に喜ぶことを意識し、子どもにもその喜びをしっかりと伝えてあげることが大切です。
いつかは親離れするものだと受け入れる
いまはまだ小さい子どもも、いつかは親離れするものです。そのときにまだ保護者の助けを借りなければいけないほうが問題ですよね。
成長による寂しさを受け入れながらも、将来的な自立に目を向けてこれからもともに歩み、自立を応援するスタンスを取り入れてみましょう。子育てに対して、より意欲的になれるかもしれません。
趣味をなど自分のために時間を使う
小さい子どもを育てていると、子どもから目が離せず、想像以上に自分の時間をつくれないものです。しかし、子どもが徐々に自立していくことで、少しずつ自分の時間を確保できるようになります。
新しい趣味やいままで我慢していた趣味などに時間を使うことで、子どもの成長を自分自身にとってもプラスに思えるようになるかもしれません。
仕事を始めてみる
ある程度子どもが親離れしたら、新しい仕事に挑戦してみることもオススメです。自分が必要とされているという感覚や、社会貢献している気持ちが芽生え、生活に刺激を感じられるかもしれません。
出産とともに退職されたかただけでなく、子どもに合わせて仕事を調整していたかたも、検討してみてはいかがでしょうか。
子どもの成長に寂しさを感じられることも喜びとしてとらえてみよう
本記事では、子どもの成長に寂しさを感じたタイミングと、その寂しさにとらわれず、上手に子離れする方法をいくつかご紹介しました。
子どもの成長はうれしさ反面寂しさもありますが、それだけ大人に近づいているという証でもあります。そこまで育ててきた自分自身を誇りに思うと同時に、子どもの成長を素直に喜ぶことで、いま以上に子育てを楽しめるようになることを、心から応援しています。
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