【足育先生が教える】うちの子大丈夫? コロナ禍で増えた 子どもの足問題 第2回「巻き爪」

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【足育先生が教える】うちの子大丈夫? コロナ禍で増えた 子どもの足問題 第2回「巻き爪」

コロナ禍が原因で起こっている子どもの足問題について、足育を提唱する健康専門家・山田宏大先生に、お話をお伺いしました。3回にわたる連載の2回目となる今回のテーマは「巻き爪」です。

監修/有限会社靴のやまごん 代表取締役 山田 宏大   イラスト/わたいしおり   文/こそだてまっぷ編集部

目次

巻き爪の原因は靴のサイズが合わなくなったこと

コロナ禍で巻き爪が増えています。その原因は、靴の交換ができないまま子どもの足が成長し、靴のサイズが小さくなってしまったこと。

子どもの足の成長は早いので、2歳までは3か月に1回、3歳以降は半年に1回、サイズを測って靴を買い替えるのがベスト。ただ、このご時世でなかなか買い替えることができないご家庭が多かったようです。

ひどい巻き爪は膿(う)んでしまうことも

靴先に親指が当たり、その親指の爪のはしが皮ふに刺さり、巻いてしまうのが「子どもの巻き爪」です。

巻き爪はひどくなると、出血したり、赤くはれて膿(うみ)が出ることも。

足の爪は深爪NG! 爪の白い部分を残して

爪は、四角く切って、左右の角をやすりで削り、丸く整えます

切ったときに、足の指の先端が2ミリ見えるくらいがベストです。                                                                                                                                                                                        

          足の指の2ミリ先端が出るように切り、爪の白い部分を残しておくこと 

爪の面積が広いほうが、足は踏み込みやすくなります。実は足が速い子は、足の爪が少し長い傾向にあります。爪の白い部分を少し長く残すことで、親指に力が入りやすく、蹴り出す力が強くなるため、白い部分は切らずに残しましょう。

巻き爪かも!と思ったら医療機関へ

巻き爪になると、足を蹴り出すことができません。踏み込むと足先が痛いので、脳が全体重を乗せないように指令を出し、セーブしてしまうからです。

そのため、歩くのもかけ足も遅くなります。痛い親指をかばって、足の外側に体重が逃げてしまうなどし、フラフラした走り方になったり、疲れやすくなったりすることも

巻き爪は放置せず、きちんと治療をしましょう。「整形外科」や「形成外科」、「皮ふ科」で治療ができます

いろいろな爪切りグッズで巻き爪予防を

赤ちゃんや子どもの爪を整える便利なグッズは、たくさん発売されています。通常型の爪切りとやすりがあれば十分ですが、赤ちゃんには、はさみ型が扱いやすいかもしれません。いろいろと試して「わが家の定番」を見つけ、巻き爪予防に努めましょう。

通常型            ニッパー型            はさみ型

やすり                         電動やすり

いかがでしたか?

巻き爪にならないために、爪の切り方を見直してみましょう。そして日ごろから、足に合った靴を選びましょう。

足に合った靴の選び方は、第1回「偏平足」をご参照ください。

最終回となる次回は「足の変形による体調不良」です!

この記事の監修・執筆者

有限会社靴のやまごん 代表取締役 足育先生®山田 宏大

上級シューフィッター、シニアシューフィッター、幼児子どもシューフィッター、足爪補正士、ノルディックウォーキング指導員、カイロプラクティック整体など数々の資格を有する。これまでに3万人以上の足を見て、全国で年間50回を超える足育の講演活動を行い、子どもや高齢者に向けた足育を啓蒙している。
好きな言葉は【満足】。満足した体をつくるためにも、満足した子育てのためにも、全身を支える「足を満たす」ことで、元気な子どもたちに世の中をつくっていってほしいと願っている。

HP
https://ashiiku.net/

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