新型コロナウイルスの影響で、子どもたちが好きなお祭りが中止になることも多くなりました。そこでオススメしたいのが、おうちでもお祭り気分を味わえる「おうち縁日」です。
本記事では、おうち縁日を楽しむためのポイントや、オススメのメニューなどをご紹介します。ぜひ「おうち縁日」に挑戦して、お子さんとお祭り気分を味わってみてくださいね。
文/マムズラボ
子どもが喜ぶ「おうち縁日」の準備のコツ4つ
近ごろ、さまざまなSNSで話題の「おうち縁日」。お部屋の一角に小さな屋台をセットし、手作りゲームコーナーを設けたり、屋台メニューを並べ、お祭りや縁日気分を楽しめるようにしたものです。
外出せずに子どもに季節や伝統の体験をさせることができ、子どもにとっても楽しめる点がよいですね。そんな「おうち縁日」を成功させるには、4つのポイントがあります。
1.子どもが喜ぶ小道具をそろえる
「おうち縁日」は、いつもとは違う小道具を準備することがポイント。子どもがワクワクするモチーフを取り入れ、お祭りや縁日のムードを感じられるように仕上げましょう。
ちょうちんの紙かざり
折り紙や色画用紙を長方形にカットし等間隔にいくつか切り込みをいれたあと、円柱型になるようテープでとめます。中央をたわませるように折ると「手づくりちょうちん」のできあがり。タコ糸などで天井からつるしたり、壁に貼ったりすると、お祭りや縁日の雰囲気を出すことができますよ。
お品書き
短冊型に切った色画用紙に、「フライドポテト」「唐揚げ」「かき氷」などのメニューを書いてお品書きにし、壁に貼り付けると屋台風の演出になります。
器、コップ、カトラリー
紙製のお皿やプラスチック製のコップなど、いつもとは違う食器類をそろえると、屋台っぽい雰囲気が高まります。プラスチック製のフードパックに焼きそばやたこ焼きを入れたり、紙製の大きめのカップにフライドポテトを入れたりすると、子どもも喜びますよ。
●お祭りや縁日の雰囲気を出せる食器類
・紙製のお皿やカップ
・プラスチック製のフードパックやカップ
・わりばし
・プラスチック製のフォークや柄の長いロングスプーン
・つまようじ
2.屋台遊びを用意する
おもちゃやスーパーボールすくいや、くじ引き、的あてなどの屋台遊びを準備しておくのもオススメです。
●屋台遊びに必要なもの
・すくい遊び…小さめの家庭用ビニールプール/スーパーボールやプラスチック製の小さなおもちゃ/市販のポイ
・くじ引き…駄菓子屋で見かける壁掛けタイプの当てくじ
・的あて…わりばし鉄砲/的になるぬいぐるみやおもちゃ/的をのせておく台
3.祭りばやしをBGMにする
雰囲気をさらに高めるなら、お祭りや縁日で流れているような音楽をBGMとして流すのも効果的。笛や太鼓、鉦(かね)が奏でる祭りばやしがオススメです。サブスクリプションなどの音楽配信サービスであらかじめプレイリストを作成しておくとよいでしょう。
4.浴衣や甚平(じんべい)を着る
非日常感を出すためには、お祭りや縁日の雰囲気が出る衣装は欠かせません。「おうち縁日」の日には、子どもには浴衣や甚平(じんべい)を着せてみてはいかがでしょうか? できれば大人も浴衣を着たり、お店の人をイメージした手拭いを身に着けたりすると、風情が出そうですね。
【火を使わずに用意できる】子どもが喜ぶ屋台メニュー7選
屋台メニューがいくつかあると、「おうち縁日」の気分が高まります。手軽に作れて子どもも喜ぶ、屋台風メニューを7つご紹介します。
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1.フライドポテトや唐揚げ
屋台定番のフライドポテトや唐揚げは、子どもも大好きなメニューのひとつ。お祭りや縁日では紙コップに入れられていることが多く、立ったままや歩きながらでも食べられます。
「おうち縁日」では油で揚げるタイプではなく、オーブントースターで焼き上げるタイプを用意しておくと便利です。子どもといっしょに準備して屋台ごっこをしても楽しそうですね。
2.アメリカンドッグ
アメリカンドッグも、子どもが喜ぶスナックのひとつ。「おうち縁日」では、電子レンジで温めるだけで食べられる冷凍食品タイプを使うのがオススメです。ケチャップやマスタードの用意も忘れないようにしましょう。
ケチャップやマスタードは、100円ショップで売られているディスペンサーに詰め替えて添えておくと、お祭りや縁日らしさがぐっとアップしますよ。
3.たこせん(たこ焼きせんべい)
関西のお手軽おやつとして有名なたこせん(たこ焼きせんべい)も、屋台メニューにオススメ。冷凍食品のたこ焼きを電子レンジで温め、半分に切ったえびせんべいに挟み、ソースやマヨネーズ、かつお節などをかけると完成です。
食べるときにこぼれることがあるので、たこせんは食べ歩き用耐油袋などにいれると安心です。耐油袋がない場合は、ワックスペーパーやキッチンペーパーを袋状に折ったものを使ってくださいね。
ソースやマヨネーズ、かつお節などの調味料も準備しておき、子どもたちが自分でかけて食べられるようにしておけば楽しさがよりアップしそうですね。
4.きゅうりバー
串にきゅうりを刺し、市販の浅漬けの素やめんつゆに漬けたものです。段ボールや発泡スチロールに持ち手を刺して立てたり、氷水を入れた桶に入れておきましょう。マヨネーズやしょうゆを入れた小皿を添えておくと、お好みで味変をすることもできます。
5.チョコバナナ
子どもに人気のチョコバナナも、かんたんに作ることができます。電子レンジでチョコレートを溶かし、あらかじめ串を刺しておいたバナナにつけると完成です。バナナは半分に切ったものを用意しておくと、小さな子どもでも食べやすい量で作ることができます。
チョコが固まる前には、アラザンやチョコスプレーなど100円ショップで販売されている製菓材料でトッピングも行いましょう。
子どももチャレンジしやすい工程なので、屋台ごっこにもピッタリな屋台メニューですね。
6.フルーツ飴
りんご飴やみかん飴などのフルーツ飴は、「おうち縁日」のデザート代わりにもぴったりです。耐熱容器に入れた砂糖と水を電子レンジで黄色からべっこう色に色づくまで熱し、つまようじを刺したフルーツに絡めると完成です。熱した飴の取り扱いには注意してくださいね。
飴をしっかり固めるためには、砂糖と水はしっかり熱することと、飴を絡める前にフルーツの水分を取っておくことがポイントです。いちごやぶどうといった小ぶりのフルーツを使うと、子どもでも食べやすい仕上がりになります。
7.かき氷
かき氷機があるおうちなら、ぜひ「おうち縁日」でもかき氷を用意してみてください。シロップは、いちご、ブルーハワイなど子どもが好きなものをそろえておきましょう。ガムシロップ、メープルシロップ、乳酸菌飲料の原液などをかけてもおいしく食べることができます。
氷は自宅の冷蔵庫で製氷する量だけでは間に合わない可能性があるので、スーパーやコンビニなどで販売しているブロック氷を事前に準備しておき、クーラーボックスなどに入れておくと便利です。
とっておきの「おうち縁日」と屋台メニューで、夏の思い出を彩ろう!
冷凍食品や100円ショップなどのアイテムを活用することで、「おうち縁日」を楽しむことができます。子どもといっしょに飾りつけをしたり、屋台メニューの準備をしたりするのもオススメですが、子どもには秘密にして準備を進め、あっと驚かせるのもよいかもしれません。忘れられない夏の思い出づくりに、ぜひ挑戦してみてくださいね。
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