お正月、子どもたちがワクワクソワソワするもののひとつといえば、お年玉ではないでしょうか。
同時に、お年玉をあげる立場の大人からしても、相場はいくらなのか、我が子がもらったお年玉は多いのか少ないのか、どうしても気になるところ。
そこで、学研教育総合研究所の最新調査「小学生白書2025」より、「2025年にもらったお年玉」についてのアンケートをピックアップしてご紹介します。
文/こそだてまっぷ編集部
お年玉の総額平均は23,158円で前年よりUP!

2025年に小学生がもらったお年玉の平均は23,158円!
昨年から2,933円増加という形になりました。
平均総額はすべての学年で2万円超え!

小学生のお年玉の平均総額は全学年で2万円超。学年別の平均総額を見ると、多少のバラつきはありますが、1年生は22,026円、6年生では25,153円と高学年ほど増える傾向です。もはや令和の小学生にとって、2万円以上お年玉をもらうのは「普通」と言えそうです。
使い道は根強い「貯金」。推し活の影響も?

お年玉の使い道として最も多かったのは「貯金」で、59.3%にのぼりました。もらったときに一気に使わず貯金しておくことで、今後本当に欲しいものが見つかったときにすぐ役立てられそうですね。貯金以外では2位「おもちゃ」(26.4%)、3位「ゲーム機・ゲームソフト(オンライン以外)」(22.6%)と、遊び道具を買う子が多い様子。
男女別にみると、男子は低学年のうちは「おもちゃ」、小学4年生から「ゲーム機・ゲームソフト(オンライン以外)」が、小学5年生から「オンラインゲーム」と答えた子が飛躍的に上昇。成長とともにたくさんのゲームを楽しめるようになって、さまざまなソフトが欲しくなるのかもしれませんね。
また、女子は低学年ほど「貯金」の割合が高い傾向に。高学年になると、「キャラクターグッズ」「文房具・ステーショナリー」と答えた子が多く見られ、特に小学5年生女子で「文房具・ステーショナリー」と回答したのは40.2%、小学6年生女子で「キャラクターグッズ」と回答したのは35.9%と、他の学年よりも顕著に高い結果となりました。話題のキャラクターやアイドルなど、いわゆる「推しグッズ」にお年玉を使う子が増えているようです。
学年別・男女別の使い道一覧など、もっと詳しくはこちらから
「小学生白書2025」(学研教育総合研究所ホームページ)
「小学生白書2025」とは?
1946年から『1~6年の学習』(1957年から『学習』と『科学』)の読者はがきによるアンケート調査『小学生白書』の後継として、学研教育総合研究所が2010年から実施しているインターネット調査。
現在における、保護者と子どもの関係や子どものふだんの過ごし方、生活意識などはどのようなものなのか、現在の子どもの生活実態や生活意識にフォーカスした、「現代のリアルな小学生」を知ることができる調査です。
回答:小学校1~6学年 男女100名 計1,200名
調査期間:2025年11月14日(金)~11月19日(水)
学研教育総合研究所「白書シリーズWeb版」のページでは、「小学生白書2025」の他設問の回答や、過去の「白書シリーズ」のアーカイブを詳しく見ることができます!
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