【大掃除の「正しい日」は12/28!】スタート日別攻略ロードマップ&2歳からできる「年齢別」お手伝いリスト

更新日: 公開日:

【大掃除の「正しい日」は12/28!】スタート日別攻略ロードマップ&2歳からできる「年齢別」お手伝いリスト

年末が近づくと、多くのおうちで気になるのが大掃除。「いつから始めればいい」「子どもといっしょにどうやって進めたらいい」と悩むママパパも多いのではないでしょうか。

実は年末大掃除には、縁起を担いだ「おすすめの日程」や、子どもの年齢に合わせた「楽しく取り組むコツ」があります。この記事では、みんなで気持ちよく新年を迎えるための大掃除の進め方を紹介します。無理なく、楽しく、子どもといっしょに取り組める大掃除を目指しましょう。

文/ハイドジア

目次

年末大掃除はいつまでに終わらせればいい?

大掃除に疲れたママ

「大掃除はいつまでに終わらせたらいい」と迷ったら、昔から伝わる縁起の良い日を目安にするのがおすすめです。

日本には、年末の掃除におすすめの日と避けたほうがいい日があり、それぞれに意味があります。おうちの事情に合わせて柔軟に調整してみてはいかがでしょうか。

28日がおすすめ

年末大掃除は12月28日までに終わらせるのがおすすめです。28日は「八」が末広がりで縁起が良いとされているため、昔から大掃除の最終日として選ばれてきました。

子どもに「八は縁起のいい数字である」と教えながら掃除すると、日本の文化を伝える機会にもなるでしょう。

28日を目標にしておけば、29日以降はお正月の準備に専念できるため、おせち料理を作ったり、お正月飾りを飾ったりする時間もたっぷり取れますよ。

29日と31日は避けたほうがいいって本当?

29日は「二重苦」を連想させるため、縁起が悪いとされています。また31日は「一夜飾り」といって、お正月飾りを飾るには遅すぎるとされる日。大掃除も同じで、新年を迎える直前にバタバタするのは避けたほうがいいという考え方があります。

子どもに「どうして29日は避けるのか」と聞かれたら、昔からの風習を伝えましょう。「昔の人は数字の音に気をつけていた」と話すと、興味を持って聞いてくれるかも。

仕事が忙しいなら30日でもOK

共働き家庭や育児中のママパパにとって、28日までに終わらせるのは難しいかもしれません。そんなときは30日でも大丈夫です。29日と31日を避ければ問題ないという考え方もあるため、無理のない範囲で計画しましょう。

大切なのは家族みんなが気持ちよく新年を迎えられることです。完璧を目指して疲れてしまうより、子どもたちと笑顔で過ごせるお正月のほうがずっと価値があります。「できる範囲でやる」と声をかけ合いながら、家族のペースで進めていきましょう。

いつから始める?おうち別おすすめスケジュール

整理整頓をしている女性

28日までに終わらせると決めても、いつから始めればいいか迷いますよね。一戸建てなら2週間、マンションなら1週間、コンパクトな間取りなら2日間が目安です。ここでは3つのタイミング別に、スケジュールを紹介します。

12月中旬スタート

一戸建てや部屋数の多いマンションにお住まいの方、または普段忙しくてまとまった時間が取りにくいご家庭におすすめです。12月15日ころからスタートすれば、毎日少しずつ無理なく進められるでしょう。

1日1箇所ずつ取り組むペースなら、子どもが幼稚園や保育園に行っている間に集中して作業できます。

たとえば月曜日はリビング、火曜日はキッチン、水曜日は子ども部屋といった具合に分けると管理しやすくなります。

週末は家族みんなで窓拭きやベランダ掃除など、力仕事や高い場所の作業に取り組むのがおすすめです。

余裕を持ったスケジュールを立てれば、途中で体調を崩したり、急な予定が入ったりしても調整できます。子どもと「今日はどこをきれいにする?」と話し合いながら進めてみてはいかがでしょうか。

12月20日スタート

マンションや2LDK〜3LDKのおうちで、ある程度メリハリをつけて進めたいご家庭向けです。約1週間あれば、計画的に取り組めば十分間に合います。

最初の2〜3日で不要なものの整理と処分を済ませてしまいましょう。物が減れば掃除もスムーズになります。残りの日程で各部屋の掃除をすると効率アップ。

平日は夕方以降や子どもが寝た後に1〜2時間、週末は午前中をしっかり使うイメージです。

「もうすぐお正月」という年末の雰囲気を感じながら、家族で協力して進められるタイミングです。保育園や幼稚園が冬休みに入る前に終わらせられれば、休み期間中はゆっくり過ごせます。

12月26日スタート

普段からこまめに掃除しているおうちなら、26日でも間に合います。ママパパで役割分担をして、子どもたちにもできることを任せましょう。「みんなで力を合わせてきれいにする」という一体感が生まれ、家族の絆も深まります。短期集中型なので、終わった後の達成感もひとしおです。

ただし天候や体調に左右されやすいのがデメリット。心配な方は、事前に不要品の処分や掃除道具の準備だけでも済ませておくと安心です。

子どもといっしょに掃除する。年齢に応じてできること

窓掃除をしている子供達

子どもといっしょに掃除をすると、お手伝いの習慣が身につくだけでなく、協力する楽しさを体験できます。年齢に合わせた役割を与えることで、子どもも達成感を味わいながら参加できるでしょう。ここでは年齢に応じて、子どもができる掃除方法を紹介します。

2〜4歳の子ができる掃除

この年齢の子どもは「お手伝いしたい」という気持ちが旺盛な時期。簡単で安全な作業を任せてみましょう。

おもちゃを箱に片付ける、小さなほうきとちりとりでゴミを集める、雑巾で床を拭く、窓の低い位置を濡れタオルで拭くなどがおすすめです。

床拭きは「よーいドン」で競争にすると、遊び感覚で楽しんでくれます。

「上手にできたね」「ママパパ、すごく助かる」とたくさん褒めてあげると、得意げな表情を見せてくれるでしょう。

きれいになった場所を見て「ピカピカになった」といっしょに喜ぶことで、子どもの自信につながります。完璧を求めず、「いっしょにやる」ことを楽しんでみてはいかがでしょうか。

5〜7歳の子に任せられる掃除

年長から小学校低学年は、自分専用の場所を任せると責任感が育ちます。「ここはあなたに任せる」と伝えると、とても張り切って取り組んでくれるでしょう。

自分の机や勉強スペースの整理、本棚の本を並べ直す、洗面所の鏡を拭く、玄関の靴を並べるなどができるようになります。

粘着ローラー(コロコロ)でカーペットやソファを掃除するのも、ゲーム感覚で楽しめるかもしれません。

最初はいっしょにやりながら手順を見せてあげると、次からは自分でできるようになります。終わった後に「きれいになった。さすがだね」と認めてあげることで、次のお手伝いにも積極的に参加してくれるでしょう。

小学校中学年以上におすすめの掃除

小学生になると、大人と同じレベルの掃除ができるようになり、家族の大切な戦力として活躍してくれます。

掃除機をかける、お風呂掃除(浴槽や床)、トイレ掃除、ベランダの掃き掃除、冷蔵庫の整理などを任せてみましょう。高学年なら、エアコンフィルターの掃除や窓のサッシ掃除など、少し難しい作業にもチャレンジできるかもしれません。

「ここまでできるようになった」と子どもの成長を感じられる瞬間です。掃除後は「おかげですごくきれいになった。ありがとう」と感謝を伝えることで、子どもの自己肯定感も高まります。家族の一員として貢献できたという実感が、子どもの心を育てるはずです。

掃除を始める前にやっておくこと

家族で大掃除している様子

大掃除を進めるには、事前準備が重要です。ここでは掃除を始める前にやっておきたい3つのポイントを紹介します。

まず不要なものを捨てる

掃除を始める前に、まずは不要なものを処分しましょう。物が少ないほうが掃除もしやすく、時間も短縮できます。また、子どもにとっても「整理整頓」を学ぶ良い機会になります。

「これはもう遊んでいない」「これはまだ大切にしたい」と会話しながら進めることで、物を大切にする気持ちも芽生えるでしょう。

年末のゴミ収集日をチェック

年末はゴミ収集がお休みになる日があるため、必ず自治体のカレンダーを確認しましょう。粗大ごみは予約が必要な場合も多く、年末は混み合うため早めの手配が必要です。

子どもといっしょにカレンダーを見ながら「この日までにゴミを出す必要がある」と計画するのもおすすめ。スケジュール管理の練習にもなります。

特に大型の不要品がある場合は、12月上旬から動き始めるのが安心です。年内に処分できるとスッキリした気持ちで新年を迎えられますよ。

100均で買える掃除道具リスト

子どもといっしょに掃除するなら、100均で子ども用の掃除道具をそろえるのがおすすめです。自分専用の道具があると、子どものやる気もアップします。

小さなほうき・ちりとりセット、子ども用の雑巾や小さなバケツ、スポンジ(色や形が選べると楽しい)、メラミンスポンジ、粘着ローラー(コロコロ)、使い捨て手袋などがあると便利です。

買い物もいっしょに行くと「どれにする」と選ぶ楽しさも味わえます。

プロに頼むならどこ?いくらかかる?

ハウスクリーニングを依頼している様子

子どもが小さいうちや、共働きで時間が取れない場合は、プロの力を借りるのもひとつの方法です。すべてを自分でやろうとせず、必要なところだけお願いすることで、無理なく大掃除を終わらせられるでしょう。

自分でやると大変な場所3つ

プロに頼むと特に助かるのは、「エアコン」「換気扇」「浴室」の3箇所です。専用の道具や洗剤が必要で、時間も労力もかかる場所です。

エアコンは内部のカビや汚れを取り除くのに専門知識が必要で、素人が分解すると故障のリスクもあります。換気扇は油汚れがこびりついていて、落とすのに相当な時間がかかります。

浴室もカビが繁殖しやすい部分です。プロに任せれば、しっかりきれいにしてもらえます。その間、子どもといっしょに別の場所を掃除したり、遊んだりできるのもうれしいポイントです。

年末は予約が取りにくい。いつ頼む?

年末のハウスクリーニングは、11月中旬から予約が埋まり始めます。12月に入ると希望日が取れないことも多いため、10月下旬から11月上旬に予約するのがおすすめです。もう間に合わないというおうちは、来年から意識してみましょう。

早めに予約できると「この日なら子どもを実家に預けられる」「この日なら公園で遊ばせておける」など、計画も立てやすくなります。料金も早期割引を実施している業者があるため、お得に利用できる場合も。

年末ギリギリになると料金が高くなる傾向もあるため、費用面でも早めの予約がメリットです。

1箇所だけ頼むのもアリ

「全部頼むのは予算的に厳しい」という場合は、1箇所だけプロにお願いするのもいいかもしれません。たとえばエアコン1台だけ、換気扇だけなど、部分的な依頼もできます。

浮いた時間で子どもといっしょにできる場所を掃除すれば、親子の時間も取れて一石二鳥。「大変なところはプロに、できるところは家族で」というメリハリをつけると、無理なく大掃除を終えられるはずです。

費用も1箇所あたり5,000円〜15,000円程度から依頼できるため、家計への負担も抑えられるでしょう。

無理せず、できる範囲でやろう

子どもとママで洗濯物を出している様子

年末大掃除は、完璧を目指す必要はありません。子どもといっしょに楽しみながら、できる範囲で取り組むことが一番大切です。

きれいになった部屋で迎える新年は、きっと気持ちがいいはずです。家族みんなが笑顔で過ごせることを最優先に、無理のないペースで進めていきましょう。

完璧な掃除より、家族の笑顔と温かい時間を大切にする年末を過ごしてください。

こそだてまっぷ

こそだてまっぷから
人気の記事がLINEに届く♪

あわせて読みたい

おすすめ情報

こそだてまっぷ

こそだてまっぷから
人気の記事がLINEに届く♪

関連記事