【植物生まれの材料で体にやさしい】簡単&おいしい“アップルレーズンマフィン”

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【植物生まれの材料で体にやさしい】簡単&おいしい“アップルレーズンマフィン”

マフィン教室「ladybug works」を主宰する宮野真知子さんのレシピ本『植物生まれの材料で簡単、おいしい! 体にやさしいマフィン』(Gakken)で紹介されている50種のマフィンの中から、今の季節にぜひ作ってみたい「アップルレーズンマフィン」をご紹介します。

材料を混ぜるだけの簡単レシピなので、手を動かす作業は15分程度。オーブンに入れたらあとは焼き上がりを待つだけです。

バターの代わりになたね油を使い、生地には豆腐を加えることでしっとりした食感に。植物生まれのマフィンは、かろやかでほっとする味わいです。

目次

アップルレーズンマフィン

蒸し煮にしたトッピングのりんごと、レーズンを混ぜ込んだ生地。口の中に広がるフルーツの甘みが味わい深いおいしさです。

シナモンパウダーも有機栽培など安全なものを選んで。りんごと組み合わせることで、風味がよくなります。

材料(直径7cm、高さ3.2cmのマフィン型6個分)

A
薄力粉 130g
薄力全粒粉 30g
シナモンパウダー 小さじ1
重曹 小さじ1/4

B
絹豆腐 100g
豆乳 60g
なたね油 50g
てんさい糖 50g
酢 小さじ2(10g)
塩 ひとつまみ

りんごの蒸し煮 全量
レーズン 20g

★りんごの蒸し煮

材料(つくりやすい分量)

りんご 1/2個(80~90g)
水 りんごの1/3量
塩 ひとつまみ

厚底の鍋やフライパンにいちょう切りにしたりんごを入れ、水と塩を加えてふたをする。中火にかける。

沸騰したら弱火にし、約3分で火を止める。ふたをしたまま余熱で5分蒸らす。鍋に水分が残っていたら中火で水気をとばす。

つくり方

下準備

• りんごの蒸し煮をつくる。
• オーブンを170℃に温める。

1  ボウルにAを合わせてふるい入れる。

粉ふるいにAを合わせる
ボウルにふるい入れる

2  計量カップにBを上から順に入れ、ハンドミキサーでよく混ぜる。

スケールの上に計量カップを準備し、絹豆腐・豆乳・なたね油・てんさい糖・酢・塩の順に分量どおり入れる。
片方の手で計量カップを固定してハンドミキ
サーにかける。ハンドミキサーを上下に動かし、
空気を含ませるように混ぜ合わせる。

3  21 のボウルに入れ、ゴムべらで切るようにさっくりと混ぜ合わせる。

練りすぎずに、粉がまだ少し残っているくらいで混ぜ終える。混ぜすぎるとふんわり仕上がらなくなる。

1のボウルに2を入れる。
ゴムべらを縦に入れ、ボウルを回しながら、切
るようにさっくりと混ぜ合わせる。

4  7割程度混ざったところでレーズンを加える。

粉っぽさが残る、7割程度混ぜたところで、レーズンを加える。

粉がまだ少し残っているくらいまで混ぜたら、油(分量外)を薄く塗った型に生地を入れ、形よく整える。

5  蒸し煮したりんごを並べ、少し押し込む。

りんごは少しずらしながら重ねて並べ、たっぷりとトッピングする

6  170 ℃のオーブンで25分焼き、粗熱がとれたら型から出して冷ます。

※写真はプレーンマフィンの焼き上がり

手でさわれるくらいまで冷ましたら、型からマフィンをていねいに取り出して、できあがり!

マフィンの保存方法

マフィンの保存期間は常温なら2日ほど。冷凍なら、1か月ほど保存できます。

フルーツなど水分が出やすいマフィンは当日中に食べるのが一番おいしいです。

保存するときはマフィンが完全に冷めてから(型から出して約30分)、ラップに包み、保存容器や保存袋に入れて冷凍庫へ。

マフィンをひとつずつラップで包みます。
ラップで包んだマフィンを保存袋に入れて冷凍庫へ。

冷凍保存後のおいしい温め方

常温において自然解凍し(夏場は冷蔵室に移して解凍する)、オーブントースター(500Wの場合)で7~8分焼けば、表面はカリッと、中はしっとりとしたおいしさが楽しめます(温度が高い場合は、焦げないようにアルミホイルにくるむとよい)。

いろいろな型を楽しんでみよう!

同じ材料とレシピでも焼く型を変えるだけで、がらりと印象が変わります。

マフィンづくりが楽しくなってきたら、新しい型を購入してみては?

小ぶりの型

直径5cm前後、高さ3cmほどの小ぶりの型を使うと、本書のマフィンよりひとまわり小さいマフィンが9個ほどつくれます。焼き時間は20分を目安に様子を見ながら加減してください。

レモンの型

楕円のレモン型に焼き上がります。レモンを使用したマフィンなら、見た目も味もレモンに!

マロンの型

栗の形をしたマフィンがつくれます。キャロブやココアなどの生地がよく映えます

デコレーション型

マフィン6個分の分量なら、直径15cmのデコレーション型がジャストサイズ。バースデーケーキのような特大マフィンがつくれます。

パウンド型

マフィン6個分の分量なら、18cm×8.5cm×高 さ約6cmのパウンド型がジャストサイズ。まさに、パウンドケーキのような仕上がりに。

ミニパウンド型

マフィン2個分の分量が入る、11.5cm×6cm×高さ5cmの小さなパウンド型です。

この記事の監修・執筆者

マフィン教室「ladybug works」主宰 宮野真知子

体質改善からマクロビオティックを学び、名古屋に玄米菜食のカフェ「pinch of salt」をオープン。マフィンとスコーンの専門店「ladybug」も開き、ヘルシーでおいしいと人気に(現在は両店ともクローズ)。その後、身体はもとより、心も自由に心地よく過ごせる日々を分かち合えるよう、名古屋を中心にマフィン教室を開催。一日喫茶などのイベントやオンライン販売も行っている。 Instagram @ladybug_works

植物生まれの材料で簡単、おいしい! 体にやさしいマフィン』(Gakken)が発売中。

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