【怒る子育てから抜け出せる】親子でラクになる、子どもに響く声かけ

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【怒る子育てから抜け出せる】親子でラクになる、子どもに響く声かけ

「また怒ってしまった… …」
頭の中で毎日反省会をして、自分を責めていませんか?
本当は子どもに優しくしたいのに、気づけば怒ってばかり。
そう悩まれる方には、共通点があります。それは、子どもへの伝え方や関わり方の選択肢が、まだ少ないだけだということ。

「子どもとの関わりをよくしたい」
「子どもに響くことば、伝え方が知りたい」
『親子でラクになる声かけことば150』では、そう願うママ・パパに向けて、さまざまな場面で使える声かけを紹介しています。

ぜひ、あなたとお子さまに合った声かけを見つけてみてください。

※『親子でラクになる声かけことば150』(Gakken)より、一部内容を抜粋してご紹介します。

目次

怒る子育てから抜け出したいママ・パパへ

こんにちは! さっこせんせいです。

実は私も、数年前までどなる子育てをしていたひとりです。
幼稚園教諭・保育士として子どもたちに穏やかに接することはできるのに、自分の子どもの前では感情的になってしまう…。
子どもの寝顔を見ながら「ごめんね」とつぶやく夜が、何度もありました。

そんなとき、言葉を変えることを学びました。

「早くして!」➡「遅れそうで心配だよ」
「何やってんの?」➡「何があったの?」

たったそれだけで、子どもの表情が変わり、そして私自身も変わっていきました。

声かけの引き出しが増えると、気持ちにも余裕が生まれます。そして、怒る以外の関わり方ができるようになり、子育ては少しずつ変わっていきました。

親も子どもも、十人十色。どの声かけがお子さまにピタッと当てはまるかは、試してみないとわかりません。だからこそ『親子でラクになる声かけことば150』(Gakken)では、同じ場面でも、さまざまな角度からの声かけを紹介しています。

ぜひ、あなたとお子さまに合った声かけを見つけてみてください。
本書が子育てのイライラを減らし、親子の笑顔を増やすきっかけになったらうれしいです。

つい言いたくなる言葉を、伝わる言葉に

早く着替えてほしい

「早くして!」「○○しなさい!」。毎日つい口にしてしまう、あの言葉たち。実はちょっと言い換えるだけで、ぐんと伝わりやすくなるんです。

声かけの考え方

ママ・パパはいつも忙しいもの。のんびりマイペースなわが子に「早くしてほしい!」とイライラするのは、当然のことです。

急かすだけでは動いてくれないと、本当は経験から知っているはず。
でも、どう伝えればいいの…? 

そう悩むのも当たり前のことです。だからこそ、子どもがすんなりと動いてくれる声かけを知っておくことが、心の余裕につながります。

焦っていると、つい自分の要望や気持ちだけを押しつけてしまいがちです。

でも、急いでほしいときこそ、いったん立ち止まって子どもをよく見てみましょう。

「今、何をしているのかな」 「本当はどうしたいのかな」。 その気持ちにまで目を向けられると、お互いを尊重した声かけが自然とできて、結果的に子どももスッと動きやすくなります。

①声のトーンを変えて楽しく

「ハ〜ヤク~キガ〜エ〜テ~」

毎日のように言っている言葉をいきなり変えるのは難しいですよね。言葉はそのままで、声のトーンを変えるだけでも、伝わり方がやわらかくなります。わざと棒読みにしてみたり、高い声にしてみたり。言う側も楽しい気持ちになって、イライラとした気持ちを切り替えられます。

②急かすより応援するスタイルに

「フレ〜! フレ〜! 〇〇ちゃん」

「早くして」と急かされると、子どもも気が重くなってしまうもの。でも、応援してもらえると、「よし、急ごう!」という前向きな気持ちが子どもにもわいてきます。

③早くしてほしい理由と気持ちを伝える

「遅れちゃいそうで心配だよ」

「なぜ急ぐのか」、子どもはわかっていないことがほとんど。だから、まずはママ・パパの気持ちを言葉にして伝えましょう。理由が伝わると、子どもも「急がなきゃ」と思えるように。その前に、なぜ子どもに急いでほしいのか、自分の気持ちを見つめてみるのもおすすめです。

④親が先に行動を示す

「ママは〇〇をするね!」

してほしいことは、まずママ・パパがやってみせましょう。その姿を見ると、子どもの「いっしょにやりたい!」に火がつきます。「自分ひとりでやらなきゃ」では、なかなか動けないもの。大好きな人と“いっしょに”が、子どもにはいちばんうれしいのです。

⑤時間の感覚を持たせる

「時計の針が6になったら出かけるよ」

「もうすぐ」「急いで」は、子どもには伝わりにくい言葉です。おすすめは、「時計の針が6になったら」と、目に見える形で時間を示すこと。数字が読めない場合は、時計の数字のところに目印を貼ってもOK。見通しが持てると、子どもは自分から心の準備を始められますよ。

「自分らしい子育て」で大丈夫

私もそうだったのですが、一日の終わりに「今日も怒ってしまった」「もっと違う言い方ができたかも」と振り返っては、落ち込んでしまう日もありますよね…。

でも、どうか忘れないでください。

怒りすぎてしまうのは、それだけ一生懸命、子どもと向き合っている証拠。うまくいかずに悩むのも、関係をよくしたいという優しい親心があるからこそです。

人間はどうしても、できていないところに目が向きやすいもの。だからこそ意識して、できているところに目を向けていきましょう。

理想の親にならなくて大丈夫。怒ってしまう日があっても大丈夫。
あなたらしく、わが子と向き合っていけばいいのです。

子育てに、正解はありません。笑ったり悩んだりしながら、あなたらしい子育てを見つけていってください。

あなたとお子さまの毎日に、たくさんの笑顔とあたたかい時間があふれますように。

親子でラクになる声かけことば150

本書では「まずは〇〇しよう」「〇〇はできてるね」などのシンプルな声かけから、「早くして」→「帰ったら〇〇しよう」などの言いかえまでを一挙紹介!
同じ場面でもいくつもの声かけを紹介しているので、わが子に合った伝えかたがきっと見つかるはず!

東京大学大学院教育学研究科の遠藤利彦教授監修のもと、親しみやすいイラストとともに、今すぐ使える150種類の声かけを掲載。ママ・パパのみならず、子育てに関わるすべての人々におすすめです。

●親子の「あるある」な状況をピックアップ!
「ごはんを食べない!」
「なかなか寝ない!」
「あいさつをしない!」
「ゲームをやめない!」
本書では毎日の生活においてよく見られる、親子の様々なシーン別に使える声かけことばを数多く掲載しています。

●状況にあわせた「適切な声かけ」がわかる
例えば、子どもを待たせたい場面でも、おもちゃなどがある時と何もない時では違うもの。子どもの抱えている状況や、親の思いによってかけるべきことばは変わります。

同じシーンであっても、それぞれの細かな違いに対応した複数の声かけことばを提案することで、子どものイヤイヤ、大人のイライラを解消できる内容になっています。

▼こんな方におすすめ
・子どもに対してついイライラしたり、叱ってしまう方
・子どもを叱ってしまった後で、心を痛めてしまった方
・子どもに対して少しでも優しく、穏やかに接したい方
・自分自身の子育てを振り返り、見直したいと感じている方
・自分自身と子どもとの関係性を楽しい方向に向かわせたい方

【もくじ】
第1章 つい言いたくなる言葉を、伝わる言葉に
第2章 毎日の生活をスムーズにする声かけ
第3章 「自分でやりたい!」「やって!」へのこたえ方
第4章 気持ちに寄り添い、自分で考えさせる声かけ
第5章 優しい気持ちを育てる声かけ
第6章 おでかけ先での「困った」に役立つ声かけ
第7章 きょうだい・ひとりっ子、それぞれへの声かけ

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